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働く気ゼロ!?タクシー運転手の働かない事情とは!?


meta-creation_date: 07/26/2008 03:00:00

働かないタクシー運転手たちの実情働かないタクシー運転手たちの実情
お眠り運転手(ペナン島)


「眠ってて乗せてくれない!」そう語るのは、マレーシアのペナン島に観光に行ったという東京都港区在住の高橋綾子さん(23歳)。なんでも、ペナン島の観光をしようとタクシーやトライショー(自転車タクシー)の運転手に声をかけようと思ったが、ほとんどの運転手が熟睡。起きている運転手に声をかけても、「タクシーメーターは使わない。交渉して値段を決めているから、アンタが行きたいところまでは20リンギット(600円)だな」と、本来は10リンギットなのにボッタク価格を提示されてしまうという。



「ボッタくる方よりボッタくられた方が悪い」という言葉があるように、その価格で承諾してしまった本人にも非がある。それがいやだからマトモなタクシーに乗りたいのに、ペナン島のタクシーやトライショーの運転手は熟睡していることが多く、結局は悪徳運転手の餌食になってしまうという悪循環が成り立っている(ボッタくる運転手はなぜかあまり寝ていない)。





しかし、ペナン島でタクシー運転手をしているマカチさん(47歳)はこう語る。「運転手が寝るのは仕方ないんですよ。特にトライショーの運転手は炎天下のなか自転車をこいでるわけだし、休憩中もトライショーが見えるところにいないといけないから、冷房が効いた喫茶店なんかに入れない。っていうか、喫茶店に入る金あったらトライショーなんてこいでないですけどね。だから、昼寝をして体力を温存したり回復させないと、ブッ倒れちまうんですよ」。





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なるほど。しかし、熟睡していては商売あがったりでは? そのことに対して同氏は「地元民は5リンギットのところでも、観光客は10〜20リンギット出してくれますからね。1日ひとりの観光客を乗せれば、ぶっちゃけ生きていくことはできます」と、その商売の実情を語ってくれた。つまり、ひとり乗せたら昼寝をし、疲れたら昼寝をし、炎天下になったら昼寝をしているわけだ。



我々は観光客である前に、ひとりの人間である。タクシー運転手たちの生活のこと、健康のことを考えれば、たとえ熟睡していてもそれを“怠惰なこと”とは言うことはできまい。タクシー運転手たちの熟睡風景、それもペナン島の味として楽しむくらいの心持ちで旅をしたいところだ。



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記者:東方乗助



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