教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
そんなの「教育熱心」じゃない!
[2008年07月26日(土) ]

<今日の事後ネタ>
Q.先週末の全英オープンを最後まで湧かせ、3位タイに入った53歳のプロゴルファーは?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

全く面識のない方を襲う通り魔事件、単なる嫌がらせ目的でとんでもないことをネット上に書き込む偽計業務妨害…
憤りを感じ、出てくる言葉が「情けない…」としか言いようのない事件が最近多いような気がするのは、きっと僕だけではなく読者のみなさんも、でしょう。

テレビを見ていると、容疑者の家庭を知る人が語ります。

「教育熱心な親御さんだったのに…」


「教育熱心」

この言葉を何か、違うように使用していませんか?
この言葉を何か、違うように受け止めていませんか?


100%相手の立場になって、
100%相手の成長を考えて、

自分に出来ることをする。
それで自分がとても幸せと感じる。



これが「教育熱心」という言葉の定義のハズです。


付きっ切りで勉強の面倒を見てあげること、
偏差値の高い学校に合格させるだけのために塾へ通わせること、
お友達の遊びの誘いを「この子は今から勉強があるから…」と断ること、

そんなの「教育熱心」なんていいません。
自らのエゴを子どもにぶつけているだけの、むしろ教育の放棄です。


僕が子どもの頃も、「自分の見栄」のために子どもに学歴をつけさせることを好む保護者の方もいました。
「うちの子は昨日もテスト100点で…」
そんな会話をする方、古今東西いらっしゃるでしょう。

ただこんな方はまだいい(!?)んです。見栄とハッキリわかるので。
そして多分、本人も見栄と気づいていますので。

やっかいなのは、
本人は「子どものため」と思っていて、
単なる「過干渉」に転化していて、
全然「子どものため」になっていない、
見かけ「教育熱心」の保護者の方でしょう。
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ネット業界の人は純粋!?
[2008年07月25日(金) ]

<今日の事後ネタ>
Q.梅雨明け。真夏日が連日のように続いています。さて、「真夏日」の定義は?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

Web周りの無形の知識について、いろんなことを教えて頂いている、僕のインターネットの師匠的存在(と勝手に思っている)の伊地知晋一さん。
昨日は彼と、これまたZ会パルティオゼットを作るときにいろいろアドバイスを頂いたビートコミュニケーションの村井亮社長と3人で情報交換会、というかただ呑んでいただけ

ちょっと話題になったのが、「Web業界の人には純粋な人が多いよね」ってことです。
だから僕にしても、いわゆる機械オンチでしたけど、教育を突き詰めたいと思ってWebという道具を選び、情報を仕入れているうちに人間関係ができ、その関係性にとっても気持ちよいと思っているから、Webでの仕事が苦じゃないのかもしれません。

「Web業界の人は“未来は明るい”と思っている人が多いんですよ。逆に、ではないとやっていけないですね、こんな激しい業界(苦笑)」

と、2人のうちのどちらかがおっしゃいました。
なるほど、未来は明るい、と思っている人が多いのであれば、純粋な人が多いのも頷けます。


僕が知っている(知人から呑んだことある人まで)Web業界の方をつらつら思い返すと…

はてなの近藤社長。ものすごく純粋、ものすごく前向き、好奇心大大大旺盛。
mixiの笠原社長。歓楽的な遊びには興味なさそうで、会話しているとものすごくクレバーな感じ。昔の恩義を忘れないところもあります。
サイボウズの青野社長。純粋で誠実な方。「誠実」を人物にするとこんな方になるんだろう、という方。

サーバーエージェントの藤田晋社長。いわゆる社長の風格もものすごくあり(当然ですけど)、ちょっと近づきにくい雰囲気がありますけど、書籍で書かれていること、ブログで書かれていること、すべてから「純朴」なところが伺い知れます。
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セミナー告知!
[2008年07月24日(木) ]

僕が対談相手を務めるセミナーの告知です!
※今電車の中なので取り急ぎこれだけ!!

