2008年7月23日 23時53分更新
子どもたちが南極の昭和基地に駐在する隊員とテレビ電話で話をして、南極の自然などについて学ぶ教室が倉敷市で開かれました。
この教室は、倉敷市にある中高一貫教育の倉敷天城中学・高校が学校と南極の昭和基地をテレビ電話で結んで開いたもので、生徒などおよそ100人が参加しました。
テレビ電話のスクリーンにはこの高校の卒業生で、国立極地研究所の研究員の内田洋子さんの姿が映し出され、内田さんは南極でふだんどんな仕事をしているかなどを説明していました。
このあと、生徒らが南極でおこる現象や隊員の暮らしなどについて質問し、内田さんは自分で撮影した写真や動画を見せながらていねいに答えていました。
このうち、「南極ではシャボン玉はどうなるのか」という質問に対しては、シャボン玉が縮んだり破れて膜のような状態になることを撮影した動画を見せながら説明していました。
教室に参加した生徒の1人は「将来、医師になって南極観測隊の隊員になってみたいと思いました」と話していました。