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米国産牛肉:民主労総委員長らに逮捕状

 ソウル永登浦警察署は24日、民主労総(全国民主労働組合総連盟)のイ・ソクヘン委員長(写真)、チン・ヨンオク首席副委員長、イ・ヨンソク事務総長ら3人に対する逮捕状が出たことを明らかにした。

 警察によると3人は今月2日、米国産牛肉の輸入に関する全面再交渉を要求するゼネストを主導した。さらに、組合員たちに対しては米国産牛肉の販売阻止に向けた違法集会の開催を指示し、企業活動を妨害した容疑が持たれている。

 また、今年5月から続いている米国産牛肉の輸入に反対するキャンドル集会にも参加し、路上を無断で占拠するなどの違法行為を行った容疑もかけられている。

 昨年、ソウルのホームエバー上岩店、ニューコア江南店などで行われたイーランド労働組合による違法ストや売り場の占拠についても、警察は3人が介入していたとみている。

 警察関係者は「ソウル中央地方検察庁の指示を受け、違法ストを主導するなど民主労総指導部の違法行為について、まとめて取り調べを行う予定だ。今月17日に出された金属労組指導部に対する逮捕状と同時に執行する可能性が高い」と述べた。

オ・ヒョンソク記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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