釧路放送局

2008年7月24日 9時55分更新

夜間急病センターに2人目医師


釧路市の夜間急病センターに、来月、あらたに専任の医師1人が着任することが決まりました。

釧路市夜間急病センターに着任するのは、福岡県の伊東佐和子・医師(50)です。釧路市の夜間急病センターでは、当初、専任の医師3人を採用して、この3人で、交代して夜間の勤務を担当する診療体制を築く予定でしたが、採用できた専任の医師が1人にとどまったことで、これまでは、この1人と、ほかの医療機関に勤務する医師が交代で診療を行ってきました。しかし、伊東医師が着任することで、1か月のうち、20日間ほどを、2人の専任の医師が担当する体制が整うことになります。夜間急病センターの齋藤孝次センター長は「交代で診療を行なってきた、ほかの病院の医師の負担が減るので、結果的に、地域医療の充実につながる」と期待しています。釧路市では、引き続き、あと1人、専任の医師の確保を目指しています。