2008年7月26日 19時12分更新
チェーンソーを使って丸太を削り、動物や魚などの作品を彫り上げる大会が、岡山県津山市で開かれています。
この大会は、地元の愛好家グループが全国に呼びかけて開いたもので、津山市加茂町の公園には県内をはじめ山形や千葉、それに大分などから24人が集まりました。
26日は、1時間で丸太を削って作品に仕上げるクイックカービングと呼ばれる競技が行われ、参加者たちは、大きな音を響かせながら愛用のチェーンソーを巧みに操っていました。
そして長さ1メートルほどの杉の丸太から、フクロウやクマ、それにワシや不動明王などを彫り出していました。
出来上がった作品は、さっそく会場でオークションにかけられ、最も高い値をつけた人の手にわたっていました。
この大会は、27日も開かれ、じっくりと時間をかけて作品を彫り上げる「メーンカービング」で技を競います。