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看護職員の復職支援 広島県が即戦力研修 '08/7/25

 ▽9月から随時

 広島県は、結婚や出産などで離職した看護職員の再就業を支援する研修を九月から来年二月末まで随時開く。専門的な技術や患者と接する感覚などを短期間で取り戻してもらい、人材不足が常態化した医療現場に「即戦力」として復帰してもらう考えだ。

 かつて医療機関などで勤務した経験がある看護師や准看護師、保健師、助産師が対象。看護記録の付け方や検査データの見方、採血方法などをあらためて確認し、復職への不安を和らげる。

 研修期間は看護師、准看護師、保健師向けが五日間(定員十五人)▽十日間(同十五人)▽十五日間(同十人)―の三コース。助産師対象は三十日間(同十人)とする。

 開催時期や会場となる医療機関は調整中。県看護協会(広島市中区)のナースセンターの相談員が受講希望者の意向や離職した時期などを聞いた上で、どの研修に参加してもらうかを決める。

 参加は無料。託児が必要な場合は一日四千円を上限に費用を支給する。

 県によると、県内二百五十五の全病院のうち、実態調査に回答した二百四十二病院が昨年春に採用した看護職員は計千七百七十七人。募集人員(二千五百三十人)の70・2%にとどまっている。

 大規模な病院に人材が偏る傾向もあり、本年度予算に対策費として千三百七十六万円を計上していた。

 八月上旬に県のホームページや市町の広報紙を通じて参加を呼び掛ける。県健康福祉局は「看護学校でも定員割れが目立つなど、新たな養成だけでは実態に追いつかない。潜在的な力を発掘したい」としている。(門脇正樹)




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