随筆・ザの人

紗恵【だめぽ】´_ゝ`)

紗恵【だめぽ】´_ゝ`)
紗恵【だめぽ】´_ゝ`)、ザの人。冬に咲いた彼岸花の著者。8人を着眼中
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創天(彼岸花写真)
オガワナオキのフリー素材(雪写真)

【だめぽ】
某エロス様に憧れて所属。



戯言
「悪気はないんです。いつだってそうなんです。優しい私がいるんです、ちゃんと。なのにこの状況を笑う私がいるんです。本当は信じられないほどにサディスティックで、自ら言えないほどにエゴイストなのです。嘘なんかじゃない。私は嘘なんてついてない。素直な自分でいたい。笑う。笑う。笑ってさ…裏切るのが大好き。ズタボロに傷付けてやるのが大好き。立ち直れないくらい引っ掻き回してやるのが大好き。自殺まで追い込むことが最終目標。私は、人殺し。けれどおばあさんの荷物は持ってあげないと気がすまない。全ての子供がどうしようもなく愛しい。みんな幸せになればいいのに。世の中がもっと平和で、誰もが恵まれればいいのに、と思う。私は、良い人。私には、生きる価値と、死ぬ必要がある。じゅうがつじゅういちにち」
「もうどうでもいい。関係ない。いらない。そんなものいらない。必死で追い求める必要なんてなかったさ。責任を全部押し付けられて、全て背負い込んで、もう無理だ。私に委ねられたのなら私が諦めたっていいでしょう。もう何も見えないんだ。あるはずのものがとても遠くて、知らない人なんだ。迷惑かけてすみませんでした。不幸にしかできなくてすみませんでした。もう嫌。うわべだけでいく。人と深く繋がるなんて無意味だ。誰でもいいよ。誰かそばにいて。じゅうがつじゅうににち」
「いい調子だ。うまく誤魔化した。勘違いしてくれた。それでいい。そのまま。笑いがこみ上げる。二人が一人を知らないで一人を愛する。いけないこと。早く戻らなきゃ。でも壊れてしまうよ。もう何もいらないもの。選んでしまった方が失ってしまうの。それならこのまま深みにはまっていった方がいい。ぎりぎりの緊張感に癒される。安定は怖かった。そんなもの私には無理だった。それならとことん堕ちてみよう。深く触れる必要はない。軽い気持ちでいよう。騙し騙されてあげよう。構わない。それで全てが救われるのなら。じゅうがつじゅうさんにち」
「やばい。これはやばい。なんだもう…わらえなさすぎてわらえるよもう じゅうがつじゅうよっか」
「涙出そう。ゲロ出そう。そんぐらいうれしい。やばい。やばいよ!!!!!!!!なんでこんなにすてきで あの時ああしてよかったって ああ わたしってしあわせもの じゅうがつじゅうななにち」
「おかしいな。やっぱりうまくいかないな。よくわかんないよ。何考えてるの?軽いのこれ?わたしが一人で重いだけ?鳴り止まない音の正体は何?遊びなら遊びでこっちだって覚悟してんだから言ってくれよ。 じゅうがつじゅうはちにち」
「心臓がバクバクする。本当に。今回は酔いしれている暇などない。深刻だ。恐ろしい。無感情と高揚感。その声に感銘と余韻。まだまだ深いその心。風に消えた吸殻、今度は留めさせてやろう。理不尽に負った傷、私が癒してやろう。 じゅうがつじゅうくにち」
「かなしい。どうしてこうなっちゃったんだろう。この気持ちはなんなんだろう。錯覚?本心?わからない。ムキになって伝えても全てからまわり。中身なんてない。振り向きたい。振り向かせたい。その向こう側の、躍る声の、君を じゅうがつはつか」
「何考えてるの?どうしてなでなでしてくれるの?どうして抱きしめてくれるの?どうして軽々しく好きだなんて言うの?なのにどうして…友達だなんて言うの?思わず繋いでしまった手は振りほどかれなくて握り返されて離れられなくてずっとこのまま時が止まってくれればいいのに帰りたくない帰りたくない ああ早く言ってしまいたい 溢れる気持ち けれどもしも壊れてしまったら…全てが壊れてしまったら…そんなの嫌だ。言いたいこと言えよだなんて 好きなようにしろよだなんて 幸せになれよだなんて 何か引っかかってることあるでしょ って…言えるわけがないじゃない 君に じゅうがつにじゅうににち」
