2008年7月25日 22時17分更新
ことし5月、甲斐市の学校のトイレから赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、17歳の女子生徒が傷害致死にあたるとして家庭裁判所に送られました。
この事件は、先月5日、甲斐市にある日本航空学園の女性用トイレの清掃用具置き場から、生まれてまもない男の赤ちゃんの遺体が見つかったもので、中国人で17歳の女子生徒が殺人と死体遺棄の疑いで逮捕されました。
甲府地方検察庁は死体遺棄についてはすでに甲府家庭裁判所に送っています。
その後の調べで、赤ちゃんは鼻と口をふさがれて死亡したことが分かりましたが、検察庁は女子生徒は赤ちゃんが泣くのを止めようとしただけで殺す意図はなかったとして、25日傷害致死にあたるとして家庭裁判所に送りました。
今後、家庭裁判所が生徒の性格や家庭環境などを詳しく調べ、処分を決めることになります。