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こんにちは。@nbc東京支部事務局です。

夏本番、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

「勝手広告」をご存知ですか?
その名の通り、企業や広告主の指示なく、個人が「勝手に」作ったコマーシャルのことです。

まずはこちらをご覧ください。
http://jp.youtube.com/watch?v=0BGNbiU2IJk
(音が出ますので、ご注意を)

人気タレントがでてくるわけでもなく、撮影費用も多くはかけられない個人制作のCMながら、その斬新なアイデア、直球勝負のストレートな訴求力が、見る者を惹きつけます。次世代の広告として、いま多くの業界に注目を集めている「勝手広告」。

もはや「勝手広告」が普通になっているアメリカでは、勝手に作ったマクドナルドの広告(ケチャップ&マヨネーズと連呼する)が、正式広告として採用されたそうです。
http://jp.youtube.com/watch?v=XSZ6k3QIsAk
(こちらも音が出ます)


さて今回は、勝手広告のクリエイターとして、YouTube主催の媒体社向け特別セミナーなどにご登壇し、6月末にはTV東京系の番組「うぇぶたま3」にて特集された神酒大亮氏をお迎えして、制作の裏側や勝手広告の可能性、企業での取組み等についてお話を伺えることになりました。
http://jp.youtube.com/user/000521
特別ゲストとして、上の「ヤマト運輸」の動画広告で豪速球を投じている女性、磯田彩さんも登場!

上記のサイトに掲載されている「勝手広告 Z会 女子高生編」でも、神酒氏が第三者的視点でZ会を「勝手に語っている」ところがおもしろいですね。


今回は、@nbc役員の寺西氏(Z会)が、制作者神酒氏に鋭く切り込む対話型の勉強会。神酒氏がTVで取り上げられた「うぇぶたま3」では、Z会の勝手広告が大々的に特集。そのときの裏話なども語っていただく予定です。

たくさんの方の参加をお待ちしております。


開催要領は、以下のとおりです。


【開催要領】----------------------------------------------------------

<基本情報>
■日時
8月28日(木) 18:30-20:00

■講師
神酒大亮氏 (+磯田彩氏)

株式会社ムービーインパクト代表。1975年熊本生まれ。現代写実絵画を学び、広島市立大学大学院芸術学研究科修了後、映像作家と して東京を拠点に活動中。

美しい映像と確かな物語力で映画賞を多数受賞。2005年の長編映画「横川サスペンス」では、広島の映画館「横川シネマ!!」の最高観客動員数を更新した気鋭の映画監督としての顔も持つ。


■テーマ
・なぜ「勝手広告」をやろうと思ったか
・神酒氏の考える「勝手広告」の姿勢
・「勝手広告」をはじめてこんなビジネスにつながった!
・海外の「勝手広告」の事例
・TV東京系「うぇぶたま3」におけるZ会勝手広告の裏話

  など

■場所
ニフティ株式会社 6階セミナールーム
東京都品川区南大井6-26-1  大森ベルポートA館

■地図
http://www.nifty.co.jp/company/access.htm
JR大森駅より徒歩約5分

■参加費
一般2,000円、学生1,000円

■人数
会場の都合上、先着50名様まで。
申込者多数の場合は先着とさせていただきますので、ご了承ください。

■お申し込み
氏名、所属、役職をご記入の上、 nbct@nifty.com(@を半角に変えてください)までご連絡ください。
折り返し確認のメールを差し上げます。

■担当 @NBC事務局 浜屋

読者から過去を思い出す(感謝!)
[2008年07月23日(水) ]

<今日の事後ネタ>
Q.新宿で新装オープンしたシネコン「新宿ピカデリー」。超VIP席のお値段は2人でおいくら?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

ブログの管理画面からは一部、「どのページから僕のブログにやってきたか」が把握できるのですが、今日、こちらのブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/yotayotaahiru/diary/200802060000/
からの来訪者がいらっしゃいました。

そういえば2月頃、タマタマ僕のブログを御覧頂き、コメント上で「よたよたあひる」さんと交流したなあ、と、ふっと思い出しました。
最近は教育そのもののお仕事よりも、Web関係のリテラシーを蓄えつつマーケティングをするお仕事の方が多かったので、僕の心の中にあってしばらく表出していなかった「教育マインド」を思い出させてくれました。