「溢れそう。誰でもいいから受け止めて。少し軽くなる。どうすればいいのだろう。いや迷っているフリをしているだけだ。もう答えは出ているはずなんだ。でも怖いんだ… あぁ今日こそ奇跡が起こると思ったのに、運が悪かった。焦る。この糸はどうしよう。もう振動すらしない。切ってしまおうか。ねぇ。そうすれば君は結びなおしてくれますか じゅうがつにじゅうさんにち」
「もう迷っている暇はない。全て失う前に、伝えなければ。このままではきっと後悔するから。ごめんね、騙してたわけじゃないんだよ。貴方のことも愛してる。だけどあの人は君と違うところにいる。馬鹿になんかしないでよ。あの人はすごい人なの。だから繋ぎ止めたい。手と手じゃなくて、心と心を。決戦は二日後だろうか。どうかその時は… じゅうがつにじゅうよっか」
「ずっと会っていない。その間にも彼は私の手を引くの。やめてよ。また揺らいでしまうよ。泣かないで。そんなに落ち込まないで。私にはもう貴方を癒せる力はないの。だからどうか誰か彼を愛してあげて。救ってあげて。彼を幸せにしてあげて。私はあの人を追いかけるの。日に日に恐怖は増していくけれど、たまには砕ける覚悟で当たってみたっていい。その腕に抱かれてみたいの。じゅうがつにじゅうはちにち」
「がんばったのに。あいたいのに。あいたくてあいたくてしかたなくてボロボロになってまでたどり着いてそれでもあえなくて。君は振り向いてくれないの。泣きながらドアの前で立ち尽くしてても君は鍵を開けてくれないの。ねぇ数分だけでいいから。いや10秒…1秒だっていい。たとえ四時間かけようが、伝えたいことはたった一言なの。言わせてよ。どうしてうまくいかないの。ううん…それでも待つ。諦めない。この口で直接伝えるまでは、諦めない。待ってる。どれだけ背を向けられても、信じてる。君は私を恨んでそうしたんじゃない。そうしてしまった自分を、恨んでいるんでしょう?だから君はいつも寂しそう。でも大丈夫だよ、私は君のこと じゅうがつさんじゅうにち」
「忘れられてないよね。忙しいだけだよね。けど私は夜も眠れないのに、貴方は私の声がなくてもケロリとしている。ちょっと悔しい。ああ君って本当にわからないな。初めて会った時から、全然わからない。自分への気持ちがわからないなんて、初めてかもしれない。届かない恋と、届く恋しかしたことがなかったから。届きそうで届かない恋は、君がはじめて じゅうがつさんじゅういちにち」
「ひどいよ。なんで?あれだけ引き寄せておいて突然君はいなくなってしまった。私は君の中から消えてしまったんだろうか。それすら見えない。一瞬でいいから会いたい。一瞬でいいから君の足が私の方へ向いてほしい。一瞬でいいから私の名前が君の頭をよぎってほしい。伝えさせてすらくれないなんて卑怯です じゅういちがつふつか」
「また裏切られた。これで三回目。何かしたかな私。しつこすぎたのかな。重すぎたのかな。でもあの言葉を信じて今日も待ち続けます。 僕はここにいるよ なら私もここにいるよ。じゅういちがつみっか」
「ばかばかばか。可愛いんだよ。抱きしめたい。あぁ数分前の私はどこ行った。帰りかけた私の靴を君は勢いよく奪って… じゅうにがつここのか」
「つまらない。つまらない。くだらない。話のつまらない低脳、ポイ捨ての非常識、社会の負け組、ゴミ。ネタにもならないくだらなさ。小雨の中 私は 涙を流して 背を向けた じゅうにがつとおか」
「かわいい。かわいい。愛しい。あんなに一生懸命愛したのに君のためならなんでもするのになんでも許すのにどうして裏切るのどうして嘘つくのどうしてどうしてどうして!!!! さんがつにじゅうににち」
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