岡山放送局

2008年7月24日 19時21分更新

マスカットの品評会


岡山県特産のマスカットの出来栄えを競う品評会が倉敷市で開かれました。

この品評会は、岡山県が全国一の生産量を誇る「マスカット・オブアレキサンドリア」の生産技術を高めていこうと開いたものです。

会場となった倉敷市のデパートには、地元やその周辺の地域の農家がハウスで栽培したマスカット55点が出品されました。

日ごろマスカット農家の指導を行っている県や農協の職員が審査員を務め、粒の大きさや形、それに糖度など12の項目について審査しました。

審査員たちは箱からマスカットを取り出しては、1つ1つの粒の形をみたり、糖度を測る機械に果汁を入れて測定したりして出来栄えを確認していました。

岡山県によりますと、ことしのマスカットは梅雨の時期に雨が少なく、日照時間が長かったことなどから例年に比べて糖度が高く、全般に出来は良いということです。

県内のハウス栽培のマスカットは今、収穫の最盛期を迎えていて、主にお中元用として東京や大阪などに出荷されています。