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2008-07-25

女の子はチケットを売らない2

連載第4回。過去の分はこちら。第1回第2回第3回

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女の子は、男に比べて、チケットを売らない。

本日25日発売、「格闘技通信」2008年9月号(No.449)、80頁に、自分のコメントが載ってます。全体で1頁、その大半は、篠さんのインタビュー、自分のは小さい囲みに小さい文字でびっしりと。

女の子は、男に比べて、チケットを売らない。これ事実。が、実はこの話、続きがある。総合選手は、男子を含めて、ボクシングキック選手に比べて、チケットを売らない。

でね、プロモーターは、これを言い難いんだ。だから、おれが言うことにした。この事実を知ってて、かつ、書けるの、おれしかいないもん。当然ながら、ボクシングキックは、苦闘の歴史を経て、そういうシステムを作りあげてきた筈。そして、その先達に見習わない理由は、ひとつもない。

このまま行くと、総合が潰れますよ。ソーゴーが。

選手個人が売るのは、限界がある。そんなことわかってる。おれだって、なかなか売れないもの。プロモーターが売れないんだもの。だから、指導者マネージメントをしてる方、選手を個人的にサポートしてる方、そういう方々と、プロモーターが、一丸となって、チケットを捌くようなシステムを作っていかないと、総合、じきに潰れます。

さらに、極論を書く。後楽園ホール規模までなら、お客さんは全員身内だっていい(勿論、一般ファンに来るなと言っているわけではないことは誤解なきよう)。とにかく、興行が続けられるシステムを作るのが先。特に、クソマスコミは、ここをよく理解するように。「あそこは身内で埋めてるからなー」とか、ファンみたいなこと言わないように。おめーらがいくら煽っても、チケットの売上げは、ピクリとも動かないんだ。

まずは、本屋へ走って、格通をゲット!

この項、当然ながら、まだ続く。

2008-07-24

女の子はチケットを売らない

連載第3回。過去の分はこちら。第1回第2回

女の子は、男に比べて、チケットを売らない。

自分は、男子の興行をやったことがあるわけじゃないので、正確なデータを持っているわけじゃない。が、他の団体の情報を、漏れ聞く限りでは、間違いなくその傾向はあると思う。

そうそう、ちょっと脱線して書いておけば、大昔のリングスパンクラスとか、一時期のプライドK−1とか、敵対関係が激しかった歴史があるし、お互いのファンがネット罵倒し合ったりするから、団体間の関係ってのは随分悪いようにイメージされがちだが、実は、ファンが想像するほど悪いものではない。昔のことは知らないし、今のことでも全部を知っているわけではない。自分の知らないところでは色々あるのかもしれない。特に分裂を繰り返しているキックとか空手とかだと。が、自分の経験した限りでは、むしろ、みんな仲良くなってしまう傾向が強い。狭い業界だしね。

勿論、あくまで商売敵であることも確かで、つまりは、同業他社の営業職同士で親睦会もやることもあるけど、仕事ではライバルであり、当然争いがあるし、仲良くなってしまうが故に、モツれると悲惨なことになって、激しく感情的に対立する、みたいなこともないではない。いや、しょっちゅうある。例えば、勝井と番頭はお互い陰湿なので、表面上は紳士的なのに、その磁石マイナス極が激しく反発し合うような、水面下での陰湿合戦は、ハタから見てるとメチャクチャ面白いぜとか。おっと、さらっと面白いこと書いてしまった。

けれど、こういうことは、あくまで個人間の問題であって、表面上はいたって穏やかなものだ。狭い業界なんだから、表立った喧嘩をしちゃうのが、1番マズい。だから普通はしない。喧嘩しちゃうと、八分にされちゃう可能性もあるからね。どっかのインチキネットマスコミみたいに…うむ、この話は、まだ止めておこうかな。

などと、話がどんどん暴走していくところを押し止めて、つまり、そうやって横の繋がりはあるので、ホントの収支とか、その辺の細かいところまでは、さすがにわかってなくとも、あの選手は何枚売っただの、そういう情報は、意外とすぐ入ってくるものなのだ。伝言ゲームになると、話に尾ひれがつきやすいのは確かだが、いざとなったら、ホントに知っているコアな人間に訊いてしまえばいいわけで。その程度のホットラインは、どこもある。少なくとも、後楽園規模で興行やってる、ほとんどのプロモーションが、友好的に繋がっている。ああ、パンクラス修斗はどうなんだろ。さすがに、昔の喧嘩の名残りはまだあるのかもしれない(今度訊いてみよう)。が、それが特殊といえるほど、横は繋がりあるということを強調して、この項、続く。

