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[東国原知事]交際費から、みのもんた氏らへ花料金支出

 宮崎県の東国原英夫知事が昨年、知事交際費からタレントのラサール石井氏演出の舞台や、みのもんた氏のアナウンサー生活40周年祝賀会、建築家・故黒川紀章氏の社葬の計3件で花を贈り、料金計5万9640円を支出していた。知事は「県のPRのため」などと説明したが「際限がなくなるので、今後はやめようと思う」と話している。

 石井氏の劇は、同県日南市にあった飫肥藩が舞台のコメディー風時代劇。東京都内で昨年2月に開演。知事によると、旧知の石井氏から来場を依頼され、花(2万1630円)を贈った。上京した昨年2月11日に公務で劇場を表敬した。

 みのもんた氏への花(2万1630円)は昨年5月25日、都内のホテルの祝賀会場に贈った。知事は公務で出席できなかった。県秘書広報課によると、花代は、県がPRのために持ち込んだ県産焼酎を会場に置くことを条件に支出したという。焼酎は複数銘柄の9本(計1万8086円)を県が購入し、主催者側に無償提供した。

 昨年11月15日には、都内での黒川氏の社葬に供花(1万6380円)を贈り、県東京事務所員が知事代理で参列した。黒川氏は07年の参院選で、自身が党首の共生新党の候補者応援に来県した。知事は「(この際に)県内の観光開発に取り組む意向を話されていた」と供花の理由を説明した。

 知事は毎日新聞の取材に対し、3件の花代は「返還も考えたが、私から返すと県への寄付行為になり、公職選挙法(寄付行為の禁止)上も望ましくない。県民には(宣伝の趣旨を)理解いただいているのではないか」と述べた。今後、同様の花の贈呈は「私個人(の費用)で対応させてもらう」と話した。

 東国原知事の交際費は昨年1月の就任後、今年6月までに計151万9290円。県の基準では、相手先は「県政の円滑な推進に役立つと認められる個人・団体」などとし、香典や祝い金などを支出している。相手名や金額は県庁ホームページで公開している。

 ◇財政改革と矛盾

 ▽金丸浩成みやざき・市民オンブズマン代表 9000億円の県債残高を抱える県の財政改革を訴えながら、公費でこのような花代を出すのは矛盾している。ポケットマネーで出すのが常識だろう。

 ◇県民納得のあれば

 ▽有馬晋作宮崎公立大教授(地方自治論) メディア効果を意識して関係者との良好な付き合いを維持する目的なら、交際費からの支出もあり得る方法ではないか。県民が納得するかどうかだと思う。


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