明日ありと思う心の仇桜

2008-07-01 人口侵略とは

前のブログで書いた「東アジアは危険がいっぱいで」、兵頭二十八氏の言葉にあった<恐るべき人口侵略という手段>という言葉を引用しましたが、これだけでは説明不足と思われるので、少し長くなりますが引用を追加します。

同じムック中国の日本解体シナリオ」の<中華帝国のニッポン侵略シナリオ>の冒頭の一節です。

「まず客人となり、他人の家の中で勢力を増して、主人になってしまえ」・・・。これが宋代の処世訓をあつめた『三十六計』というテキストにも採録されている、シナ人の「侵略」の基本流儀だ。・・・

そうです。

歴史を振り返れば、チベットその外への中国の浸透と侵略に、上記の法則が完全に当てはまるだけに看過できません。

シナ人を閉めだすことに成功しているのはベトナムモンゴル、といわれるとわかる気がします。

次に、「移民1000万人受け入れ提言」を画策する自民党国家戦略本部(本部長福田首相)の件については、移民問題で大きな教訓を得ているドイツの例を引いて論じている、クライン孝子氏の【正論】を読んでいただきたい。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080624/plc0806240323002-n1.htm

移民問題の政策推進を事実上仕切るのは、中川秀直幹事長と言われており、産経新聞によれば、提言では≪50年後の日本の人口が9000万人を下回るとの人口推計をもとに移民受け入れによる活性化を図る「移民立国」への転換の必要性を強調。移民政策の基本方針を定めた「移民基本法」や「民族差別禁止法」の制定、「移民庁」創設などを盛り込んだ。≫

とまで進められているとあれば、国家の将来にとって暢気に構えていられない、革命的な方向だけに、上記クライン孝子氏の意見は大きな示唆と私は見ています。

私の杞憂である事を願うばかりすが、大局的な視点で安倍内閣以降のアジア情勢の変化を俯瞰すると、東アジアの流れが中国を軸にしたシナリオ【中国共産党日本解放第二期工作要領】通りに動いている気がしてなりません。

ねじれ国会による、わが国の政治的基盤の流動化、軟弱化が顕著になれば、私はアメリカの次期政権次第で、危機的な変化が麻薬の汚染のように、国民に意識させずに浸透してくるような恐れをもっています。