医療法人済世会看護部として、病院の理念と方針に基づき、患者さまはもとより、地域社会、及び他部門の職員からも、信頼される看護師、看護部を目指します。
看護は、総ての人々の健康な生活に貢献することを使命としています。その人らしく生を全うできるように、援助を行う事を目標とし、専門職としての知識、技術は勿論のこと、看護師である前に一人の社会人として病める人々の立場に立つ心暖かい、気配り、思いやり、優しさを発揮し、対象となる人々と信頼関係を築き、親切、礼儀、協調をモットーに看護を提供します。
患者さまに対しては、安心で安全な環境に努め快適に治療に専念して満足して頂けるよう、心がけます。
そして一日も早く元の生活が送られますよう、総ての看護師で看護いたします。
統括看護部長 今田 年恵
来院される患者さまの悩みや困難の原因を、臨床心理士(CP)が知能検査・性格検査・認知症簡易検査などの心理検査を行うことで把握し、より適切な援助方法を選択して治療をすすめています。
また、外来医師の依頼による心理面接も行っておりますが、面接の内容が外部に漏れることはなく、治療目的以外に用いられることもありません。あらかじめ医師の診察の際に心理面接の導入について話し合っていただき、日時や頻度を決定しています。
患者さまの自主性を尊重しながら、創作活動・スポーツ・レリエレーション・個人活動などの作業療法を取り入れています。患者さまからの積極的な提案もあり、カラオケ大会なども行っています。また、花見・バスハイク・七夕といった季節の行事もあり、患者さまとスタッフとで日々の積み重ねを大事にしながら、「その人らしく」歩んでいけるよう退院に向けたサポートを行っています。
ウサギの世話を患者さまが行う「動物セラピー」への取り組みも当院の特色です。
診断および鑑別診断のためや症状の原因探求のため、また、重症度判定、経過判定、全身状態の把握のために、下記の臨床検査を行っています。
薬のことをよく知っていただき、正しく飲んでいただくことができるよう、患者さまと薬の話をするときには「普段着のまま」で接することを心がけています。薬に対する心配やご相談など、気軽にお声がけください。
毎日の食事はもちろんのこと、正月・節分・ひな祭り・子供の日・七夕・敬老の日・クリスマス等の行事食や、花見・運動会のお弁当などを用意しています。また、週2回昼・夕食のセレクトメニューも実施。デイサービスでも月~金曜日の昼食をご提供しており、カレーや麺類などが好評です。
放射線部門は診療放射線技師2名で運営しています。 設備は一般X線撮影(胸部レントゲンや骨塩定量を測る検査)、X線TV(胃の検査)、ヘリカルCT(レントゲン写真では得られない身体の内部の検査)、回診用X線装置(重症で放射線室まで来る事ができない患者さまもベッド際で写真撮影が可)です。 また、CTフィルム読影や胃透視検査などでは、放射線科医師とも協力し、万全を期しています。