カルト的人気を誇る映画「シベリア超特急」シリーズの主演・監督をつとめる映画評論家、水野晴郎さん(74、顔写真)が、その“スピンオフ”企画「欲望列車」=右写真=で衝撃の告白をしている。その中身とは…。
シベ超は、戦前のシベリア鉄道を舞台に、水野さん演じる山下閣下が難事件を次々に解決するというアクションサスペンス。閣下の護衛役佐伯大尉として常に水野さんと行動をともにしてきた映画コメンテーターの西田和昭さんが今回の「欲望列車」を監督した。番外編だけに舞台は現代の東京。新米OLミミが、通勤中に痴漢に遭い、助けてくれたプロレスラーと恋に落ちるがそのウラに闇の組織の存在が…というお色気コメディー。人気セクシー女優の松本未来、夢野まりあらに中村有志、斉木しげる、南部虎弾(電撃ネットワーク)、エスパー伊東などカルトな面々が絡む。
番外編とはいえ、痴漢を取り上げ、お色気シーン満載とは“名シリーズ”の名を汚さないか心配だが、「欲望列車」のオープニングでは、水野さんが登場し、「痴漢はいかん!」と警告。しかし、「実はラッシュの常磐線の中で…」と自身の「過去」を告白する場面がある。
水野さんといえば、過去のゲイ趣味を告白したこともあるだけに、その相手や状況も気になるが、赤裸々な中身は、27日夜、東京・テアトル新宿で開催されるオールナイト上映会「シベ超祭り」で公開される。また、「欲望列車」は10月末にDVD化も予定。
問い合わせはTEL03・3352・1846のテアトル新宿。
ZAKZAK 2005/08/26