岡山放送局

2008年7月24日 19時21分更新

海での清掃活動で環境学ぶ

小学生が海での清掃活動を通して環境を守ることの大切さを学ぶ体験会が岡山市で開かれました。

これは、県内のプレジャーボートの愛好家などが、子どもたちに海の環境に関心を持ってもらおうと、岡山市や倉敷市などの7つの港で開いたものです。

このうち、岡山市小串の港には、地元の小学生やその保護者など12人が集まり、3隻の船に分乗して児島湾をまわりました。

そして、海に浮かんでいるビニール袋やペットボトルなどのゴミをみつけると、網ですくい上げて船のデッキに集めました。

船が港に戻ると、参加者たちは集めたゴミを可燃物やプラスチックなど、種類ごとに分別し、ビニール袋に入れていました。

24日、集められたゴミは、およそ30キロと予想より少なかったということですが、児島湾には、雨が降った後などに旭川から多くのゴミが流れ込み環境の悪化につながっているということです。

参加した小学生は、「海にこんなにゴミがあるとは知りませんでした。これからも機会があったら、海の清掃に参加したいです」と話していました。