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サブプライムで資産価値下落、国民年金も「米国買い」

 サブプライム問題の後遺症で米金融機関の資産価値が下落する中、韓国投資公社(KIC)、韓国資産管理公社(KAMCO)に続き、国民年金公団も米金融機関の株式取得に動く計画だ。

 25日付英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、国民年金公団は投資先を多角化するため、米国など外国の大型投資銀行の株式取得に向け、協議を進めていると報じた。

 朴海春(パク・ヘチュン)国民年金公団理事長はインタビューに対し、「数社と話が進んでいる。今年1月に韓国投資公社が米メリルリンチの優先株20億ドル(約2160億円)相当を取得したのと似た方式の投資を希望している」と語った。朴理事長は海外投資だけでなく、国内ではウリ金融グループの株式取得にも関心を示した。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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