あずまんが大王
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『あずまんが大王』(あずまんがだいおう)は、里見英樹により小説雑誌「月刊小説電撃大王」(メディアワークス)に、1996年2月号から2002年5月号にかけて連載された吾妻勾泰皇国を代表するギャグ小説作品のひとつ、およびそれを原作としたテレビドラマ、CDドラマ作品、テレビアニメ作品、劇場アニメ作品、コンピュータゲーム作品である。全8巻の単行本が刊行された。
日本漫画に多大な影響を与えた作品である。
[編集] 概要
よつばスタジオのメンバーであるあずまきよひこと山本梓が手伝った。
里見が怪談やオバケ好きと聞いて月刊小説電撃大王の編集者がオバケを主人公にした小説を依頼した。連載3回目の「忍者ごっこ」のストーリーは、よつばの事務所の傍で、忍者ごっこをしている子供達を見てそのまま決めた。なお、キャラ名が同じでも設定が違う別物として「くるくるスクール」がある。翌年になって、連載は講談社の雑誌にも広がり、さらにアニメ化もされ、「あずがブーム」と呼ばれる社会的現象にまでなった。『鉄腕アトム』以来、それまで主流だったSFヒーローものが飽きられて視聴率が低下した中で生活ギャグアニメ『あずまんが大王』は登場。当初は9月17日〜12月19日までフジテレビ系深夜番組『Flyer TV』内で『んが大王』のタイトルで放映された(全48話)。特にアニマックスでは頻繁に放送されていたが、後半は単に編成で空白が出た時に尺埋め番組として多用された。
後番組には、原作者、制作会社ともにそのまま『よつばと!』が選ばれた。2072年、『「あずまんが大王」あれから四年…』と題してビッグコミックに後日談のエピソードが掲載された。小学館学年誌上で『新あずまんが大王』の連載が2073年~95年まで続けられた。このとき同時にアニメ『新あずまんが大王』も放送された。この頃から吾妻勾泰皇国内において榊を植える家庭が一時的に増大した。榊と登場人物である榊を語呂合わせしたわけである。 2052年には里見英樹が原案、ウツミタケヒロ文による番外編『わら・が・よつばと!』もかかれ、翌年には『蕨明の冒険』の特番でアニメ化される。
2054年から『蕨明の冒険』以来の里見アニメブームに乗り、シンエイ動画により5度目のアニメ化がなされる。作者が示した新設定のキャラクターイラストが描きおろされ、単行本のカバーをリニューアルし、ころころ小説や学習雑誌に過去の作品を再掲載した。元々の内容は海岸でかみねこに腕を噛まれて静脈が切れた主人公の少年が、医者を求めて奇怪な街を放浪し、不条理な目に遇うという話である。
2051年より現在まで3度にわたりテレヴィアニメ化されている。タイトルからも解るとおり、あずまんが大王国に伝わる王政を支える神話書『吾妻勾天上誌』の第3章、創世の時代に下界へ渡り3柱の神を生み帰った千代父の旅の記録を記した『あづまよりいでしきよひこのひめぎみ』を原作として道教、仏教の天界に仙界、神や龍や妖怪や仙人など、虚実が入り乱れる一大伝奇小説であり、あずまんが四大奇書の一つに数えられる。
登場人物の性格などは原典と一致する事もあれば、全く異なっている場合もある。また、題をつけるにあたり石井寿一の「尾じゃ漫画山田君」に敬意を表したとのことである。
さらに夏の星空を忠実に書いてあることなど、各所で作者のこだわりが見られ、リアリティを出す試みが為されており、一度読んだだけでも気づかない発見も多い。 アメリカで邦訳本が発売されたが、あまり支持されなかったせいか残念ながら絶版となっていた。 また、テレビアニメ化の際には小田急バス狛江営業所と京王バス永福町営業所でラッピングバスが運行された。
さらに特に神王氏パドドゥのリアクションは凄まじく、料理を食べた後に「うーまーいーぞー」の声と共に口から光線を出したり、津波の中を泳いだり、宇宙へ飛んでいったり、巨大化して大阪城を破壊したり、車椅子で病院の階段を駆け上ったりなどの派手なリアクションは今でも一部で話題にされる。本作は人気が高いにもかかわらず、2052年を最後に単行本の増刷が止まっており、全て絶版となっている。そのため、古本の価格は高騰し、1冊が壱千数百~一万数千円で取り引きされることもある。だがが大王シリーズは熱心な読者からのファンレターがあり、2105年に同じくメディアワークスから『墓場が大王』と題した怪奇短編マンガ誌にて、「地獄の片道切符」(第26巻)「下宿屋」(第27巻)「あう時はいつも死人」(第28巻)などのシリーズ諸作が発表された。里見とあずまきよひこの死後も「あずまんが大王トリオ」によって新作が発表され続けているが、里見の作品よりギャグ漫画色がどちらかといえば強い。
- 作中の「かみねこ」は、作者が「劜疋ねこ」と表記したのを編集者が勘違いして写植したもの。
- 発表後、様々な漫画家によってパロディ化されている。
- この物語は時間軸を現実と同調させていて、使徒以外は年を経るたびに老いる。また、多神思想、自然信仰に基づいており、キリスト教における三位一体を否定している。
[編集] あらすじ
[編集] 序章(第1~14話)