2008-07-22

人間のクズ、メモ8

ああ、おれはバカだ。

1度は断ったものの、クソマスコミとまで書かれたら、話聞かないわけにはいかないとか言われて、おお、君いい根性してるねと、熱意にほだされて、格通の取材受けちゃう、おれってバカバカバカ。クソだ。おれが一番クソ。クソの中のクソ。

実はその前にも、勢いで、チョロが書くならどんな酷いことでも許すとか書いてしまったのを、当人につけ込まれ、一応、断ってはみたものの、断りきれずに受けてしまい、あまつさえ、ついつい面白いことを、しゃべりまくってしまう、おれってバカバカバカ。クズだ。クズの中のクズ。

人間のクズ」

おれはダメな奴だ もう死んでるんだ

腐った心の持ち主 誰にも合わせる顔がない

クズクズクズクズ 人間のクズ

クズクズクズクズ 人間のクズ

おれのことさ

清志郎、がんばれ。いや、そんなことはどうでもよろしい、問題は、この歌詞の引用は昔もやったことだ。ブログアイディアすら出やしねえ。ホントにもう死んでるんだ。腐った心の持ち主。スターは2個しかつかねえし。しかも身内だし。お蔭で、昨日のDREAMや、久々に行ったデモリッションのことを書く気力もねえ。但し、デモリッションについては、これだけは言いたい「愛深きゆえに愛を捨てた男シバター」は最高だ。ちなみに、格通は25日、紙プロ増刊は31日(だったかな?)の発売でございます。あれ、まだ書いちゃいけなかったかな。どうせクズだから、何でもいいや。

2008-07-21

「電脳如是我聞」とは何か

いやあ、ヒョードル、クソ強かったですね。

自分は、リングス後楽園ヒョードル日本初登場を、勿論、一般ファンとして、リングサイドで見ていて、ああこいつはモノが違うと…いやもう、老人の昔自慢にしかならないので、止めておくか。

さて、勢いでネット復活してしまい、ブログも始めてしまい、あまつさえ、業界向けの罵詈雑言なども書き始めてしまったわりには、全部、勢いなので、ブログとして何を書いていこうとか、何も考えていなかった。

うーん、アフィリエイトでもやるかね。いやいや、これ結構本気。昔から自分の好きな映画小説の解説・紹介を丁寧に書いて、アマゾンへのリンクを貼るってのは、やって見たかったのだ。話題の新作やエロに走ることなく、自分がホントに好きなモノだけを丁寧に掘り起こすみたいな感じで。

けどさあ、格闘技系のブログは「嫌儲」が多いんだよね。どんなもんだろ。と、姑息に反応を見る。いいんじゃねーのと思う人は、スターでもつけてね! うむ露骨なスター要求。

そういや、このブログタイトル意味電脳スマックガールの時も、書いたことあるんだけど、それ、そのままログから掘り起こして、貼っておこう(かなりいじったけど)。つまり、こうやって作品解説をして、最後にアマゾンリンクを貼ると。

電脳如是我聞」と、タイトルを変えようかと思う今日この頃


「如是我聞(にょぜがもん)」というのは、「私はこう聞いた」というのが字義通りの意味で、釈迦が、諸経を伝える際に「他の経典と混同されたくないので、私がこう言ったと必ずつけるようにね」と弟子阿難に指示し、実際に最初に必ずついているらしい。


が、その元来の意味よりも、「如是我聞」は、太宰治の末期の評論のタイトルとして知られている。小説では、「ヴィヨンの妻」「桜桃」「家庭の幸福」等の珠玉の短編や「人間失格」という中篇を残したその末期の活動において、それらの小説群と対をなし、見事に裏表になっている傑作評論、というか今風にいったらエッセイが「如是我聞」だ。


ここで挙げたタイトルは、すべて「青空文庫」で読めるので、ご興味ある方はどうぞ。出来ればテキスト版をダウンロードして、縦書きで読めるソフトで読んで欲しい。日本語の美しさが引き立つから。


