県警はこのほど、今年上半期の交通事故発生状況を発表した。死者数は27人(前年同期比10人減)で、1953年以来55年ぶりに30人を下回った。ただ、人口1人当たりの死者数は全国ワースト13位で依然として高い。
県警によると、交通事故の発生件数5679件(同328件減)、負傷者数7126人(同364人減)、重傷者数151人(同54人減)といずれも昨年を大きく下回った。発生件数は05年の6521件をピークに3年連続の減少。
県警交通企画課によると、交差点や夜間の事故、車両同士の事故が減ったことが大きいとしている。交差点での死亡者は11人(同5人減)だった。【吉田卓矢】
毎日新聞 2008年7月18日 地方版