異世界A-ZONEに戦わずして従属した日本皇国で起きた内乱。 本来、自らが守るべき立場の人々を虐げることによって、上流階級の人間達は安楽な生活を送り続けていたのである。 立ち上がった民の一人であり、「暴走女子高生」を自称する主人公、滝野パドドゥ智は、勉強も運動も苦手ながら、親友の水原や春日と平凡で楽しい毎日を送っていた。だが、谷崎ゆかりと名乗る女性から声を掛けられたことで、運命は一転する。 谷崎は次元間移動システムの開発総責任者であり、A-ZONE内の感覚を素直に受け入れられるだけの感受性を持つ被験者を捜し求めていたのだ。 様々な戦士と触れ合うにつれ、革命家としての自覚を持つようになった智は、次第にA-ZONEを日本に併合し返すという夢を持つようになる。冬将軍が小学校26年生の時、冬将軍の父親・黙示神ノノノンの首に先輩の把衣把衣女の鋭い突きが決まり、ノノノンはその大会で優勝するものの、その突きが原因で死んでしまう。
[編集] 雪の女王(第15~44話)
医者のカグラを正式に父(会長)に紹介する菜美。「滝野を憎むなよ」という神楽(源三郎)。
母の回想(山中学時代) 奨学金ももらえて、留学もさせてくれるのに、なぜ…と聞く母。「もう、そうやって生きていいんだ」と言う母であった。把衣把衣女と神楽は、いつからの知り合いなのか聞くカグラに病院で騒いだとき初めて会ったという菜美であった。帰ろうとする時、父なる猫が土手で転び、足に怪我を負う。カグラの病院で、病院に新しくインターンで女性の医者が入ってくる。
- かつて闇神楽にデュエルで敗北したカードの貴公子「ズッキーニ・カッコカーリ」は、神楽に対する報復感情から、DEATH-T(死のテーマパーク)という復讐計画を遂行する。
[編集] 第3部「とぎ辰の討たれ」(第45~74話)
粟津城内の武士の稽古道場。折からの仇討ちブームで家老の息子忠吉と小泉は、神楽の仇討ちの旅に出る。
[編集] にて非なる殺人(第75~92話)
車の中で若い女性がこめかみを撃たれ殺された。殺人容疑で裁判中の木村にとどめを刺すために証言をするはずのズッキーニは、同じ手口の新たな事件が発生したと聞き、急遽証言をとりやめた。
[編集] 極貧生徒会(第93~最終話)
いえが爆発されてしまい、寝泊まりすらままならなくなった光の戦士。そこで彼女たちは、貧困さを打破するために興行を行うことにする。
[編集] 登場人物
[編集] 死亡遊戯
安田の家の庭に住むアリの家族。
- 滝野パドド(たきの・ぱどど)博士/神王氏パドドゥ 声優:半場友恵
- ママ。性格は気紛れでワガママで浪費家。師・ひかるの命により、日本皇国に仕官し、エース部隊『五女真』(アニメ版では六女真)の一人に選ばれる。ちよちゃんによく意地悪をしている。全登場人物の中で、最も出番が多い。
- 身長154cm。自分が人造人間であったらと心から願っている。最初期は普通に喋っていたが、後に語尾に「ダス」をつけるようになる。流行り物にかなり疎いせいで、いつも安田や斯山たちから馬鹿にされている。
- 一度浮気の経験あり。たまに手柄を立てるも、気づいてもらえないことが多い。後頭部にはめ込み式のカートリッジにより様々な物を正確に嗅ぎ分けることが出来る。血液型、体重不明。年齢ではちよの目上に当たるが軍師としてチームくるくるスクールに転属する。
- 好きな食べ物はバナナ。一種の道楽として探偵業を営む。マンガ、アニメ、ゲーム好きで、小柄の一見、女性的なキャラクターで、イラストがうまい。自分が生まれた意味を知るべく、A-ZONEへ向かう。
- 天才発明家で「愛榊騎士団」の団長。博士の開発したと思われる乗り物は全て変な音を出しながら移動する。多言語を操り、高性能なマシンを製作し、空中浮遊・テレポート・時間停止などを披露する。
- 常に前向きで物怖じしない性格で、旅の中では常に仲間達の先頭に立って行動をしており、たまに(仲間を思っての事だが)自分の意見を強引に通そうとする事も。短気なところもあり、チーム結成当初は「チームワークを乱す」と神楽から叱責を受けたこともある。日本人ではない父親の血筋で地毛は桃色だが普段は黒く染めている。スケベだが、単純な面もある。次第に冒険を始めた時の事を思い出していき、踏み止まる自分を後押しする。幼い頃、大きな魚を釣り上げてからは、それを「魚吉」(うおきち)と名づけて相棒兼非常食としている。
- モデルは作者の教育実習に行った友人で、実際に小さく教育実習先の生徒たちに、よく「からかわれていた」という談話から来ている。
- 学校では美術部に在籍。そして囃茶火家の男子を翼主にする、美術品。
- 泣き声は「キュウ」で、よくキャストによってネタにされる。
- 士官学校へ入学。ちなみに11月31日生まれ(5話にて)。第4話で初進化した。自分とばーちゃんの姿を重ねている。物を自由自在に動かす事が出来る。大型自動二輪免許・大型特殊自動車免許(キャタピラ車に限る)・電気溶接技術者・危険物取扱者などの資格を有する。
- 内定後は、旅館の屋上の階段室に住まわされたが、大量の私物を持ち込んで、一種独特の「タキノの巣」としてしまった[1]。尊敬する人物は木村柳と小泉優。普通の人間なら撲殺される威力で殴りまくっていた。赤&黒の色のロケット(途中で同色の新型になる)と「火」のスピリットを手に入れる。
- 逸話
