上海行き2便、引き返す 中国軍事演習の影響か日航によると26日、同社の上海行き2便が、中国当局の管制措置で着陸のめどが立たないため、出発空港に引き返した。成田国際空港会社などによると、上海の空港周辺であった軍事演習の影響の可能性があるという。 引き返したのは、午前9時50分成田発の791便と、同10時29分関西発の793便のボーイング767。折り返し便も欠航し、乗客計約600人は振り替え輸送や払い戻しなどの対応を受けた。上海行きは午後も大幅な遅れが続いた。 日航によると、両便の出発前に中部空港を出発した613便が上海浦東空港への着陸許可が出ずいったん福岡に引き返し、約3時間遅れで上海に到着したトラブルがあり、九州上空を飛行中の791、793両便の引き返しを決めた。 関係者によると、中国の軍事演習に伴うとみられる急な着陸・飛行制限は年に数回あるといい「北京五輪直前に起きるのは残念」と話している。
【共同通信】
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