社 会

2008年07月24日(木)17時08分

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たばこの煙払われ、大学生殴り鼻折る…22歳男逮捕
 さいたま市の路上でたばこの煙を嫌がるそぶりを見せた同市の男子大学生(23)の顔を殴り、鼻の骨を折る重傷を負わせたとして、埼玉県警浦和署が同市のアルバイトの男(22)を傷害の現行犯で逮捕していたことが24日までに分かった。男は「(学生の)そぶりに腹がたった」と供述しているという。

 調べによると、男は22日午後9時50分ごろ、さいたま市南区別所の路上で喫煙していたところ、通りかかった「嫌煙派」の大学生が自分の顔の前で手を振り、煙を払ったのを見て立腹。大学生ともみ合いになり、顔を殴った。

 大学生が「知らない男に顔を殴られて鼻血が出た」と110番。駆け付けた同署員が男を逮捕した。

 受動喫煙の防止について、健康増進法は屋内の多数の者が利用する施設と規定しているが、路上喫煙を規制するために公道も含めるかどうか、議論は分かれている。