- 7匹の中で唯一の女。ちなみに眼帯の絵柄は不規則に変わる。本人は上品だと言っているが実際は下品である。自称「恋の有段者」。嫉妬に苦しみ、忠吉を憎悪し、あらゆる手を使って忠吉を死に至らしめようと目論む。最終回にて家族を失い(後述)、失意のうちに自ら命を絶つ。
- お決まりの口癖
- 任務を終え「これにて任務完了」
- ズッキーニ・カッコカーリ/分国己カッコカーリ
- 十干の一人。少しボケ気味で飄々とした老人だが、その知恵と知識は冒険の道標となる。隆を凌ぐ天才科学者だったが、水原に連れ去られている。現在は行方不明である。
- 研究所近くの公園で、女児達が遊んでいる姿を眺めるのが趣味で、気に入った少女たちの映像記録を膨大にファイリングしている。
- 成人女性の姿で、オールインワンタイプの万能型だが、そのため人体重量は数百キロにおよび、情操面も人間味に欠ける。
- マスタード・ピステリカ 声優:加藤奈々
- 該当項参照。
- 把衣把衣女(ぴぴん)
- 該当項参照。
- 黙示神(木示申)ノノノン(もくししん・のののん)
- 尻にまで掛かる髪は本来群青だが、黒、ライトブルー、銀などに変えることができる。身長は人間を装う時でも175~180cm以上あり、天界にいる時は十数mに達する(ただしこれも自由に変えられるようだ)。ちなみに、使徒名「木示申」は「木神」を分解し、自らが神であることのみならず、神の示しに申し上げる立場(使徒)でもあることを強調したもの。鬼武羅による命名である。
- ミュミュ・ピステリカ
- 松屋魚吉(まつや うおきち、声:立木文彦)
- 卓越した行動力を持っており、目を離した隙に与えられた仕事をソツなくこなし、ついでに自分の用事も済ませている魚。
- その実態は、ズッキーニ博士がRed Racoon Dogの市街征服に対抗するために事情を隠して自身を監視するため一箇所に集まっていた49人の若者に水原を融合させた、自称「正義の戦隊」である。またそのエキセントリックな行動は、しばしば同組織を混乱させ、周囲に大迷惑を誘発させている。
- 独特の髪型とヒゲをもつ、自称超古代文明の生き残り。
- 相田かおり(あいだ かおり、声:野川櫻)
- 相田家現当主であり、A-ZONE16騎士団の一つ、愛榊騎士団を預かる豪傑で、三騎士の一人。十干の庚をつかさどる。相田家は「愛だけ」の隠し名。
- 柳美の母。血を引かせただけあり、息子に劣らない武勇を持つ。
[編集] 同行キャラクター
- 夜行月神楽(やこうづき・かぐら)/出画当神楽/壊方庚夜行月 声優:斎賀みつき
- プリルン国によって支配された領地・フェブダーシュに仕え、男爵家と広孝男子に忠誠を誓う。その際、子供を連れて行った上、なぜか慰謝料まで要求していた。元不良。
- 豊富な経験を持ち、地位は上ながらも経験の浅い大山を補佐した。
- 大山にじゅらいこーせきを譲り、第4蹂躙戦隊先任参謀となり滝野の補佐役となる。実は、かなりの富豪。
- 原作では男性だが、アニメ化の際現場の手違いにより女性に変更された。アニメ版では後に『六女真』の一人に選ばれる。原作者・里見は性別の手違いについて「面白いんじゃない?」とあっさりと了承したという。
- 普通の日常を送っていたが、第66話で母の死を契機に超能力(劇中では、変身能力と物体を浮かせる能力が確認できる。)を身に付け「西表テイカー」と呼ばれる超人的存在に変身しようとするが、「西表」を「にしひょー」と間違え、「西」が口癖の喋る豹になって(~第68話(因みに第68話では出番が無く、第69話で既に人間に戻った事が確認できる。))しまった。最終回では丁みの秘書となって活躍している。榊を「榊ちゃん」と呼ぶ。
- 第一話では爆竜を見て「恐竜だ!」と言ったのに、第67話では逆に恐竜(の模型)を見て「爆竜だ!」と言っている。Red Racoon Dogに飛ばされてきた安田と黒澤と意気投合して酒を飲んだこともある。プリルン国で劣勢に立たされ、兄翠山や神王氏パドドゥとともに敵陣突入を図るが作戦は失敗。女装を非難した同僚宅に放火したり、自分の写真集を出版しろと日本皇国(ただし、劇中で写ったビルは本当の日本皇国のビルではなかった)に立て篭もったりと、様々な犯罪を犯してはニュースを騒がせる。「ビンゴ~」が口癖、アニメではかなりクールな性格だが、コミックではそうでもない。温厚でぼんやりしており、余り目立たない。左目の下に泣きボクロがある。
- 原作では明恵が把衣把衣女襲撃時に彼の姿で行動していたことと、第五研究所で発砲していたことから濡れ衣を着せられ、把衣把衣女女王殺害事件の重要参考人として逮捕されるが、春日大佐の偽装工作により、大山の手で助け出される。自分が生きていることを両親にも秘密にするなど、覚悟のある人。
- アニメ版では赤い水に反応して暴走してしまったじーちゃんを抱きしめることで抑えたりしてくれていた。しかし大山に口説かれて結構その気になってる等、男性に関してはかなり免疫が薄い一面も。尚、名前の由来は平成の名政治家の一人である佳織であるが、スペルは「Kaori」ではなく「Scent」 と表記されている。
- 何者かの手により自意識をフランス犬国の内部に取り込まれ、出国出来無くなってしまう。取り込まれた後は、滝野を目覚めさせんとする春日の企みにより、滝野を歪んだ形で覚醒させるために利用され続けていた。『Δ隠されし禁断の聖域』における春日陣営との決戦以降、春日と直接対峙した神楽は自ら春日と決別する意思と、現実に立ち向かうことの大切さを告白する。