ブログを書き続けている効用でもありますし、よたよたあひるさんが取り上げてくれなかったら生まれなかった交流でもありますから、書き込んで頂いたことには本当に感謝です。
加えて、過去のこういう記事を見ることは

「そのときの自分」

を振り返り、「今」しか見ていないために忘れかけていた「昔の“その瞬間”の自分自身」を蘇らせ、「今」の拘泥から解き放ってくれる部分があります。


今日も4、5時間くらい、教育を離れ、システム関係、Web関係のお話を延々と。
決して僕は、システム関係の話、強くないんですよね。好きか嫌いかと聞かれても、嫌いな領域です。
でも、Webをやる上でシステムの話も分からないと進められない部分もあります(Webとシステムの話はぜーーーーーんぜん違いますからね!)。だから勉強し、話をし、議論もします。
そして、何でWeb関係の仕事を追及しているか、というと、昨日のブログでも言及したように、すべては僕自身の突き詰めたい「教育」のためなんです。

しかし、Webやシステムの知識についていくので精一杯で、「教育」についての知見をためるのが疎かになったり、ためたものをアウトプットする技術(でもいいましょうか)が陳腐化したり、ということもあります。
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教育、マーケティング、Web。
[2008年07月22日(火) ]

<今日の事後ネタ>
Q.住宅用アルミサッシの三協・立山ホールディングスと新日軽が経営統合し、業界2位に浮上することが先日明らかに。この業界の1位の企業は?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

日本一のSNS、mixiの中で、僕は「テラ@教育×Web」というニックネームで活動していました。
昨日これを「テラ@教育×MW」に変えました。
※まだ仮称のような気がしますけど。。。


教育ー
将来のことを考える中で、出会い、僕を虜にしたこの2文字。
社会を良くするんだ!みたいな大仰な気負いもなく、なんか今、自分がやっている活動が、少しでも社会が良くなるのに貢献できればいいなー
そんな人生を歩んでいるだけで幸せだなー
大分長い間、そう感じています。

しかし、相手に対し、教える、育む、という行為を行うには、「場」が必要です。
公教育であれば、それは「学校」という場所になります。
「家庭」そのものも「家庭教育」の場。
私教育であれば、まさしく塾。

僕はそういう、限定された空間ではなく、遠く離れた人でも、求めがあれば教えられるツールを選びました。それが「通信教育」、Z会です。
そして、仕事をやりながら出会った「Web」という世界は、僕の望みにピッタリはまったものでした。
パソコンで何か作業をする(こうしてブラインドタッチしたりすることも)ことは学生時代大嫌いだったんですけど、Webの世界で自らのやりたいことができることにいつしか気づき、Webを勉強するとともに、パソコンも「使える方」になってきました。

教育×Web。教育もプロ、Webもプロ。そんな人間を目指していました。
しかし、それだけでは飽き足らなくなりました。
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「ないものねだり」かそうではないか!?
[2008年07月21日(月) ]

<今日の事後ネタ>
Q.「バスクリン」で有名な「ツムラ」。「バスクリン」を扱っている子会社を売却するようですが、「ツムラ」はそのそも、どんな製品の販売に強い?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

18日の時事通信社の記事に下記のようなものがありました。


===(ここから引用)===

最低生活費、月23万円=首都圏の独身男性−民間調査機関

首都圏で独身の若者が自立した最低限の生活を送るには、月23万2658円(25歳男性モデル)必要−。民間調査機関の労働運動総合研究所が18日、こんな試算を発表した。この生計費を賄うには時給1339円が必要だが、実際の東京都の最低賃金(2007年度739円)では600円足りない計算だ。 

===(引用終わり)===


最低賃金で足りない(だから自治体は上げるべきだろう)、のような匂いを感じる記事ですね。。。
※もっともマスコミ側は「いや、事実だけ述べているだけじゃないですか(決して世論誘導ではない)」と話すでしょうけど…。
こういう「“揚げ足取りに対抗する”ことだけを考えて、キャッチーな論を積極的に書く」行為自体が、記事の価値をさらに下げていること、ネット住民を中心に気づいている人、多くなっているのではないでしょうかね。


