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小型機墜落:救助の3人中1人が重体 長崎空港沖の大村湾

海面に浮く小型機の主翼部分と思われる残骸=長崎空港沖で2008年7月26日午後7時19分、本社ヘリから田中雅之撮影
海面に浮く小型機の主翼部分と思われる残骸=長崎空港沖で2008年7月26日午後7時19分、本社ヘリから田中雅之撮影

 26日午後5時半ごろ、長崎県大村市の長崎空港北側沖約300メートルの大村湾に小型機が墜落した。乗っていた3人は救助されたが、1人が意識不明の重体、2人は軽傷。

 乗っていたのは▽同機所有者の佐賀県上峰町堤、歯科医、古賀悦郎さん(59)▽佐賀市駅前中央3、歯科技工士、諸隈勤さん(65)▽佐賀県多久市、自営業、原口賢介さん(54)。原口さんが意識不明の重体。

 長崎県警大村署などによると同機は同日午後4時ごろ、佐賀空港から長崎空港に着陸。約1時間半後の同5時21分に長崎空港を離陸した。レジャー目的での飛行だった。

 小型機は離陸直後右に旋回し、数分後には海上に墜落。3人全員が岸に向かって泳ぎ、1人は海上自衛隊のモータボートに救助され、他の2人は岸近くで消防署員が泳いで救助したという。機体は墜落後にすぐに沈んだ。

 同署によると、乗員の1人は「離陸直後に機内に煙が入ってきたため、引き返そうとしたが墜落した」と話している。小型機はフランス製単発プロペラ機の「ソカタ式TB10型」(4人乗り、全長7.63メートル、全幅9.76メートル、高さ3.2メートル)。

毎日新聞 2008年7月26日 20時47分(最終更新 7月26日 21時47分)

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