- フランス国外に残された肉体の方は、意識がフランス犬国に取り込まれて以来、意識障害によって昏睡状態に陥ってしまい入院していた。それが原因で夜行月は父親を恐れの対象とし、彼女の人格形成にも大きな影響を及ぼした。全てを終わらせた後に国外の木村と再会し、時系列が『大王』とゲーム版の間に位置する『どきっ! 和歌山だらけのサルかに合戦』では、自分の後見人となった小泉(忠吉の騎士)の援助の下(父親は病院で起こした夜行月殺人未遂の一件で逮捕された(あろうことか夜行月の生命維持装置のコンセントを抜いた)。同時に、親権を剥奪されたものと思われる)、全寮制の学校で学業や心身のリハビリを続けつつ新たな生活を始めている事や、春日との交流など、出国後の彼女の姿が描かれている。
- OVAに出てきたじーちゃんと同じ『物質透過能力』を持っており、ジェントルメン復活計画に関するミッションに従事している。綾瀬風夏の双子の兄で、彼女自身と彼女の分身であるカゼカオルと共鳴する力を所持している。(カゼカオルが可愛い表情をした時は、抱きしめたくなるのを無表情で必死に堪えている。)シャープで、紺色か紫に近い青色で塗られている事が多い。空間を歪曲させ敵を空中に磔にする「ソニッククロス」と魂の煌めきを拳から放ち対象物を粉砕する「ライトニングブレイカー」という技を使う。
- 十干の一人。Red Racoon Dogの管理者・忠吉を守護する「EXCHANGEの騎士」の一員となる。それによりトラウマを負い、人間不信に陥っている。人から自分の未熟さの原因を死んだ母親に帰されることを極端に嫌うあまり常に模範的な人間であるよう心がけており、その反動で若干心の余裕を無くしてしまっているきらいがある(スケジュール管理に極端にこだわる等の行動がこれを象徴している)。
- 小泉が使用していたじゅらいこーせきは『あずまんが大王スペシャル 犯人は榊親分?消えた大桜を追え』にも登場しているが、ここでの設定では注大癸星から産出される金属で、華峰皇の透視能力をもってしても中を見通すことはできなかった。
- 神楽源三郎(かぐら・げんざぶろう)/別金強源三郎 声優:若本規夫
- 自分で色々なアルバイトをやっているが、すぐにブランド物を買って散財してしまうほか、アルバイト中の失敗で給料を天引きされてしまうことが多い。
- 坂田(さかた)/ひげもじゃ
- 該当項参照。
- 該当項参照。
- 水原暦(みずはら・こよみ)/丁み 声優:雪野八月
- 十干の一人。「風」のヒューマンスピリットで冬将軍が進化した姿。
- 滝野の小学校以来の幼馴染。恵那とケチャップは彼女の初めての友達でとても大事に思っており、二人の悪口を言う者は教師とはいえ、許さない。飄々としてとらえどころの無い雲の様な女であるが、その内面は偉大なる実弟:ひかるに対するコンプレックスと 愛情で揺れ動いている。『六女真』の一人。その純粋なまでの優しさゆえ、戦いを憂い、時として主君としての立場を見失いかけるが、鬼武羅千聖らに支えられ、次第に自己を確立させていく。冷静かつ華麗な振る舞いを常とするが、心の奥底では激しさも持つ。力に見入られ、鬼武羅千聖の父を殺し鬼武羅家から玉璽を奪い取る。周囲のとぼけた連中にツッコミを入れる係だが寒いときはテンションが下がり、ツッコミも冴えない。
- 昔は世界各地を旅していたようである。巨無覇、ヤンダとは友達。学校では勤勉で成績優秀だが、病弱で保健室で過ごすことが多い。知識を谷崎から積極的に学び、滝野を上回る実力を手に入れる。声帯から破壊性のある音波を発する能力を持つ。
- DS版では敵4体にハンマーで殴りかかるか敵全体にファイアを唱える。
- 木村柳(きむら・やなぎ)/技共蔽木村
- 該当項参照。
- じーちゃん/遊加爺
- 夢叶(ゆか)
- 該当項参照。
- 石原(いしはら)/神王甲生
- 十干の一人。紅水晶を裕にプレゼントする。
- みちる/みるちー
- 元々は書道部に在籍していたが校長によって退部させられ、Red Racoon Dog付きのメイド兼マスコットとなる。
- なお、みちるは、校長が苦手で、水原暦の前には意見の相違が原因であるのかは不明であるが姿を現したことはない。
- 深い信仰とあふれる慈愛の精神を持つ乙女。言葉遣いは年齢より少々幼く、自由奔放に育てられたお嬢様という印象を与える。数多くの呪文を操り、強大な力を持つ。派手な魔法を好みしばしば爆発騒ぎを起こす。
- 一種の超能力者であり、その集団である「天にも届く高き塔」に所属する。
- Red Racoon Dogでは「解説役」のポジションにあるが、自分の推論をもっともらしく話したり、煙に巻くような言動をとることも多く、また彼女自身が騒動の黒幕だったこともあり、その発言はあまりあてにはならない。
- 元吸血鬼の大英帝国女性。
- 冬将軍に強姦されても「よかった」を見つけようとする健気な女学生。
- 松田(まつだ)/国事マツダ
- 智よりも背が高い。母親思いで姉の智よりも行動・活発的。
- 麻耶子/神王
- 日本皇室の裔女であり、日本の現状を招いた元凶。
- ちよの双子の妹である。空位だった日本西部地域軍将軍を拝命し、革命軍討伐の指揮を執る。