労働総合研究所も、最低賃金の保障をデカデカとHPに書いています。
http://www.yuiyuidori.net/soken/


最低賃金が高くなることは悪いことではないでしょうが、最低賃金の保障を主張するなら、反面

「1,000円の時給をもらうに足る人材育成のための教育」

をあわせて主張するべきですね。
そして、主張が世論を巻き込もうという「強い主張」レベルになるのであれば、この人材教育も含めて(労働総研さんが)やらなきゃいけない、という「強い意志」も持ち合わせて欲しいと思います。


国や政府がやるのは教育そのものではなく、その教育が滞りなく執行されるための仕組みづくりにすぎません。
もっとも、その仕組みが十分か、というと、GDPの教育費配分比率から考えると、諸外国から比べて少ない現実を見ても、まだまだ十分じゃないでしょうが…
それと実際の教育とは別に考えないと、(国や政府を責めるにしても)全く説得力が発揮されません。
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フランチャイジーに環境対策の報酬を!
[2008年07月20日(日) ]

<今日の事後ネタ>
Q.ベルギーのビール大手、インベブが、アメリカの大手アンハイザー・ブッシュを買収しました。アンハイザー・ブッシュの代表銘柄といえば?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

昨日、会社帰り(徒歩通勤です^^)近くのコンビニで買い物しました。
自宅から徒歩約10分のところです。
フランクフルトのみ購入、夜食の代わりに。
店員さん、紙袋に入れ、その上からレジ袋を…としようとしたんですが、

「あ、いいですよ、そのままで」

僕にとってはずっと昔から続けている行為です。
今では無理して「環境対策してるんだー」みたいな意識もなく、極めて自然な流れの中の普通の行為となっています。


一方、僕の前に、10代と見える青年(高校生かな)が2人、僕と同じようにフランクを購入しました。
1人はコーヒー缶も一緒に。

最初の人のフランクがレジ袋に納められ、
次の人のフランクもレジ袋に。
コーヒー缶まで別のレジ袋に。

僕が紙袋に包められたフランク片手にレジを出ると、自転車の上でフランクを食べている2人の青年。自転車のかごにはすでに空となったレジ袋ー。


周りの人に迷惑をかけていない、という点ではマナー違反ではありませんが、地球環境に対するマナー違反ですね。
とはいえ、この青年に“怒り”とか、そういう気持ちは湧きません。
彼らの中でそうするのが自然の行為となっているだけで、多分「レジ袋をあえてもらわない」という行動が自然にできない、意識しても「かなり強い意識」になければできないーというだけですから、きっと。

意識下におき、行動させるのは、「教育」の役割です。
一方で、並行して、環境行動を起こす「仕組み」づくりに、レジ袋提供側〜今回はコンビニ側〜も貢献できること、たくさん、たくさんあると思うんです。


たとえば。
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船井総研さんで講演します。
[2008年07月19日(土) ]

<今日の事後ネタ>
Q.大相撲名古屋場所。初日に朝青龍を破り、続いて2大関を撃破した小結の力士は?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

昨日のブログを先ほど書き上げ連続投稿。
今日は超重い企画書も1本仕上げまして…
1週間で企画書2本、出張2日。疲労困憊(肉体的に)。
精神的にはまだまだ充実してますので良いのですけどね。


さて、なぜか僕が、こんなセミナーの講師に招かれまして。

通信教育事業で年商10億円の会社になる方法セミナー(船井総研)

僕が教えてほしい、頑張るから、自分で起業して


僕はZ会でやってきた教育とWeb展開について語ればいい、とのことなので、いわゆる「儲かる」コツみたいなものは、船井総研さんの2人のコンサルタントさんに譲ります。
ただ、これだけ多くの費用を頂戴する以上、それなりの責任と、それなりのことを話さなきゃいけませんね。

今回の件を引き受けたのは、そういうプレッシャーに自分を追い込むところにもあります。
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15年前の恩返し。
[2008年07月18日(金) ]

<今日の事後ネタ>
Q.先週末の女子ゴルフ明治チョコレート・カップで優勝し、生涯獲得賞金が初めて10億円を突破したゴルファーは?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

先に阪本啓一さんのブログに書かれてしまいました。
http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=3002&pg=20080717

