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ガス給湯器や扇風機…身近な製品に潜む危険 (2/2ページ)

2008.7.25 07:52
長期使用による経年劣化で出火した扇風機(NITE提供、再現実験)長期使用による経年劣化で出火した扇風機(NITE提供、再現実験)

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 「モノ」には寿命があり、いつかは壊れる。頭で理解はしていても、消費者心理としては、「ちゃんと動いているから大丈夫」と思いがち。だが、動いているから安全だとはかぎらないことを、経年劣化事故は証明している。

 「古い製品を使い続けるのならば定期的に点検を。使用する際には、いつもと違う点がないか気をつけてほしい」と、製品事故の情報収集や分析などを行っている独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」は注意を呼びかける。

 例えば扇風機では、(1)モーターがうなるような異常音がする(2)焦げ臭いにおいがする(3)モーターが異常に熱い(4)スイッチを入れても羽根が回転しない(5)羽根の回転が遅い(6)回転がぶれる−が安全のチェックポイントだ。このうち1つでも該当する場合は、すぐに使用を中止し、販売店やメーカーに連絡して点検を受けた方がいい。

 「製品のリスクに敏感になり、安全意識を高めてほしい」とNITE。消費者側の意識変革も迫られている。

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長期使用による経年劣化で出火した扇風機(NITE提供、再現実験)
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