 内山クンにとっては脅威の細山クン(左) |
“デブキャラ”で人気の内山クンことタレントの内山信二(25)が、8年間に渡って同棲を続けてきた女性(30)から、500万円の損害賠償を求める訴訟を起こされている騒動。子役イメージが強い“内山クン”が17歳から女性と同棲していたこともショックだが、このまま訴訟で争って、タレント生命にキズがつかないのか。
数多くの家族間トラブルを手がけてきた離婚コンサルタント、池内ひろ美さんは、「訴訟に持ち込まれた背景には、女性の側には23歳から30歳までの一番、華やかな時期を無にされたという怒りがあるのでは」と分析。
また、内山クンが経営する訪問介護サービスで、女性が働いた間の給与について、「約1年4カ月ほぼ無給だった」(女性側)、「2年間、月20万円の給与を支払った」(内山側)と争点になっていることについて、「個人の感情と法人が絡んだ非常にやっかいなケース」と池内さんは憂慮する。
解決策はあるのか。
 石塚英彦、松村邦洋=上から |
池内さんは「500万円という慰謝料は、浮気がからんだ離婚訴訟の一般的な相場。決して高くはない。このまま泥沼化して、内山さんのタレントとしてのイメージが傷つくことを考えても、早く支払って和解するのもひとつの選択肢」とアドバイスする。
一方、内山クンを取り巻く、テレビ事情について若手放送作家が解説する。
「癒やし系の太めタレントはバラエティー番組やCMで重宝がられる半面、キャラクターが重ならないように競争が激しい。石塚英彦、伊集院光、松村邦洋が“御三家”といわれ、これにパパイヤ鈴木か、内山クンを加えて“デブ四天王”と呼ぶ人もいる」
 伊集院光、パパイヤ鈴木…デブキャラの世界もイスは限られている=上から |
その上で、こう心配する。
「最近では、内山クン以来の子役出身デブとして、メガネをかけた12歳の細山貴嶺クンが急速に人気を増している。『太いけど、細山ですっ!』と彼がテレビで決まり文句を言うだけで、場の雰囲気をすべて持っていってしまう。内山クンも女性問題でモメてる場合じゃないのでは」
ZAKZAK 2007/07/10