昨日は会社から午後休みを頂戴し、いろいろ東京で「出会い」のコーディネート。
気持ちの良い方が、無理なく、僕をキッカケに出会ってくれるのは、たまらなく好きです。
キッカケが生まれた後はお互いの関係、お互いの相性でどれだけでも発展するんですけど、キッカケがなければゼロはゼロのまま。

ゼロをゼロでなくするのが、ほんとに好きです。
皆さんの出会いによって新たな社会的価値を生み出す活動につながる場合もありますから。
このブログで書いた例なんてまさしくそう。
しかし、頑張ってますねぇ、べにぢょ。
※べにぢょのおかげでこのブログの来訪者も増えたし、貴重な出会いもあったし、ほんとに感謝してますよ、べにぢょ


話を戻して。
阪本啓一さんのブログにも書かれていますが、17日、ずーーーっと前から一度お目にかかりたかった、ザ・リッツ・カールトンの日本支社長、高野登さんと会食するという僥倖に恵まれまして。
ご紹介してくれた品川女子学院の漆紫穂子校長には「感謝」と言う言葉では片付けられないくらい感謝、感謝です。


去年の4月、妻と、お腹の中にいた子どもと一緒の最後のお出かけが、できたばかりのザ・リッツ・カールトン東京に宿泊。
そのときの経験を、社長を前に直接語ることができるなんて、なんて幸せ者。


そしてこの日のもう一つの幸せは、お世話になった大学時代の先輩に、少しだけ恩返しできたこと。
阪本さんのブログにある

IBM戦略コンサルティングサービス・シニアコンサルタント 田中博之さん

僕の大学時代、大変お世話になったサークルの先輩なのです。
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企画書の書き方:雑考
[2008年07月17日(木) ]

<今日の事後ネタ>
Q.6日に明らかになった、「Dragon Ash」のボーカル降谷建志さんとタレントのMEGUMIさんとの結婚。降矢さんの父といえば?

第1回社会起業支援サミット2008が7月30日(水)、早大で!

7月15日以降、半月で4本。
これが今、僕の抱えている(&すでに書き上げた)企画書の本数です。
過去、企画書を何度も書いてきた感覚からすると

超重たいもの:1本
重たいもの:1本
フツウ:1本
軽め:1本

くらいの感じですね。
※ちなみに今、Z会高校部門の学習相談サービス部署立ち上げのキッカケとなった企画書や上申書は、僕が入社3、4年目に書いたものなのです、フフフフフ…。

で、今日は「超重たいもの」を朝から書いていたので(久々に7時30分より前に出社しました)、文章が途中で止まり行き詰ったり、頭が働かなくなったり…いろいろですよ、いろいろ(苦笑)。
もちろんルーチンも普段どおりありますので、短期的に7月は、かなりハードな毎日となっています。
※企画する=やりたいことをやるキッカケになる、ということですから、広く見ると精神的には辛くないんですけど、「企画書を書く」こと自体は辛いですねぇ(苦笑)。


さて、学生さんや、若手社会人の方には

「企画書ってどう書けばいいの?」

と思われている方、多いと思います。僕もそう思っていました。

けれど正直、決まりきった「書き方」なんてないです(日付や所属を必ず入れる、など、気をつける点、というのはありますが)。

加えて、「思う」のはいいですが、この言葉がダイレクトに「人に聞く」シチュエーションで出てくるような方は、まずは遮二無二、企画書を書くという行為を行うことで、いろいろ感じることが先じゃないかな、と思います。


企画書で大切なのは、提案者の「熱意」が感じられること。
これは言うまでもないでしょう。
人から言われて、とか、「うちの部署の仕事だしなー(だから仕方ない)」「プロジェクトの担当だしなー(だから仕方ない)」とか言った心境で書かれた企画書なんて、伝わってくるものがありませんから。

ですが、学生や若手社会人の皆さんの多くが「わかっていない」こと。
それは「自分の思いのたけをぶつけることが企画書だ」しか思っていないことですね。

相手に伝わる、それが本当の熱意です。
だから企画書は、発表する相手を想定して、相手の分かる言語で、言葉遣いで、起承転結で、書かなければいけないんです。

(だから「企画書の書き方」などという決まりきったものはない、ということですね)
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