阪神・北摂
慢性期医療の充実望む回答多数 三田市民病院調査
三田市民病院の今後の在り方について、市民の約四割が、慢性期医療の充実を望んでいることが二十五日、同病院の調査で分かった。同病院は財政悪化を背景に、救急外来などの急性期医療を重視する方針を打ち出しており、「予想外の多さ」としている。
市民の要望を把握し、同病院の経営改善策を話し合う「あり方検討委員会」(委員長=坂東義清・市医師会長)などで参考にしようと、五月にアンケートを実施。市民千百六十四人に郵送し、五百十七人(44%)から回答を得た。
急性期医療の重視について、「安心と安全を守るためには適切な方針」と答えた人は、二百六十六人(51・7%)。一方で二百十九人(42・5%)が「(症状が安定した状態の)慢性期医療にも力を入れてほしい」と答えた。
また約八割が、病気やけがの際に市民病院を利用したいと回答。理由として、複数回答で「いろんな診療科がある」と答えた人が、二百七十六人(53・3%)と最も多く、医療設備の充実(46・5%)が続いた。
同病院は「市民の希望を踏まえ、地域の医療機関と連携しながら、診療科の見直しも含めて経営の健全化を図りたい」としている。(本田純一)
(7/26 10:27)
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