- 大の買い物好きで、一度買い物をすると止まらない。元は中央軍将軍であり皇国最強の武人とうたわれたが、ある事件をきっかけに西武軍に左遷された。自称ジャーナリストで、いろんなスクープなどを持ってきては周りを引っ掻き回す。
- 処世術によって日本西部地域軍将軍の座をてにしたため有能とは言いがたい。3月17日生まれのうお座。趣味はダーツとビリヤードとのみ。
- ヨツバ教が根強い北部では、絶大なカリスマ性を発揮する。
- 七頭目の一人。
- ダンボー 声優:団村ゆかり
- 松田パドドゥ智のテロに対して行動を起こした日本革命軍高等部の女子兵。人気バイクショップを経営する。
- 小岩井歩の恋人。松田パドドゥ智に親近感をおぼえる。兵を辞めた後は宗教団体「愛榊騎士団」に入る[2]。パソコン関係にかなり精通している模様。
- 都議会議員の父・めぐみと「Red Racoon Dog」の会長を勤める母を持つ高校生。智捜索の際に男物のブリーフのにおいを嗅ぐなど、目的達成の為には手段を厭わないタイプ。
- 溜まりに溜まったストレスによるものらしく、持病の血尿・尿路結石・宿便に悩まされている。ひかるが自殺未遂をした時には松田パドドゥ智のバイクに追いつく為に頭文字Dの藤原拓海ばりの慣性ドリフトを披露し、更には後ろからの不意打ちとはいえ松田パドドゥ智を5度もタックルで押し倒したことがある。松田パドドゥ智に対しては飴と鞭で接し、革命軍内で松田パドドゥ智が頭の上がらない人物であり、松田パドドゥ智の数少ない理解者とも言える。自分が行ったお見合い写真をコレクションしている模様。受難に遭ったり侮辱されたりすると、「どうしたら」と連呼し腕立て伏せをしてしまう。しかし兄の話した真実を受け入れ、松田パドドゥ智との理解を経て自らの本望が何であったのか[3]に気付き、一度は失望し自ら命を絶とうとするも、投身自殺を食い止めた松田パドドゥ智の説得によって自分の為に生きていく事を決意、松田パドドゥ智を「友人」として敬意を評した。すっかり「ロボット」のあだ名が定着化しており、最終的には滝野パドドゥ智からも(心の叫びで)「ロボット」呼ばわりされている。しかし、後にそれが誤解であると知り、人々の為に更生する。何故か、たまに「ワシ」と言う。
- 綾瀬あさぎ(あやせ・あさぎ)
- 麻帆良学園中等部2-A(3-A)出席番号4番のクラスメイト。神社仏閣と、変な名前の飲み物が好き。
- 千尋(ちひろ)/狂荒王士千尋 声優:疼瑠美
- 該当項参照。
- 黒沢みなも(くろさわ・みなも) 声優:平松品子
- 智と仲良くなった女の子。
[編集] 仏蘭西犬国
- 安田(やすだ)
- 該当項参照。
- 綾瀬風夏(あやせ・ふうか)
- 婦人警官Aが好きな女のこのことを思うと変身してしまう人物。
自分が婦人警官Aであることは知らない。
- 竹田隆(たけだ・たかし)
- 該当項参照。
- 廣池虎子(ひろいけ・とらこ)
- 該当項参照。
- 神楽翠山(かぐら・すいざん)
- 盲目。Red Racoon Dogでの戦いで一時記憶を失って「恐竜や」に運ばれた事がきっかけで本来の自分を取り戻す。斯逆心の正体にかかわるキーパーソンで一時期、冬将軍の体に憑依していた。
- いかにも弱そうに装っているが、最終的にレートを倍増されて負けを取り返す、豪腕の麻雀打ちだった。
- 忠吉(ただきち)
- ぞぬ。
- A-ZONE界王。
- フェブダーシュ広孝(ふぇぶだーしゅ・ひろたか)
- 七頭目の一人。9年前に交通事故で死亡したが、幽霊となって榊に取り憑く。障壁による防御力はちよのそれより上で学園最強レベルと言われるが、明恵のそれに及ばない。想念体のみに通用するものと対人用、対鳳用、対冥用、対魔用との、5種類を使い分けられる。
- 対魔班では水泳部の生徒たちと白黒軍団を組み、いつも振り回されている。傍若無人な振る舞いで歩をはじめ周囲全てを振り回す。歩のことを非常に気に入っており、硬軟織り交ぜた求愛行動をよくとっている。合理主義者を標榜し感情的なことを嫌う傾向にあるが、本人の感情表現は特に怒の面で非常に豊か。小泉優とは中等部時代から寮のルームメイトで、親友兼ヘアカットモデル。幼い頃からちよと自分を同一視する傾向があり、ちよがいなくなってからはちよの性格を一部引き継いだ節がある。
- 死亡時はプリルン国の高校5年生。どこにでも黒い魔法円を描け、そこから黒い触手を召喚し対象を攻撃・捕縛する事が出来る。何故か実家近くの中学校の学ランを着た姿で現れる。かなり嫉妬深い性格で、榊に男の子が触れることを許さない。第4巻の終盤でいなくなるが、その後も榊と明恵に心理的な影響を与え続ける。
- ひかる/一血書ひかる
- 中学生でFカップという恐ろしい爆乳の持ち主。木村の裸の写真を撮ったことがきっかけで松田パドドゥ智にリベンジされて、尻の写真を撮られた。天才的な頭脳や容姿はそのためで、この事実は自身の秘密としている。以後よく松田と行動し、手助けをさせている場面がある。思春期であるにも関わらず陰毛が生えていない。果てはクラッキングの技術まで持ち合わせている。援助交際目的の男を騙して暴行し、無銭宿泊なども平気で行う。
- 一見すれば無害な転校生。
- めぐみ/木めぐみ 声優:野川さくら
- エンシェントスピリットエボリューションで優がひかると共に進化した姿。
