2008年 7月 23日
イオン綾川SCがオープン
香川県綾川町にイオン綾川ショッピングセンターが23日、オープンしました。県内2位の売場面積を誇る大型商業施設の誕生で、今後、買物客の獲得競争が激化しそうです。イオン綾川ショッピングセンターの売場面積は4万2000平方メートルで、東京ドームに匹敵する広さです。ジャスコを核テナントに150の専門店が入居しています。集客の核になると見られているのは県内最多の9つのスクリーンを持つ映画館です。四国地方で初めて3Dシネマを導入するなど早くから注目されていました。今月18日に地域住民などを対象に先行オープンしていた事もあってか、23日は大きな混雑はみられませんでした。県内では今年、丸亀市と三豊市でも大型商業施設のオープンが予定されていて、買物客の獲得競争が激化する見通しです。

岡山市立市民病院で個人情報紛失
岡山市立市民病院が患者の名前や病名など約2100人分の個人情報が入ったUSBメモリー1個を紛失していたことが分りました。紛失したのは岡山市立市民病院の集中治療室にあるパソコンで使っていたUSBメモリー1個です。このメモリーには集中治療室で治療を受けた患者の名前や病名のほか医師や看護師の連絡先や電話番号などあわせて2063人分の個人情報が記録されていました。今月15日、午後4時ごろ当直の医師が紛失に気づいたもので、同じ日の午前8時半から7時間半の間になくなったとみられています。市民病院は集中治療室へ出入りした25人の医師と看護師に調査を行いましたが見つからず、22日警察に紛失届を出したということです。岡山市立市民病院ではUSBメモリーの使用は原則禁止していますが、今回は集中治療室のパソコンを修理に出していたため、データの保存用に使用していたということです。

娘にたばこを買い与えた母親を書類送検
17歳の娘にたばこを買い与えたとして、岡山市の女が、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで岡山地方検察庁に書類送検されました。書類送検されたのは、岡山市に住む、40歳のパート従業員の女です。警察の調べによりますと、女は今月7日午後6時ごろ、自宅で、高校に通う17歳の娘にたばこを買ってくるよう頼まれ、娘がたばこを吸うことを知りながらたばこ1箱を買い与えた疑いです。警察は今月8日、市内で補導した娘がたばこを所持していたことから事情を聞いたところ、女が日常的にたばこを買い与えていたことがわかったものです。警察の調べに対して娘は、「タスポができてから自動販売機でたばこを買いにくくなった」と、また、女は「2、3日おきに娘にたばこを買い与えていた」とそれぞれ供述しているということです。

デイサービス送迎車が自損事故、2人死傷
22日夕方、香川県まんのう町の国道でデイサービスの送迎車が道路脇のコンクリートに衝突する事故があり、2人が死傷しました。22日午後4時40分ごろ香川県まんのう町の国道438号線で近くに住む58歳の介護士の男性が運転する軽乗用車が道路脇のコンクリートに衝突しました。この事故で後部座席に乗っていた近くの無職・新家コヨシさん(89)が胸などを強く打ち死亡しました。また、助手席に乗っていた近くの無職小西勢津子さん(85)もろっ骨を折る重傷を負いました。現場は見通しの良い緩やかな左カーブで、警察が車を運転していた介護士の男性から事情を聞くなどして事故の原因を調べています。亡くなった新家さんらは近くの病院でデイサービスを受け、自宅に帰る途中でした。

南極とテレビ電話で交信
南極観測隊員とテレビ電話を使って交信し、地球環境についての理解を深めようという取り組みが、きょう、倉敷市の中高一貫校で行われました。倉敷市の天城中学・高校で行われた今回の取り組みは、高校の卒業生、内田洋子さんが現在、南極観測隊に参加しているのが縁で実現したものです。生徒約100人が参加し、14000キロ離れた南極・昭和基地にいる内田さんと交信すると、内田さんがマイナス35度を下回ることもある南極の気象状況などを写真や映像を交えながら紹介しました。この後の質疑応答で生徒からは「南極では地球温暖化の影響は見られますか」などの質問が出されました。(生徒2人)「オーロラや動物の観測の様子が印象に残った」「将来機会があれば観測隊に参加したいと思った」生徒たちはテレビや本でしか見たことがない南極の様子に目を輝かせていました。

岡山市で風鈴電車が運行開始
岡山市中心部を走る路面電車に、風鈴を飾り付けた、風鈴電車がお目見えしました。この電車は岡山電気軌道が毎年、この時期に運行しているものです。車内には30個の備前焼の風鈴がつるされ涼しげな音色を響かせています。今年は岡山市の専門学校生が「動く水族館」をテーマに飾り付けをしていて、窓と車内には熱帯魚をプリントしたシート180枚が飾られています。カラフルな熱帯魚と風鈴の音が涼しさを演出します。風鈴電車は来月20日まで清輝橋線と東山線で、1日に15往復程度運行されます。

ハリーポッター最終巻、高松で早朝販売
世界的なベストセラー小説ハリーポッターシリーズの最終巻が23日、発売されました。高松市の書店では開店時間を繰り上げ、早朝から販売を始めました。紀伊国屋書店高松店では丸亀町商店街に特設コーナーを設け、午前6時から販売を始めました。早朝にもかかわらず、熱心なファンが訪れ、待ちに待った本を買い求めていました。ハリーポッターシリーズはイギリスの作家J・K・ローリングによるファンタジー小説です。紀伊国屋書店高松店によりますと新刊のヒットは1週間で50冊の販売が目安ということですが、ハリーポッター最終巻は今週末までに500冊の販売を見込んでいるということです。