今週のお役立ち情報
[カンタス]乗客「マスク装着に必死」 機体穴にショック
2008年07月26日08時11分 提供:毎日新聞
【マニラ矢野純一】25日、飛行中のカンタス航空ボーイング747の機体に大きな穴が開き、マニラ国際空港に緊急着陸した事故は、穴から機内の空気が抜け、一歩間違えば墜落などの大惨事につながるところだった。「ドンという大きな音がした後、酸素マスクが下りてきた」。乗客は事故当時の状況を生々しく振り返った。 乗客はマニラへの緊急着陸後、市内のホテルに移動した。医学生のリンダ・ペニークックさんは毎日新聞の取材に、「穴の開いたすぐ近くの席に座っていた。ドンという音の後、空気が流れる音がした。下りてきた酸素マスクを付けるのに必死で、怖いと感じる余裕もなかったが、飛行機が着陸後、床に縦20センチ、横60センチくらいの割れ目ができ、外の光が見えて急に怖くなった」と話した。 85年の日本航空123便事故では、ボーイング社の修理ミスから後部の圧力隔壁が破断して空気が噴き出し、機体を破壊して墜落につながった。 今回も破損の部位によっては、機体の空中分解や、壊れた機体の破片がエンジンに吸い込まれて火災を起こすなど、危険な状態に陥る可能性があった。 客室内では、携帯用の酸素マスクをつけた乗員が手分けして乗客一人一人に声をかけてくれたため、悲鳴を上げたりパニックに陥る乗客はいなかったという。会社員のニール・ウォルシュさんは「機内では恐怖を感じなかったが、緊急着陸後、ホテルでテレビのニュースを見て機体の損傷を知り、本当に恐ろしくなった」と、興奮した様子で話した。 ▽加藤寛一郎・東大名誉教授(飛行力学)の話 亀裂が放射状に広がっていないなど、爆発物による破裂ではなく、むしろ整備不良による可能性が高い。通常なら機体の格子状フレーム枠が破裂の広がりを食い止めるが、それが機能していない。フレームと外板を固定するびょうの穴の点検が甘く、多数の小さな亀裂が一気に面的に広がったのではないか。こうした破裂は機体の場所によっては、85年の日航機墜落事故のような大惨事を招く恐れもあり、絶対にあってはならない。
Ads by Google
前後の記事
- 五輪女子マラソン“反日”で警備3倍 スポーツ報知 26日08時15分
- [カンタス]乗客「マスク装着に必死」 機体穴にショック 毎日新聞 26日08時11分
- <三重県議長>事前通知の依頼しないよう要請 毎日新聞 26日08時01分
- [脱税]山田洋行幹部「1億円は成功報酬」 毎日新聞 26日08時11分
- [天神祭船渡御]光の競演、夜空と水上で 毎日新聞 26日08時11分
国内アクセスランキング
- 1
- 【オトコ魂】彼氏とセフレの境界線〜女の論理、オトコの論理
オトコ魂 25日20時00分
(6)
- 2
- 衝撃の内容「アダム徳永のスローセックス大全」
内外タイムス 25日15時00分
- 3
- [窃盗]3千万円貢いだ女に実刑判決 名古屋地裁 毎日新聞 26日10時33分
- 4
- 【恋タメ】女性が惹かれるオトコの条件
恋タメ 25日19時26分
(1)
- 5
- コネ採用を拒否した我が弟、不正の根源は一つ ツカサネット新聞 25日17時27分
(12)
- 6
- 「川口・女子中学生父親殺し」新聞が報じない家族事情 ゲンダイネット 25日10時00分
(30)
- 7
- [カンタス]機体に3メートルの穴 マニラ空港に緊急着陸 毎日新聞 26日02時55分
- 8
- 「良いひげ」「悪いひげ」ここで決まる! ゲンダイネット 26日10時00分
(1)
- 9
- ケータイ小説出版の芸能人“ai-ka”って誰だ!?
日刊サイゾー 26日09時00分
(1)
- 10
- [夏の高校野球]球場乱入の暴力団幹部ら逮捕 岡山大会 毎日新聞 26日09時55分
注目の情報