西日本新聞

伊NGOが鳩山法相批判 「死刑囚減らすため執行」

2008年7月25日 00:25 カテゴリー:アジア・世界

 【ローマ24日共同】死刑に反対する非政府組織(NGO)「ハンズ・オフ・ケイン」(本部・ローマ)は24日、2008年の世界の死刑に関する報告書を発表、鳩山邦夫法相について「(相次ぐ死刑執行命令により)拘置所の確定死刑囚の数を減らそうとしている」と批判した。

 報告書は鳩山法相の在任中に13人の死刑が執行されたとし、幼女4人連続誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚らに対する6月の死刑執行で、日本の確定死刑囚は102人に「減少した」と皮肉った。

 また、死刑囚の名前や死刑に対する考えを発表することで、死刑執行の事実を公表しない慣例を鳩山法相が破ったとも指摘。同法相の下で国会会期中に執行しない慣習も覆されたとした。

 07年に世界で執行された死刑は前年比約3・8%増の5851件で、中国が5000件以上を占める。また、イランとサウジアラビアの死刑急増に警鐘を鳴らした。

【PR】
西日本新聞読者プラザ「Par:Q」

この時代にピンときたら西日本新聞蔵出しフォト。あの日、あの時の記憶がよみがえる

【PR】
天気・交通情報
九州・山口の天気 福岡の天気 佐賀の天気 大分の天気 長崎の天気 熊本の天気 宮崎の天気 鹿児島の天気 九州・山口の天気 交通情報
九州のりものinfo.com
特集記事
熱球!全国高校野球
博多よかとこ
博多祇園山笠
BOOK
九州・山口の花火大会
消費者ニュース
値上げ↑ 値下げ↓
北京五輪特集 北京五輪特集
注目コンテンツ