2chに書いている頃、よく「読点が多過ぎる」と指摘されることがあった。その度に、太宰の文章の一部を引いて、ほら自分とそっくりと返していたんだが、そりゃそうだ、自分が真似しているんだもの。手本はいつでも太宰治


自分が若い頃は「太宰治を読む」という行為は、恥ずかしい行為だった。同類の作家に、J・D・サリンジャー(まあ好き)や、ヘルマン・ヘッセ(あんまり憶えてない)がいて、何で恥ずかしいのかといわれたら、それを書き始めると、あまりに長くなるので、ごくごく簡単に書いておけば、高度成長を背景とした時代においては内省的で生産性が低い文章(?)、そういうものを読むことは、恥ずかしい行為とみなされる傾向があるということだろう(かなり強引)。ある時期まで、それは確かにそうだった。


でも、いつの頃からか、太宰を読むことが暗いとか女々しいと言われることは、少なくなった。


全盛期の小泉今日子が、ラジオで『「ライ麦畑でつかまえて」が好き』と言ったら、時代が変わったのだ。内省的な文章を読むことは、「暗くて女々し」くなく、実はオシャレな行為なんだと、小泉今日子が宣言したら、時代が音を立てて変わったんだ。勿論、それはあくまで象徴なんだけれど。


そうやって「おいしい生活」が始まったと。いや時代ずれ過ぎ。


では何故、今自分が「電脳如是我聞」なのか。まあそのあたりまで書いていると、益々長くなってしまうので、極々簡単に。この太宰の「如是我聞」、内容は、当時大家であった志賀直哉に延々ネチネチ絡んでいるだけのエッセイなんですな。もう延々。そりゃ粘着だろってくらい。それだけ。


ただね、それがとにかく美しい。美しければ、すべてよし。そう言いたくなる文章。一部を引いておこう。


 全部、種明しをして書いているつもりであるが、私がこの如是我聞という世間的に言って、明らかに愚挙らしい事を書いて発表しているのは、何も「個人」を攻撃するためではなくて、反キリスト的なものへの戦いなのである。


 彼らは、キリストと言えば、すぐに軽蔑の笑いに似た苦笑をもらし、なんだ、ヤソか、というような、安堵に似たものを感ずるらしいが、私の苦悩の殆ど全部は、あのイエスという人の、「己れを愛するがごとく、汝の隣人を愛せ」という難題一つにかかっていると言ってもいいのである。


 一言で言おう、おまえたちには、苦悩の能力が無いのと同じ程度に、愛する能力に於ても、全く欠如している。おまえたちは、愛撫するかも知れぬが、愛さない。


 おまえたちの持っている道徳は、すべておまえたち自身の、或いはおまえたちの家族保全、以外に一歩も出ない。


 重ねて問う。世の中から、追い出されてもよし、いのちがけで事を行うは罪なりや。


 私は、自分の利益のために書いているのではないのである。信ぜられないだろうな。


 最後に問う。弱さ、苦悩は罪なりや。

最後の3行の、「罪なりや」と「だろうな」という行末の対比が、特に美しい。と、思う人間はあまり多くないかもしれんが、そこが自分が太宰を手本とする所以。


弱さ、苦悩は罪なりや。

2008-07-20

女の子は殴りあうのがお好き

連載第2回。第1回はこちら

女の子の方が、格闘技に向いていると思う。

いや、思うどころでなく、実はこれ、確信に近い。女の子の方が、男より、人を殴るという行為に対して、本質的に、躊躇いが少ないのだ。もしくは、躊躇うべき理性を断ち切り易いのだ。故に、日常との落差がハッキリ見え、結果として、非日常な空間が現出しやすく、試合は面白くなる(可能性が高く、間違いなくその傾向がある)。これが、女子格の面白さの本質だ。

この「躊躇いのなさ」について、もう少し解説する。気にいらない上司に、雑巾絞った水を入れちゃうような陰湿さを、女の子特有といえば、それは偏見だとか性差別だと言われてしまうかもしれない。が、他者と敵対すること自体に躊躇いがない、と理解すればどうだろう。本質的にその傾向が強いから、実は、雑巾絞るのは陰湿なのではなく、カラっと絞っているのだよ。陰湿なのではなく、堂々と敵対しているのだ。だから、女の子はカラっと殴りあう。