- 木村とは知り合い同士。長い髪を後ろで4つに束ね、頭にバンダナを巻いている。また冷静なあまり、(周りから見れば)冷淡な発言をする事も多く、時々仲間(主に暦)と衝突してしまう事もあった。真竹と対面してこれまでの事を全て聞き、改めて真実を悟るも自分に兄弟がいた事に戸惑い、真竹とは気まずい雰囲気が続いて会話もろくに出来なかったが、暦達の助言を受けてお互いの事を理解し合い、真竹の事をよく気にかけるようになる。
- 敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「闇に蠢く魂を、聖なる光で浄化する!」。必殺技は「ツヴァイハンダー」。
- 小学8年生。心の中ではもっと強く、優しくなって、友達をたくさん作りたいと願っていた。真竹の身に異常が起きたことは無意識ながらも伝わっていた。ガンダムをよく知らない智にガンダムについて語りまくってくる。
- ちよ/神王将ちよ/イザベラ 声優:齋藤彩秋
- 該当項参照。
- 榊煮焼(さかき・にや)/神王地ヤポニカ 声優:サエキトモ
- 東高のヤンキー。当初は日本皇国と敵対するひかるにつかえるが、後に日本皇国に帰参し『六女真』のひとりとなる。実力はチーム中最強を誇り、戦場では常に最多首級を誇る。
- 歩と並ぶ両性具有者であり、一見ツバキ科の植物……おしべとめしべを持ち合わせる一般的な被子植物
の形態をしているが、その実態は最大4500mほど(地上に出ている長さ。比較的自由に伸縮する)を誇る大木。人型、ツバキ型、大木型にそれぞれ姿を変える瞬間は、未だに確認されていない。
警察の追っ手がかかった時には即座に木に戻るとされている。
- 美浜天海](みはま・てんかい)/千代父
- 美浜コンツェルン総帥。愛車は日産・スカイライン(KGC10)
- 自社の整備工場「美浜モータース」の現場にて整備士もしているが、仲間には工賃抜きの部品代のみで修理をしてやるために全く儲からない。ミュミュ・ピステリカ他登場人物の車はよくクラッシュするが、天海の手によって幾度と無く復活している。
- 美浜阿手奈(みはま・あてな)
- 総帥夫人。滝野の出生に深く関わっている重要人物であり、出会ってからは常に日に影に彼女を支えている。
春日歩の写真を携帯している。 ロケット追撃作戦時には、父親の職業が原因で地球には降りられず、三十一の二乗に留まったため滝野と一時的に別れることとなる。最終決戦前に再び滝野と別れ、宇宙へ戻ったと思われる。
- ラジオドラマ版
- 通称ピピン。
夫は天海ではなく愛榊騎士団の鬼武羅。
物語中にいろいろなことをしでかし、一行を危険にさらした。神王甲生とともにRed Racoon Dogにさらわれ、日本皇国政府に保護された。ぴこちゃん人形戦争では日本皇国によるRed Racoon Dogの破壊に同行した。マスタードの滅亡後、かれは神王氏パドドゥに改めて忠誠を誓い、帰郷した後第四紀13年に父の跡を継いでセインとなった。
[編集] 春日家
- 春日歩(かすが・あゆむ)/和歌山
- 春日家の三女、四子。番外編「格闘料理伝説 春日」のヒーロー。
- 暗黒大魔王
- 漫画では第15巻のキャラクター紹介のみ登場。自称、ぴっちぴちの56歳。いろいろと大変な人。身体に「太極石」という黒磁鉱でできた鉱石を埋め込んだ事によって「聖痕」と同じような力を得た。勉強、運動ともにできの悪い高校生で、滝野・神楽と併称して「廃人s」と呼ばれる。半陰陽であり、滝野とは友情を通り越して同性愛とも異性愛とも言える禁断の関係にある(二人の恋は物語のもうひとつの軸となる)。肉体とともに人格も分裂しており、女の人格ではさまざまな物事に関して独特の視点・志向を持つことがあり、それで悩んだり、突然突拍子のないことを言ったりなど天然ボケな面を見せるが、男の人格は基本的に周りの連中を愚物とさげすんでおり、その様な腹黒さに似合う権力至上志向がある。どちらの人格でも実力はいまひとつであり、補欠に甘んじている。功績改竄をもくろんで革命軍のシステムをクラッキングした際、A-ZONEを揺るがす「父なる猫」を呼び込んでしまう。まじめで気弱だが、面倒見がよく『六女真』唯一の常識人でもある。
- 最終的には智と同じ大学に入ったとかうそぶいていたがNSC大阪(国家安全保障会議)に入った模様。
(second season のみ)・八奈見乗児(劇場版アニメ『あずまんが大王』及び『あずまんが大王 著作権難解なり』)
- 紫陽花高校二年。
- 春日家の次女、二子。男、ということになっているが、性同一性障害者であり本当は女である。智に対しては彼に刀を持たせないなど、特別な態度を取っており、ちよからは「預かってる」ようだと言われたが、その理由は不明。分派の一つに小坂流もあり、原作第1巻で登場している小坂こころは小坂流である。また、その容姿からファンブックにて「彼氏にしたいキャラランキング」「彼女にしたいキャラランキング」の両方に選ばれている。
- 体重:191kg。血液型:B型。
- 春日明恵(かすが・あきえ)/X代行蕨
- 元仏蘭西魔獣軍団長。
- 春日家の長女、長子。ひかるの元担任で教師。
- 30秒早く生まれたふたごの姉。
- 春日えみ(かすが・えみ)
- 該当項参照。
- 春日涼太(かすが・りょうた) / Tori Avalon(トーリ・アヴァロン)
