伊達と洞爺湖、豊浦、壮瞥の1市3町のタクシー業者でつくる胆振西部ハイヤー協同組合は1日から、全面禁煙タクシーをスタートさせた。
同組合加盟は6社81台。昨年9月に乗務員の禁煙を実施し、今回、サミット開催や札幌タクシー協会が前倒しで導入するのにあわせて全面禁煙に踏み切った。
洞爺湖町洞爺湖温泉のタクシー乗り場には、後部座席ドアに「伊達・洞爺湖圏のタクシーは全面禁煙」のシールを張った客待ちの車が数台。乗客に対しては「禁煙車です」と説明している。
タクシーの乗務員は「喫煙客にはビニール製の携帯灰皿を渡して外で吸ってもらっている。環境サミットのPRになって、お客も増えてもらいたい」と話している。 (鈴木利勝)
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