ここで、女性論をやるつもりはないので、この話はここで止めておくが、女子格闘技が特殊であるとするならば、この話は、そのすべてに関わる前提だと思っている。

と、2回目で書くつもりにしていたことはここまでなのだが、ちょっと短いし、あまりに抽象論過ぎるので、面白くない人には面白くないと思うので、オマケをつけておく。

昨年12月以降のスマックガール、つまり、篠体制におけるマッチメイクについて。意外と思われるかもしれないが、自分は、篠体制におけるそれは、正しいと思っている。理由は簡単。自分が延々作ってきたことは、4年やっても身を結ばなかったのだ。だったら、メモ8がやってきたこと以外をやるのが、唯一正しいのである。

12月大会の会場で、篠体制に文句言いたい雰囲気ムンムンの高島学を見つけたので、傍に寄って行って、いきなり耳元で「マスコミがアホやから興行が出来へん」と囁いて、それに続いて「貴方理想とするような競技論的なものは、自分が全部作った。が、まったくそれは実を結ばなかった。だからもう同じことをやっても意味ないんであって、違うことをやろうとする、篠は正しい。少なくとも、自分がやっていた、そういうスマックに対して、それを評価して取り上げなかった貴方に、篠体制を批判する権利はない」的なことを、まくし立てた。ポカンとしてた。

自分としては、釘を刺したつもりだったのだが、ポカンとしていた高島学、やっぱり、篠体制批判書きやがった。ちっ。クソマスコミは、どいつもこいつも理解力が足りねえな。

余計、つまんなくしてしまった。続く。

2008-07-18

はてなの神様、お願い

ブログを自分でやってない人、特に「はてな」でやってない人には、まったく興味がないだろう話をひとつ。

前の「電脳スマックガール」は、勢いでアメーバで始めてしまったのだけど、元々「はてな」の方が好きだった。アメーバは、今時のブログというか、不祥事を起すタレントはみんなアメーバだし(偏見)、そういう軽さというか、チャラチャラした感じが特徴だが、一方の「はてな」は、オタク臭とモテない感が、どんより漂っていて、勿論、自分は、そっちの方が居心地がよいという。この1年、メモ8としてのネット活動は自粛していたわけだが、ネットで遊んでいなかったわけではない。時間的な余裕も出来たので「はてな」の機能も色々遊び尽くした。

結論としては、「はてな」の特徴である、はてな記法は嫌いじゃない。自分のようにソフト屋を本業としている人間にとっては、実にしっくりくる。

が、今のところ発見出来ないのが、このブログでは右側に見せている過去タイトル欄の一覧から、カテゴリーを設定してあるエントリーでも、その表示を消す方法。誰か知らないですかね。これが出来たら、最近エントリータイトル欄も2行表示が出来るようだし、カテゴリーを設定してもいいんだが。ざっくり調べたが、わかんない。

タイトルを凝るのが自分は楽しいわけだが、そうやって凝ったタイトルをつけたら、それをスッキリ美しく見せたいのだ。

何でこんなこと書いているかというと、始めた連載だが、毎日大量の文章を書き続ける自信はないので、当然こうやって、どうでもいいエントリーが挟まることになる。後からマトメ読みをする人用に、ちゃんと整理して見せられればと思って。が、アメーバの時は、丁寧に細かくカテゴリーを設定しておいたんだが、アクセス解析を見る限りは、あんまりそれを使っている人はいなかった。ので、どうでもいいっちゃいいんだが。さらには、毎回連載の過去分を、丁寧にリンクした方がSEO上もいいという説もある。内部リンクであっても、リンクの数は増やした方がいいのだ。

というわけで、知っている人がいれば教えるように。むむむ。妙に偉そうだね。いつものことさ。


追記:「sectionモジュール」の、showcategoryパラメーターを「false」に設定すれば解決。あっという間にコメントつけてくれた、22線さんに感謝ありがとうはてな神様

