今年1―6月の交通事故死亡者数は前年同期より359人(13.5%)少ない2295人だったことが24日、警察庁のまとめでわかった。54年ぶりに年間の死亡者数が5000人台となった昨年をさらに下回るペースで、警察庁は「飲酒運転の死亡事故が大幅に減少したことが一因」としている。
福岡の幼児3人死亡事故などを受けて飲酒運転者の罰則が強化された改正道路交通法が昨年9月に施行されたこともあり、今年上半期の飲酒運転による死亡事故は前年同期比90件(40.5%)減の132件となった。
交通事故発生件数は前年同期比3万2696件(8.1%)少ない37万1943件。負傷者数は同4万2517人(8.5%)減の45万8879人だった。(16:01)