フッキ 6日にも東京V復帰初陣
昨季は期限付き移籍先の東京VでJ1昇格に貢献したフッキ
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川崎Fを電撃退団したブラジル人FWフッキ(21)の東京V入りが決定的となった。早ければ、1日にもチームに合流する。Jリーグへの登録が済めば、6日の神戸戦(ホムスタ)から出場が可能になる。フッキは東京Vに期限付き移籍していた昨季、J2タイ記録の37得点を挙げJ1昇格に貢献。今季から川崎Fに復帰したが、起用法への不満から3月26日に退団が決定していた。
超人ストライカーが再び東京Vに戻ってくる。2年ぶりに復帰した川崎Fを起用法の不満からリーグ戦わずか2試合で電撃退団。その後の移籍先決定も電撃的だった。
代理人のテオ・コンスタンチン氏は31日、精力的に動いた。まず午後2時前に東京Vを訪問。30分ほどでクラブハウスを去ると、川崎Fのクラブハウスに直行した。そして幹部との話し合いを終えると、再び東京VへとUターン。今度は日がとっぷり暮れるまで1時間半じっくり話し合った。
この日2度目の東京Vとの話し合いを終えたテオ氏は「ヴェルディは難しい。90%無理だと思ってる」と発言。欧州の移籍市場が開く7月まで待ってスペイン移籍を考えていることを強調した。だが、その言葉とは裏腹に交渉は順調そのもの。川崎F幹部は「フッキ本人が日本でやりたいと言っている。Jなら東京Vしかない」とし、連日テオ氏と会談してきた東京Vの田中尚雅強化本部長も「障害が少しずつなくなりつつある。まだ発表できることは何もないが、そんなにお待ちいただかなくてもいいようにします」と笑顔で決着が近いことをにおわせた。
退団当初は21歳の若者らしく落ち込んでいたというフッキもすでに心身ともに回復。テオ氏は「あしたにでも練習して1週間後の試合に出られる体の準備はしてある」と話し、1日にも東京Vの練習に合流する見込みだ。早ければ6日の神戸戦から出場が可能。川崎Fでは3月15日の神戸戦で途中出場を命じられたことが退団のきっかけになったが、くしくも同じスタジアムで同じ相手と行う試合がフッキの復帰戦となる可能性が高い。
[ 2008年04月01日 ]
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