2008-07-17

女の子だけの特殊な事情

女子格は何故潰れそうなのか、という問いが発せられようとしている。この期に及んでというか、この機会を狙ってというか。勿論、クソマスコミから。

はっきり言って、設問の立て方が、根本的に間違っている。スマックの問題は、同規模の興行を行っているところすべてに、共通する問題であり、女子固有の問題なんて、極々わずかしかないのだ。逆にいえば、女子だからということに拘るなら、スマックだけは、何故女子なのに、ここまで持ったのか、と問うのが当たり前だと思うのだが、そんなことは誰もやらない。

まずは、ミレニアム以降の日本総合格闘技歴史をじっくり思い出して欲しい。DEEPやZSTが、スマックとほぼ同時期に立ち上って以来、総合格闘技の後発興行は、男子も女子も、軒並み沈没してるではないか。沈没しなかったスマックの方が、特別なんである。当たり前にやったら、すぐ潰れる。それが総合現実なのだ。

にも関わらず、今後、専門誌で女子格/スマックが扱われる時、この「何故潰れそうなのか」という問いが、延々ついて回るくらいなら、徹底的に正しい答えを、おれが書いてしまうことにする。というのが、本稿の目的

分かろうともしない、クソマスコミに偉そうなことを書かれるのは不愉快だ。書かれたことに納得いかなければ、逐一ここで反論するつもりでいるとしてもだ。勿論、クソマスコミは何もわかってないので、放っておいたら正しい答えは書かれない。普段はそんな問題を考えていない連中が、急に考えたって、わかるわけねえもの。精々、篠さんや佐伯さんの言ったことを、そのまま垂れ流すだけ。

と、いきなり挑発的な書き方をしてるわけだが、内容は実に常識的な話であったりする。元々、日本総合格闘技において、弱小プロモーターが、どうすれば興行を維持出来るのか/出来ないのかという問題を考えるのは、クソマスコミ側の仕事ではなく、プロモーター側の仕事。だからこそ「電脳スマックガール」の頃に、長々と書いた。それを根底から無視しておいて、今更聞きに来るんじゃねえよと思うものの、あの時は書けなかった話も多い。あまりネガティブになってはいけないという気持ち(というより身内の懇願)から、わかる人だけわかればいいという書き方をしたところもある。

タイトルは「女の子だけの特殊な事情」だが、最初に書いたように、結論は最初からみえていて「女の子だけの特殊な事情なんて、実はほとんどない」である。当然、少しだけある特殊な事情については、懇切丁寧に説明するつもりだが、むしろ、女子以外の同規模(と書いたら失礼だと思うが)他団体の話の方が多くなるような気がする。話がメジャーに及ぶこともあるだろう。その場合でも、もう何に遠慮する必要もないので、バンバン実名で書く。

すべてのマスコミ関係者を含めて、今日本中で、おれよりこれを上手く書ける奴はいない。

電脳スマックガール」の頃と同じように、断続的に、ダラダラと続きモノとして書いていく予定。あと「電脳スマックガール」はログを残してなく、自分用に押さえているだけなので、そこから断片的に再利用する予定だが、それはイチイチ断らない。自分で書いたことだしね。

乞うご期待。

と書いたものの、こんな強い書き方したら、ご期待出来ませんと引く人も多いと思うが、そんなことは、どうだっていいんだよ。

続く。

2008-07-16

昔流行ったフレーズを思い出す

もう20年以上も前(もっとかな?)のものだが、何のCMだったろう、掃除用洗剤かなんかで、西田敏行が「今やろうと思ったのに言うんだものなあー」と、絶妙な表情で言う奴があって、あまりの「あるある」感に、かなり流行った記憶がある。

何でこんな話を思い出したのかと言えば、現在、女子格関係者は、既に「元」がつく、おれのような人間まで含めて、「こんな時だけ聞きに来るんだものなあー」と言いまくり状態。

しみじみ、こんな時だけ聞きに来るんだものなあー。

それなりの期間、スマックプロモーターやってて、専門誌から取材があったのなんて、1回だけだぜ1回(ゴン格)。それも可愛い後輩の橋本欽也が、散々捻じ込んで実現したようなもんで。

