都立小石川中等教育学校(文京区本駒込2、栗原卯田子校長)で11日、毎日新聞社会部の三木陽介記者が「新聞記者という仕事」の題で講演した。1年の全生徒約160人が熱心に耳を傾けた。
三木記者は11日の朝刊を示しながら紙面の製作過程などを説明。さらに東京・秋葉原の殺傷事件や岩手・宮城内陸地震での取材体験を語った。
生徒は講演を聴いた後、地震の崩落現場の写真を基に記事を書くことにも挑戦。「グランドキャニオンのようだ」「ガードレールが白いテープのように垂れ下がっている」「地層がむき出しになっている」と表現力に富んだ文章を書いた。
毎日新聞 2008年7月12日 地方版