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【海外仰天ニュース】米国の5歳児、保育園を抜け出し800m先のセクシー系レストランへ！

2008年07月27日11時23分 / 提供：Techinsight Japan

米国テキサス州の保育園に通う5歳の男児は、いったいどのようにして園から抜け出すことができたのか。なぜ夕方の交通量の激しい幹線道路を渡り、800mも歩いてセクシー系レストランに入ったのか !?

22日に起きたこの事件（？）はCBS・News8で大きく取り上げられた。たくさんのデントン市民が、夕方買い物に車で寄る大型ショッピング・モールすぐ北に、「イマジネーション・ステーション」というデイケア、いわば保育園は位置している。そこに通う5歳の男の子は、まずは中央分離帯を挟んで片側2車線のダラス・ドライブ通りを慎重に渡り、ガス・ステーションでスナック菓子とジュースを買ったという。夕方とはいえ気温は38度、それでもこの子は歩いた。半マイル先にあるレストランにどうしても行きたかったのだ。

そのお店とは、胸の大きいピチピチギャルが接客することでおなじみのチェーン･レストラン「Hooters」。お店のマネージャー、ブライアン・メイソン氏は、午後5時少し前に入ってきたこの子に付き添い人がいないため通報。店の奥でぬり絵をさせながら警官の到着を待ったが、とにかく交通事故にあわなくて良かったと振り返る。

デイケアの園長デボラ・ピューさんは、その出来事をこのように語っている。「その子はいなくなる直前、職員にトイレに行ってよいかと尋ねており、その後父親が迎えに現れて初めてその子がいなくなったことに気が付いた。　唯一鍵をかけてはならない扉である、火災非常用出口から出たとしか思えない。今回のような出来事は開園以来13年間ではじめてであり、現在は非常用出口にもアラームを設け、トイレ行きも必ず付き添うようにしている」と。

ところが、デントン市警察署のジム・ブライアン氏は、まだ疑問があるためさらに調査しているという。子供が職員にトイレと言い、その数分後に父親が現れたという説明は、「フーターズ」まで歩く時間と合致しないという。一方、保護者らは同ニュースのインタビューに、デボラさんはとても子供好きで神経の行き届いた女性であるとし、デイケアの釈明を信頼すると語った。

だが同デイケアは、ここ2年間で少なくとも8回の違反行為があり、3ヶ月から5ヶ月に1度の頻度で州から注意を受けていたこと、そしてこのうちふたつは監督不行き届きとして、最近では4月に注意を受けていたことも今回明らかになった。警察は、州の有資格保育士らとともにこの事件について調査を進め、同デイケアについての対処を検討したいとしている。

警察や保育士らの注目がデイケアからの幼児の脱出であるのに対し、世間は「危険を冒してでも向かった先がフーターズ」であったことも見逃していない。ちなみにその子は、もうその出来事以来、デイケアには顔を見せていないという。