なのにさー。

こんな時だけ聞きに来るんだものなあー。
こんな時だけ聞きに来るんだものなあー。
こんな時だけ聞きに来るんだものなあー。

話さない話さない話さないったら話さない。なーんも話さない。

やっぱり昔流行ったフレーズで結ぶなら「同情するならカネをくれ」でございます。くれくれくれ、カネをくれ。

2008-07-15

いったい何を書くと思われているのか

NHBニュースに貼られたリンクも下の方に下がり、電脳スマックの頃だったら、昨日あたりから、急激にアクセス数が落ちるんだが、何故かあんまり落ちないわ、リピート率が異様に高いわ。いったい何を書くと期待されているんだろう。

何だか不安になってきたよ。やっぱりアレか、女子格の下半身ネタでも書くと思われてるのか。

そうそう、昨日コメント欄で指摘してくれる人がいて知ったんだが、数日前、プチバッチで、おれが行方不明と書かれていた。自分もアレ取っているんだが、流し読みなので、全然気付かなかった。しかし、ここでネット活動再開と書いたのが、10日、プチパッチが「行方不明」と書いたのが、12日になったばかりに届いた分、何だかとってもマヌケ。ばーかばーか

しかし、自分は「長尾メモ8」というペンネームごときモノがあって、長年これでやっているんだから、いい加減、本名は止めて欲しいと思うんだが、まあ、プチパッチに文句つけても無駄ですね。

2008-07-14

アンチ・デンツー主義序説

昨日の深夜のK−1を見てたら、最初の頃、全然CMが入らない。後半は、まあ普通だったと思うが、序盤、あまりに入らないので、もしや枠買いなのかとヒヤヒヤしたりする。

と書いてみて、何故自分がヒヤヒヤ? いったい何でそんなことを心配するのかと、自分で自分が不思議になる。視聴率とか地上波の仕組みとか、そういうものに毒されがちなご時世。

例えば、今年の大河ドラマ篤姫」は間違いなく面白いと思うのだけど、やっぱり視聴率が気になって、朝から2ちゃんをチェックして、ううむ、昨日は30%いかなかった残念とか思ってしまう。別にいいじゃん、自分が面白いと思うならば。けれど、それを補強する何かが欲しくなって。

いったい、何が面白くて、何が面白くないのか、それが一番分かりにくい時代。

だからこそ、断言したいよね。あんなもんクソつまんねーとか。あれは心底面白いとか。スマックを止めたことによって、自分は、またそういう自由を手に入れた。いや別に続けていたって、言っていいんだけどさ、思わず自粛してしまうのが、奥ゆかしいところ(という事にしておいて)。

結局、そういう主観が、他者に向けて説得力を持つ為には、書き手の信頼性が必要なんだ。だからこそ、自分のような、プロのモノカキでもない人間が、いや職業倫理に囚われがちなプロよりも、その説得力を持つ可能性がある時代。そう考えれば、悪い時代じゃない(と思いたい)。

2008-07-12

元々メモ8は酷い奴なのである

あらら。メモ8オジさん、意外と知名度残ってるじゃん。

昨日は全然人が来ないなんて書いたのに、グリフォンさん(id:gryphon)は、NHBニュースにわざわざエントリー作ってくれて(晒しやがった)、やっぱりあそこのアクセス数は、圧倒的。かなりの人が来てくれた。それに比べて、フリジッドくん(id:frigidstar)は、わざわざ自分のブログエントリー立てたのに、大して来てねーぞ。ダメじゃん。それじゃあ「ゴン格」なんて10年早いどころか「ガチ!」にも3年早い。…もうねーよ、そんな雑誌。ああう、おれのせいじゃねえ。

けどさあ、こうやって見に来てくれた、いっぱいの人達が、スマックの会場にも来てくれてたら、きっと延期なんてしないで済んだのにね。まったく。

…だはははは。来る人に嫌味を飛ばすヤなオヤジ。

ここで、もう一度強調しておくと、自分はスマックガールとは、現在、まったく関係していません。つまり、格闘技業界(なんてモノがあるとして)のインサイダーではない。ましてや、ライターなどではない。かと言って、単なるファンに戻ったのかと言えば、それは微妙なんだけど。あーんなことやこーんなことを知ってしまったからね。書けないことは、やはりある。

けれど、元々、メモ8という人間は「世の中には書いていい事と、書いていい事しかない」を持論に、ネットのあちこちで罵詈雑言飛ばしてた人間なわけでね。そんなこと書いていいのかよと、度々言われるくらいに。面白ければ、何でもいいっつーか。

