岡山放送局

2008年7月24日 19時21分更新

警察官の似顔絵講習会


警察官が事件の目撃情報をもとに犯人の似顔絵を描く技術について学ぶ講習会が、岡山市で開かれました。
これは、岡山県警察本部が毎年開いているもので、岡山西警察署に設けられた会場には県内の警察官35人が集まりました。

参加者たちは、講師から緊張している被害者や目撃者から犯人の特徴などを聞くときは、話しやすい雰囲気をつくる必要があることなど、似顔絵を描く上での注意点を教わりました。

このあと、実際に似顔絵を描く実習が行われました。

参加者たちは記憶をもとに自分の顔などを描きましたが、うまく特徴を表現することができず、講師から、個別に指導を受けていました。

参加した警察官は、「きょう教わったことを生かして捜査に役立つ似顔絵を描いていきたいです。」と話していました。

岡山県警察本部では、ことし1月から6月までの間に、似顔絵をもとに19件の事件で容疑者を検挙したということで、今後も、こうした講習会を開いて警察官の似顔絵を描く技術を高めていきたいと話しています。