質問

QNo.36827 散乱について教えて下さい。
質問者:river244 レイリー散乱とミー散乱の違いについて教えて下さい。
参考になる本などがありましたら、そちらについても教えてください。
困り度:
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質問投稿日時:
01/02/05 19:04
この質問に対する回答は締め切られました。

回答

ANo.4 以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「ライダーによる大気計測」
このページのリンク先から、
・​http://info.nies.go.jp:8094/~cml/Japanese/LidarText/LidarMie.htm
(ミー散乱ライダー)
・​http://info.nies.go.jp:8094/~cml/Japanese/LidarText/LidarRay.htm
(レイリー散乱ライダー)
これ以外のリンク先も参考になるかもしれませんが・・・?

ご参考まで。
回答者:MiJun
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:
01/02/06 06:59
参考URL: http://info.nies.go.jp:8094/~cml/Japanese/LidarText/LidarInt.htm
この回答へのお礼ありがとうございます
早速検索してみます。

回答

ANo.3 あ、すいません。
下の私の回答ですが、電磁波を光の領域に限定して書きました。波長はなんとなく300nm-数μmくらいをイメージして書きました。

理屈は一般的な電磁波でも同じですが、念のため。
回答者:deeppurple14
種類:回答
どんな人:一般人
自信:自信あり
回答日時:
01/02/06 01:28
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答良回答10pt

ANo.2 deeppurple14 さんが詳しく書かれていますので,
ちょっとだけ補足.

波長と粒子の径の大小関係は deeppurle14 さんの言われるとおりですが,
レイリー散乱とミー散乱を区別するパラメーターは 2πa/λ がよいと言われています.
a は粒子の半径.
すなわち,波長と粒子の周長を比べよ,ということですね.

空が青く見えるのはレイリー散乱の効果であると言われています.
可視光線も短いのと長いのとでは波長が2倍くらい違いますから,
散乱強度は16倍くらいもちがいますね.

ミー散乱,検索でかなりヒットしますよ.
回答者:siegmund
種類:回答
どんな人:経験者
自信:自信あり
回答日時:
01/02/06 00:14
この回答へのお礼ミー散乱検索してみます
ありがとうございました。

回答良回答20pt

ANo.1 レイリー散乱とミー散乱の違いは、基本となる散乱粒子のサイズです。
レイリー散乱は、粒子の径が波長よりも短い場合、一方、ミー散乱の方は、波長よりも長い場合に適応されます。
つまり、レイリー散乱は分子や原子による弾性散乱で、ミー散乱は塵や細胞とかくらいの大きさのものによる散乱です。

よく言われているのは、レイリー散乱の効率は、波長の4乗の逆数に比例します。また、レイリー散乱は基本的に等方散乱です。
ミー散乱の場合散乱効率は、波長の逆数に比例します。が、これは完全な球体の場合で、これくらいの大きさのものだといろいろ形状が複雑なので、ものによって違います。また、ミー散乱は粒子の径が大きいので、散乱光強度の角度分布が条件によって大きく異なります。普通は前方散乱です。

レイリー散乱の方は、ちょっとした光学とか光物性の本とかに載ってます。
ミー散乱の方は、これまで日本語の良い本を見たことがありません。私は、M.Kerkerの"The scattering of light"っていう本で勉強しました。

以上、簡単ですがこんなかんじだと思います。
回答者:deeppurple14
種類:回答
どんな人:一般人
自信:自信あり
回答日時:
01/02/05 23:46
この回答へのお礼大変参考になりました。
今まで疑問に思っていたことが解消されました。
ありがとうございました。