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... 教員採用不正　緊急調査チーム設置　大分県の汚職受け　県教委

07/26-12:43--教員採用不正　緊急調査チーム設置　大分県の汚職受け　県教委

　大分県の教員採用を巡る汚職事件を受け、岡山県教委は２５日、公立学校教員採用試験に関する緊急調査チームを独自に設置した。不正の有無を試験の答案、教育長ら関係者へのヒアリングを基に調べ、８月下旬をめどに結果をまとめる予定。初会合が同日、県教育庁で開かれ、採用業務の担当経験がない総務課、財務課の幹部職員ら７人が出席。リーダーを務める岡野健一教育次長が「教育に対する信頼を早期に回復したい」とあいさつした。この後、非公開となり、関係文書が残っている０８年度教員採用試験で答案約２５００人分を採用結果と照合し、不正の有無を確認する調査方針を決定。また、校長・教頭選考も調べ、過去５年にさかのぼって現旧の教育長や教育次長、教職員課長ら関係者にヒアリングを行うことを決めた。調査結果を８月下旬にまとめ、教育委員会への報告を経て公表する方針。終了後、岡野教育次長は「答案が個人のプライバシーに掛かり、一部非公開とした。説明責任を果たすため、しっかりチェックしたい」と話した。県教委では、少なくとも０４年度以降、県議や国会議員秘書、教育行政ＯＢからの採用試験の合否の問い合わせに対し、結果の郵送後に電話で教えていたことが判明している。