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高校生の保健室登校、5年間で2倍に
このニュースのトピックス:学校教育
学校に来ても教室に行かずに保健室で過ごす「保健室登校」を続ける公立高校の生徒の割合は、平成18年度で1000人当たり2・8人となり、5年間で2倍に増えたことが、日本学校保健会による保健室の利用実態調査で明らかになった。公立小中学校でも保健室登校の割合が増加。友人関係の悩みなどを抱えているケースが多いという。
調査は文科省の委託で、今回は18年10月、公立の小中高校計約1100校を対象に利用実態を調べた。
調査結果によると、13年度に高校で保健室登校していた生徒は1000人当たり1・4人だったが、18年度は2・8人。中学校も5・6人から6・6人、小学校も1・2人から2・0人へとそれぞれ増加した。
性別で比較すると、小1で男子が女子を上回った以外は、小2から高3までいずれの学年も女子の方が男子の2〜3倍だった。