火遊びや花火による火災を防ぎましょう
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これから夏は、花火のシーズンですが、取扱い上の不注意から、広島市消防局管内では、毎年10件前後の花火による火災が発生しています。
今年(平成20年)は、5月と6月の2ヶ月間で、すでに8件の花火による火災が発生し、昨年(平成19年)一年間の花火による火災件数と同数となっています。また、花火による火災のうち過半は、子どもの火遊びによるものです。 これから7月・8月と夏休みに入り、花火の使用が増えることと思いますが、花火による火災や事故を防ぐため、使用上の注意を守って安全に行って下さい。
花火を子どもと大人が一緒にすることは、花火による火災を防ぐだけでなく、子どもに対して火の取扱いの大切さを楽しみながら教えることのできるまたとないチャンスです。 |
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〔花火の使用上の注意事項〕
1 花火の取扱い説明をよく読んで、注意事項は必ず守る。
2 花火は、建物や燃えやすいものから3メートル以上離れた位置で使用する。
3 花火は、風の強い日には使用しない。
4 花火をするときは、水バケツなどの消火準備をする。
5 不発の花火や、使い終わった花火は、水に浸すなどして、確実に消火する。
6 子どもが花火を使う時は、必ず保護者など大人が監視し、花火や点火用のマッチなど
の位置に注意する。また、子供の浴衣などに花火の火がつかないように注意してあげて
ください。
7 花火を取扱う近くでは、火気の取扱いや喫煙などをしない。
〔安佐北区の事例〕有害鳥獣撃退用ロケット花火による火災
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安佐北区では、今年の六月、頻繁に出没する猿の威嚇のために使用したロケット花火によるものと思われる火災があり休耕田の枯草を焼損しました。
〔ロケット花火使用上の注意点〕
・風の強い日や建物、枯草など燃えやすい物がある場所での使用は控える。 ・使用後は、火災危険が無いよう付近を点検する。 |