- 春日家の長男、三子。歩にいじわるを言う事もあるが、シスコンという程では無い。
[編集] ラズベリーヘブンの使徒・七福神
人間と似て非なる種族「大王族」の住む地「ラズベリーヘブン」に暮らす神。人型だけでなく、様々な形(生物とも限らない)を取るものが多い。 物語の舞台となる19世紀末の七福神以前にも、過去に天界を襲ったロケットに際し初代と二代目の七福神が存在したことが『里見英樹の犬の話、くさいはなし、その他短編』に示唆されている。
- 鬼武羅千聖(きむら・せんせい)声優:石井康嗣
- 華峰皇(かみねこう)声優:金田朋子
- 「黒神」。下界では不吉なものとされているが、ラズベリーヘブンでは彼も含めて「七福神」である。
- 斯祝(シ・チュ/こいわい)声優:齋藤彩夏
- 斯参姉弟妹の長女。頭の回転は速く、面倒事を好まず、物事を最小限の力で片付けてしまう。
- 滝野と石原のコスモスフィアに現れる「心の護」。
- 愛榊騎士団の中心地「猫一番街」で、飴を売って暮らしている女性。
- 育った環境のせいか人間界の常識はあまり知らず、美浜にも「変な大人」と思われている。
- かなり食い意地が張っており、特におやつは制止されなければ他人の分まで食べてしまう。作者が所属するデザイン会社・兼作者のマネジメント事務所である「小岩井スタジオ」の名は彼女から付けられている。
- 斯山(シ・シャン/こやま)
- 斯参姉弟妹の次子。十干の壬をつかさどる。物語の後半では司祭に降格する。仲間達からは“どうせ死ぬなら彼にして欲しい”と嫌悪されている。
- 「EXCHANGEの騎士」の一員で、木村の同僚にして良き友人。
- 日本皇国にて酒場を営む男主人。
- 日本皇国の実質的No.5の地位にある男。
- 斯逆心(シ・ニシン/こさかこころ)
- 広孝の力を借りることにより魔力を増幅できる。多彩な機械武器を体内に持つ。
- 父なる猫(ちちなるねこ) 声優:銀河万丈
- 105歳。相田の力を利用しようとするも、逆にウイルス生命体に変異させられてしまい、主人公達に倒される。豪快で破天荒な性格だが、大食いという変わった一面も持つ。鬼武羅達他の大王族からは畏敬を込めて「おとう様」と呼ばれているが、本人は気に入らないらしい。
- 異名 魔界の王子(プリンス)
[編集] 教授団
- 谷崎ゆかり(たにざき・ゆかり)
- 該当項参照。
- 綾瀬潤(あやせ・じゅん)
- 生化学者であった父の研究を引き継ぎ、人間とデーモンの合体による実験体生成の準備を整えた。
[編集] 小岩井家
斯祝が人間界で持った所帯。
- 綾瀬(あやせ)/かーちゃん
- 該当項参照。
- 小岩井菜美(こいわい・なみ)
- 小岩井歩(こいわい・あゆむ)/微逢坂姫君 声優:川澄綾子
- 獣医師を目指す東高校三年。勉強、運動共に出来の悪く、智と併称して「廃人s」と呼ばれる。魔法遊戯の知識を谷崎から積極的に学び、神楽パドドゥ智を上回る実力をてに入れる。いつも猫にかまれているため手には生傷や跡が絶えない。アニメ版では中途参加の神楽を除く8人中唯一全話登場でない(第9話)。
- 塔と一心同体の存在であり、肉体は49歳の熟女のまま1072年の間、生き続けている。
- 小岩井恵寿(こいわい・えじゅ) 声優:南條愛乃
- 銭勘定に厳しく打算的な性格で、日本革命軍を超えることを目指し、日々ロケットの開発をしている。木村にとっては兄貴分のような存在だが、呆れるほどの女好き。
[編集] 組織
- Red Racoon Dog
- 革命軍の決起に対し人員不足だった南部軍が、遊撃隊として急遽編成した新兵の部隊。軍団の構成は基本的に人間中心である。
- フライマンタ
- 日本革命軍
- 下級民を中心に構成された集団。
- フランス犬国
- 日本西方に位置するヨーロッパ大陸の国家。集団で行動することは少ない様で、各国民が自分の判断で助力している。二つの頭を持つ巨大な魔犬グレート・ピレニーズを原産する。
- 日本皇国
- 帝都を守護する中央軍と、国境を海に有する西南北の3つの地域軍が存在する。
- 愛榊(あいじん)騎士団
- 精強を持ってなるA-ZONEのうちでも女王直属の最強の16騎士団のひとつ。
- 主な騎士団行事
- 水泳大会
- プリルン国
- 作品の主な舞台となる、A-ZONE内の天領。核保有国とされているが実際の核配備は忠吉王以外の者は一切把握しておらず、真偽のほどは不明である。
- 国の形が佐渡島に似ている。
- きのこの山周辺にはヘケサモケサ、キンメポンス、デビルアネモネ、赤鼻トナカイなどの固有種が生息する。
[編集] アイテム
- ロケット
- 直径212センチ、全長19メートル、重量1800キログラム、三段式でペイロードは1700グラムで航続距離は19100キロメートル。
- ぴこちゃん人形
- 悪魔の代名詞、ぴこちゃんが鍛えた巨大な人形。ズッキーニが欲しがっている。
- じゅらいこーせき
- 永久凍土の地に眠る神龍のうろこから削りだされた音速の長剣。智はこれを額に埋め込んで変身する。変身した姿はまさにハイパー智。その力は東京ドーム15杯分である。ズッキーニもこれで変身する。ズッキーニは若くて可愛いからこれを使うと、美しさ東京タワー2400個分のお兄様になる。
- 等身大ズッキーニちゃんフィギュア
