2008年 7月 25日 |
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香川用水の第一次取水制限始まる
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四国の水がめ、高知県の早明浦ダムの貯水率低下を受けて、25日から香川用水への水の供給量を20%カットする第一次取水制限が始まりました。取水制限開始を受けて香川県庁には午前9時、真鍋知事を本部長とする渇水対策本部が設置されました。この後、職員が県の庁舎にあるすべてのトイレなど約300カ所で水道の水圧を弱める作業を行いました。香川県内では25日高松市・さぬき市・三豊市三木町・宇多津町の3市2町でも、渇水対策本部を設置しています。早明浦ダムの午前11時現在の貯水率は61.6%と平年を21.2ポイント下回っています。このまま、まとまった雨が降らなければ、来月早々にも貯水率が45%程度にまで落ち込み、取水制限が強化される見通しです。
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岡山県が財政構造改革の素案
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危機的な財政状況を受け、岡山県は、財政構造改革の素案をまとめ、25日発表しました。これは来月下旬にまとめる財政構造改革案のたたき台となるものです。主なものとして、事務事業はできるだけ市町村に移す。現在、140ある県の施設と、53ある外郭団体は存在意義が薄れているものについて原則廃止するなどとしています。また、人件費については職員の採用人数を抑制し、臨時的な給与のカットも検討します。具体的な削減額は決まっていません。一方、この財政構造改革で見直しの対象に上がっている再来年の国民文化祭について、岡山県文化連盟が予定通りの開催を求めて石井知事に要望を行いました。県財政の厳しさは認識しているが、全国から160万人の参加が見込まれ、効果は絶大としています。
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倉敷商業ナインが石井知事表敬訪問
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11年ぶりの甲子園出場を決めた倉敷商業野球部のナインが25日岡山県の石井知事を表敬訪問しました。岡山県庁を訪れたのは倉敷商業の野球部員23人です。優勝の報告を受けた石井知事は「甲子園で岡山旋風を巻き起こしてください」と激励した後、記念品のバットとボールを贈りました。そしてチームを代表して金谷謙主将が「支えてくれたみなさんに感謝して1戦1戦たたかいます」と甲子園での健闘を誓いました。夏の高校野球は来月2日に開幕し、倉敷商業は大会8日目の第1試合で佐賀商業と対戦します。
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岡山市で踏切事故
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25日昼過ぎ岡山市のJR吉備線の踏切で列車と乗用車が衝突する事故があり、乗用車の女性1人が重傷となっています。25日正午ごろ岡山市西崎本町のJR吉備線・関高前踏切で岡山行きの1両編成の普通列車が乗用車と衝突しました。警察によりますとこの事故で乗用車を運転していた岡山市に住む63歳の女性が右手首の骨を折る重傷を負いました。列車の乗員・乗客約110人にケガはありませんでした。事故を目撃した人によりますと踏切内で乗用車が立ち往生したため、車を運転していた女性が危険を知らせようとしましたが間に合わず、衝突したということです。事故の影響でJR吉備線は約1時間半にわたって運転を見合わせ、現在は正常ダイヤに戻っています。
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石井知事、TJ社解散に賛成せざるを得ない
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倉敷チボリ公園の存続問題で、岡山県の石井知事は、運営会社のチボリジャパン社の解散について賛成せざるを得ないとの考えを示しました。倉敷チボリ公園の存続を巡っては、岡山県・倉敷市ともに今後は財政支援をしない方針を表明しています。このため、来月上旬に予定されているチボリ・ジャパン社の取締役会で会社の解散について採決が行われれば、賛成せざるを得ない、としています。チボリジャパンの坂口社長が提案している公園を3分の1に縮小する案も実現不可能としています。この方針について、25日の県議会総務委員会では、「チボリ公園を作ったのは県であり、消極的な姿勢ではなく、知事が自ら解散を提案するべき」という意見や、「チボリジャパンの社長と意見の食い違いがあってはならない」などの意見が出されました。
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教員採用候補者選考試験調査チーム
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大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件などを受け、岡山県教育委員会は25日、過去の採用試験を検証する調査チームを発足させました。この調査チームは、採用試験に携わっていない総務や財務担当の幹部職員など7人で組織されています。初会合ではチームのリーダーを務める岡野教育次長が「教育に対する信頼を回復させるのが我々の役目です」と挨拶しました。調査チームは今後、昨年度に行なわれた小・中高校などの教員採用試験を受験したおよそ2500人分の答案用紙を全てチェックします。また、過去5年間の試験に携わった試験官などを対象に聞き取り調査をする事にしています。調査チームでは来月下旬をめどに調査結果を発表します。
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香川西の甲子園初戦は市立岐阜商(岐阜)
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24日、高校野球香川大会で2年ぶりの甲子園出場を決めた香川西は、初戦で岐阜県代表の市立岐阜商業と対戦する事が決まりました。2つの高校は大会7日目の第3試合で対戦し、試合が順調に進めば来月8日に行われます。
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大麻栽培で少女ら5人逮捕
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香川県内で大麻草を栽培していたとして警察は25日までにさぬき市の15歳の少女ら5人を逮捕しました。大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのはさぬき市の15歳の飲食店店員の少女と、交際相手で高松市に住む21歳の土木作業員の男です。警察によりますと2人は今年5月中旬、少女が住むアパートの室内で大麻草101本を栽培した疑いです。2人は容疑を認めていて「駅で見知らぬ人に種をもらった」と供述しているということです。また、これとは別に警察は三豊市内の山中で大麻草92本を栽培したとして高松市の会社員、佐藤大浩容疑者ら3人を25日までに逮捕しています。香川県警では今年、大麻取締法違反で23人を逮捕していて、逮捕者の数、大麻の押収量ともに過去10年間で最悪となっています。ほとんどが20歳代の若者で、警察では大麻の種の入手経路の特定を急いでいます。
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香川・多度津町のコンビニ強盗写真公開
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今月21日、香川県多度津町のコンビニエンスストアで発生した強盗事件で香川県警は25日、犯人の写真を公開しました。公開されたのは事件があったコンビニエンスストアの防犯カメラに残された犯人の画像です。犯人の男は年齢が55歳から65歳くらい、身長は155センチから165センチで中肉ということです。この事件は今月21日の未明、香川県多度津町のファミリーマート多度津南鴨店で、包丁のようなものを持った男が店員を脅し現金約8万円を奪い逃走したものです。香川県警では未明の犯行で、犯人につながる目撃情報が少ないことから写真の公開に踏み切りました。警察では犯人に関する情報提供を呼びかけています。※情報提供・丸亀警察署0877・22・0110
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蒜山高原に咲く5万本のひまわり
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真庭市の蒜山高原で約5万本のヒマワリが見ごろを迎えていて、訪れた人たちの目を楽しませています。5万本のヒマワリが咲いているのは上蒜山のすそ野にある蒜山ジャージーランドの牧草地です。蒜山の夏を演出しようと地元の農協が今年5月に初めて種をまいたものです。60アールの牧草地では直径15センチほどの小ぶりの花を付けたヒマワリが満開となり、草原を吹き抜けるさわやかな風に揺られています。隣接する牧草地にはジャージ牛も放牧されていて、牧歌的な風景が広がっています。蒜山ジャージーランドの5万本のヒマワリは今月いっぱい楽しめそうです。
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