だから、多分、また「いいのかよ、そんなこと書いて」と言われる程度には書く。

何が楽だって、特定の組織や業界利益を代表しないこと(いやまあ、キルゴアという会社の社長ではあるけど、これは個人会社みたいなもんだし、ネットで宣伝するような仕事してないし)。今までは、スマックの為に、女子総合の為に、ひいては格闘技業界の為に。そうやって自制して、書かないことが山ほどあったわけで。

スマックのスタッフになった時に、止めるまでは女子選手の悪口は一切書かないと宣言した。そりゃね、女子選手の悪口は、今だって、あんまり書きたくない。自分の非力さで、いい思いをさせてあげられなかったわけでね。が、これからは、悪口書いちゃうかもしれないなー。

勿論、女子以外なら、さらに書きやすい。特にマスコミの事とかマスコミの事とかマスコミの事とか。戦々恐々としている人が、結構いるとかいないとか。けけけけけけけ。昨日のエントリーの余韻台無し。

2008-07-11

ただそこにある女子格

昨日の朝、十年以上使ってたマグカップを割ってしまったのだ。と同時に、何かが心の中で、同じように割れてしまったのだよ。キッカケって、いつでも、そんなもの。おお、カミュ的だ(と、いちいち自分に照れるのはよくないな)。

篠さんのブログアメーバで、自分がやっていた「電脳スマックガール」もアメーバだった。自分は本業がソフト屋だし、何より、ネット野郎だから、ランキングの順位を見るだけで、大体、どの位のアクセスがあるか、想像がつく。7月大会の延期を発表したって、大してランキングはあがらない。あのランキングだと、もう悲しくなるほどの人しか見ていない。勿論、それはここも同じ。誰も興味ない。

つまり、女子のトップ団体であるスマックガールの次回大会がどうなるかを気にしている人間は、極々わずかしかいないというのが、スマックガール8年目の現実

昨日、紙プロ携帯サイトの新連載の話を書いたけど、あの連載、その前はターザン山本さんネタで、その前は金子賢ネタ。その前はミルコだっけ? そのあたりと比較すると、今回の女子ネタ、相当下品なネタに走ったとしても、アクセス激減なんじゃないですかねえ。

結局、自分は、ここを突破出来なかった。もう何やっても、興味すら持ってもらえない。勿論ね、カネがザクザクあれば、色々方法はある。そして、カネがなくても出来る、資本と企画をリンクさせる術は絶対あって、それを自分が出来なかったことも確か。

今は無きMARS(いやあるのかな?)の旗揚げ、有明コロシアムで、女王・辻結花の試合を、スマックガール公式試合として組ませてもらったことがある。GCMさんの好意もあり、辻選手の試合は、スマックを当時放送してもらっていたJスポーツさんのカメラが入り、スマックの枠で放送することが出来た。その時の辻選手の言葉。

「女子もあるんだということを知ってもらいたい」

ディレクターの野田さんは「ただそこにある女子格」とコピーを入れた(見直して書いているわげじゃないので、細部は記憶違いがあるかも)。

今思い出しても泣ける。勿論、スタッフとしてプロモータとして、自分の非力さに。悔し泣き。がんばってくれる選手に申し訳ない、応援してくれる関係者にもファンにも申し訳ない。

だからこそ、最後は、文章という、自分が比較的自信のあるモノを武器にして、馬鹿だの何だの刺激的なこと書いて、少しでも注目集める為に、ブログでもやるしかなかった。なのに、マスコミは無視。身内からは非難轟々。んじゃ、てめえがチケット手売りしてこいよボケ、と爆発しそうになる心を、労務管理上、押さえつけ(られなかったことも多いという噂も)、……ううむ、何かこんなこと書き始めたら、あの頃の、すばらしい日々が鮮やかに思い出されて、苦しくなってきてしまったので、この辺で。

