2008年7月25日 20時48分更新
高校野球岡山大会の試合中にグラウンドに乱入して試合を中断させたとして、25日、暴力団幹部の男らが威力業務妨害などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、岡山市今保の山口組系暴力団の幹部、鄭成堅容疑者(39)ら男4人です。
警察の調べによりますと、4人は、今月20日倉敷市の倉敷マスカットスタジアムで行われていた高校野球岡山大会の関西高校と作陽高校の試合中にグラウンドに乱入し、選手や監督らに「こりゃ」などと叫んでおよそ10分間試合を中断させたとして威力業務妨害などの疑いが持たれています。
警察の調べに対して鄭容疑者は容疑を認めているということですが、ほかの3人はグラウンドに入ったことは認めたものの、「鄭容疑者が乱入したのを止めようとしただけだ」と供述しているということです。
警察は、4人がグラウンドに乱入した動機やいきさつをさらに詳しく調べています。