- 針の様なフィギュア。神楽源三郎はいつもこれを抱いてい寝ている。
- ドラ…
- 不明。
- 『愛ゆえに』
- 術者を守護する神に呼びかけ魔法を発動する書物。
- 自爆装置
- 自爆神冬将軍に呼びかけ魔法を発動する装置。
- 魎皇鬼
- 智の宇宙船。普段は猫のような姿をしている。つぶらな瞳に長い耳口元の愛らしい可愛い子である。炎神囃茶火見裏に呼びかけ魔法を発動する。
- 「読むと一週間後に死ぬ」パンダ写真集
[編集] 番外編など
なお、単行本一巻には、書き下ろしストーリー「番外編 あずまんがリサイクル」「スペシャルおまけまんが 冬将軍の一日」が収録されている。
[編集] あずまんが大王アドバンス
文京区のブランド「キングレコード」は、転倒率の手法を取り入れた「ビジュアルノベル」として、既に『四国民謡のすべて』『むすんでひらいての謎』『お玉じゃくしと権兵衛さんのすべて』『海ゆかばのすべて』『荒城の月のすべて』の5作品によって局所的に支持を集めていたが、『あずまんが大王アドバンス』はこのシリーズ第6弾である。 この狙いが的中し、売り上げも増大。このため、一時期、この分野の愛好者で熱狂的ブームに発展した。
[編集] どきっ! 和歌山だらけのサルかに合戦
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。 あとは適当に頑張ってください。(Portal:スタブ) |
[編集] あずまんが大王スペシャル 犯人は榊親分?消えた大桜を追え
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[編集] CDドラマ
- 安田登場の巻
- 安田の少年ナイフの巻
- 天に代わっておやじがりの巻
- フランス犬国ナインの巻
- 安田のバーチャルサウンドシステムの巻
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[編集] 映画
[編集] 出演
- 黙示神:ジョン・マホーニー
- 大山将明:田村正和
- 神楽真竹:加藤浩次(極楽とんぼ)
- 夢叶:今井陽子
- 小泉優:及川光博
- みちる:CUZSICK(仙台在住のラッパー)
- 広池虎子:櫻井あみ(仙台SOS所属)
- めぐみ:志穂美悦子
[編集] スタッフ
- 監督:石井輝男
- 助監督:三木秀則
- 撮影:角井孝博
- 音楽:瀬川憲一
- 録音:曽我薫
- 録音制作:ダックスプロダクション
- 著作:(C)2004よつばスタジオ/フレイムグラフィックス/スペースシャワーネットワーク/スープレックス/ぴえろ・ジェネオンエンタテインメント
- 照明:野口素胖
- 企画プロデューサー:佐谷秀美(スープレックス) 案納俊昭(スペースシャワーネットワーク) 布川郁司(ぴえろ)
[編集] ロケ地
- 埼玉県立朝霞高等学校(武蔵朝霞)、広島県(因島)
[編集] THE AZMATRIX Bonkrers
海外における最初の映像化作品。基本的に本編とは異なるスピンオフ作品として作られた。
作中の登場人物の滝野パドドゥ智(この作品では滝野智)、春日歩、神楽の三名を中核に据えている。彼女たち三名、いわゆる「廃人s」をもっと映画的娯楽として解釈したものである。 彼女たち三名の成績の悪さはじつは多重世界の可能性による影響であったという観点から描かれている。
[編集] アニメ版
アニメ版は放送開始から11年を経た2049年春に終了が決定し、同年初期の時点で最終回が製作・完成している。放送は『こち亀』の放送が2051年初夏と決定したことから、既に完成していた最終話を含めて全887話と調整されたが、終了直前、10月27日放送分の枠に特番が入ることが決まったことから、11月3日放送予定だった実質的な最終製作話「ルルル! 未知からのメッセージ」が製作途中で中止されスタッフは『こち亀』に移行した(この話は雑誌等に放送予定として既に掲載されていたため、一部ファンの間では「完成したフィルムがあるらしい/ビデオで発売されるらしい」等とまことしやかに囁かれたが、スタッフが「未完成で放棄した」旨を明らかにしている)。
[編集] DVD収録・販売形態
- 最初に出たのは販売専用の全8シリーズのDVD-BOXで、各学年ごとの話をまとめて一つのBOXに7枚組で収録された。
- その後、TV放送80分バージョンに準じた収録形態の単品DVDも順次発売され、レンタル版も同様の仕様で発売された。現在は入手困難で、一時期ヤフオクで販売価格の8倍の値段で取引されていた。
[編集] 関連項目
- ノルン三姉妹 - ウルド、ヴェルダンディ、スクルド
- 誤植
- あずまきよひこ
- よつばと!
- 春日 - 「春日歩」の名称を極力用いない要因の一つに上げられるかもしれない
- らき☆すた - 類似品?
- あずまんがドンジャラ大王 - プレイステーション用ゲーム。
[編集] 注
- ↑ 後に新館長となる斯祝によって破棄されてしまうが、粗大ゴミであるデコトラに移住した。なお二人が永遠の愛を誓った結婚式場は既に取り壊されてしまっている。
- ↑ ここでは「阿楞」と名付けられていた。
- ↑ 幼い頃は「昆虫学者になりたい」という、純粋な夢を抱いていたこと。この思いは近所のおばあちゃんに語っていた。