2008-07-10

戦う者はいつも笑われ罵られ蔑まれる

篠さんのブログで、スマック7月大会の延期が発表されたようですね。ぐだぐだ。

身を引いた自分には、こういうことを言う権利はないとも言えます。が、まあ、誰も読んでないブログだし、いいってことにしましょう。

ぐだぐだやるなら、馬鹿でも出来る。ちゃんとやるから意味がある。ちゃんとやらないなら意味がない。そう思います。この時期に延期を発表するなら、延期自体はとっくに決まっていた筈。組織内部も、ぐだぐだになっていて、たったひとつのプレスリリースを出そうと言い出す人間すらいない状態になっていることが想像出来ます。リリースするのは、カネもかからないのにね。

かと言って、ラッパ吹きながら女子始めて、数回で撤退していったようなインチキ野郎に比べて、スマックは圧倒的にマトモであり続けたのも、動かしようもない事実。にも関わらず、続けてきた人間は、続けているだけで、叩かれ続ける。投げ出した人間は、何を言われることもない。なんか変なの。と思いますけど、世の中って、そういうもん。

こういう時期を狙いすましたように、紙プロの携帯サイトでは、女子を巡るゴシップ的連載が始まったりして。筆者の高崎さんって、自分と面識ないんですよね。それはイコール、スマックの会場にも記者会見にも、ロクロク来てなかったということ。そんな方が、いったい何書くんでしょうね。そもそも、私の表記が「長尾メモ8”丈志」になっていて、そこから間違っている。そんな表記にしてたの観戦記ネット時代だぜ。スマック始めてからは、自分の名前は「長尾メモ8」で統一してましたし、名刺もそうしてました。話になんねえ。

紙プロだったら、チョロさんが書くなら、どんなに酷いこと書かれても、しょうがないし許せる。ずっと女子を応援してきてくれてきた、マスコミの方は、確かに何人か、いらっしゃる。そういう方は、何を書こうと構わないし、書く権利があると思います。

納豆練ってオクラと山芋練りこんだようにチェックしてますので、元・女子総合専門プロモータの私も、唸らせるようなことを書いて欲しいもんだと思いますねえ。

と、何で書くつもりがなかったスマックのことを書き始めてしまったかと言うと、間違ってというか、ついついというか、勢いでというか、2ちゃんに書き始めちゃったんですよ。格闘技板じゃないですよ。格闘技とは関係ない、もっとマイナーな板で(トリップ:「◆vJeSeOVCuE」)。けど、実名で書き始めちゃったという事実には変わりなく。せめて1年くらいは、大人しくしているつもりだったんですが、なし崩し的に、ネット復帰ということになるかもしれません。

未定ですけどね。

2008-06-19

桜桃忌

6月19日は桜桃忌。来年が生誕100年で「斜陽」が映画化されるそうです。ということは、今年は生誕99年。

窓開けて 曇天仰ぐ 桜桃忌

桜桃忌 庭掃く老婆の つくも髪

我ながら、ヘタクソ。むむう。

2008-05-02

今月の魔界転生

いやあ「DREAM.2」の船木、壮絶な敗北でしたね。また田村が憎たらしいほど田村なんだ。

そういや、このエントリータイトル、すっかり定例化してしまい、まるで熱狂的な船木ファン・パンクラスファンみたいですが、自分は、考えて見れば、ネットで、前田オタ・リンオタとして名前を売ったことが、格闘技と関わるきっかけだったわけで。まあ「最もリンオタに嫌われたリンオタ」などという、有難いんだか有難くないんだか、よくわからない言われ方をしていたわけですが。

だから何なんだと言われると、別に何でもないんですが、佐藤Dの煽り映像で、前田さんが「UWFの最大の功績は、格闘技で食えるようにしたこと(大意)」みたいなことを言っていて、それは本当にその通りだと思うんですが、見る側・ファンの側にすると、選手が食えてるか食えてないかなんて、どうでもいいことであり、見る側・ファンの側にとっての「UWFの最大の功績」は「格闘技を語れるようにしたこと」だと思うんです。

選手が食えているか」ということを真摯に考え続けなくてはいけない立場から離れ、市井のファンに戻って、ゆったり格闘技を眺めてみると、格闘技が、いつの間にか、また語れなくなっている。船木・田村戦を見て、そんな事を考えました。あれほど語りたくなる試合は、久々だったから。但し、懐古趣味からではなく、今の船木と田村に関して。だから、あの煽り映像自体は、全然ぴんと来なかった。

オチもありませんし、何かの暗喩でもないです。そう思っただけ。

今月も普通に生きてます。