7月9日のながさきニュース
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長崎新聞
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上半期の交通事故、死者数過去最少 高齢者の事故は増加
県警は8日、今年上半期(1月−6月)の県内の交通事故発生状況をまとめた。死者数は23人で、記録が残る1954年以降では最も少なかった。一方で75歳以上の高齢者が起こした事故の増加が目立った。
県警交通企画課によると、上半期の死者23人は2004年と07年と並び最も少なかった。ちなみに07年の年間死者数は05年と並び57人で過去最少だった。
23人のうち65歳以上の高齢者は13人で56.5%を占めた。高齢者が運転していた死亡事故も6件起き7人が亡くなった。発生件数は3439件(概数)で過去10年で最も少なかった。
一方、75歳以上の高齢運転者が第一当事者となる事故は175件あり、昨年より38件増加した。逆に飲酒運転による交通事故は40件で昨年から13件減少した。
同課の黒川裕二管理官は「自治体や地域のボランティアと協力した施策が功を奏している。特に飲酒運転は地域で根絶しようという意識が高まっている」と分析。「今後は高齢者の事故防止対策を重点的に取り組む」としている。
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