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竹島だけじゃない!こんなに変わった「歴史教科書」

 中学校の新学習指導要領解説書が初めて竹島の領土問題に触れ、韓国側の反発を招いている。駐日大使を召還したり、全国の自治体で企画されていた日韓交流イベントを相次いでキャンセルするなど騒ぎは拡大。シンガポールで開催中の東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)にも竹島問題が影を落としている。

 ただ、竹島にかぎらず、歴史教科書の記述がけっこう変わっていることをご存じか?

 例えば鎌倉幕府の成立年。語呂合わせで「いい国つくろう」と覚えたものだが、今では諸説が入り乱れ、「1192年に成立」は少数派。1185年と書かれている教科書もある。

 また、「源頼朝像」とされていた有名な肖像画も別人ということが分かり、教科書から消えてしまった。旧1万円札に使われた聖徳太子の肖像画も別人の可能性が高まって掲載されなくなった。呼び名も聖徳太子ではなく「厩戸(うまやど)皇子」が一般的になっている。

 なぜこんなにコロコロ変わるのか。今週発売された「いつのまにか変わってる地理・歴史の教科書」(毎日コミュニケーションズ)の担当者がこう説明する。

「過去の歴史的事実は変わらないと思いがちですが、研究が進んだり、新しい発見があれば事実や名称が変更されます。我々は日本最古の鋳造貨幣は『和銅開珎』と習いましたが、より古い硬貨が99年に発見されたため、現在では『富本銭(ふほんせん)』が最古と教科書に書かれている。習った年代によって、知識のジェネレーションギャップが生じています」

 645年の「大化の改新」は「乙巳(いつし)の変」で、江戸幕府がキリスト教徒を見つけるために行ったのは「踏み絵」から「絵踏(えぶみ)」に変更。「百済」の読み方も「くだら」から「ペクチェ」に変わっているという。

 子どもの夏休みの宿題を見てやる予定のオトーサンは、「違うよ!」とバカにされないように予習しておくべし。親父の沽券(こけん)ばかりは時代とともに失うわけにいかない。

【2008年7月23日掲載】


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