伊東市長はチボリ公園について「最後まで県が責任を持ってチボリの行く末を考えて欲しい」と話し「県が事業に関与しないのであれば倉敷市単独での支援は難しい」とこれまでの主張を繰り返しました。その上で、県がクラボウに土地を返還した後のいわゆる「ポスト・チボリ」について次のように語りました。チボリ公園の運営を巡っては8月上旬のチボリ・ジャパン社の取締役会で会社の清算も含めた議論が行われることになっています。
今年のフェアには玉野商業高校や倉敷翔南高校の生徒を中心に38校から134人の生徒や教員が参加しました。今年は産業振興ビルで開催されどんな仕事が向いているのかを判定する適職診断のコーナーや企業を紹介したパネル、製造・販売している商品などが展示されたコーナーが設けられました。企業の採用担当者と直接話しができる、企業ガイダンスのコーナーには玉野市内の企業13社が集まりました。生徒たちは興味のある業種や企業の担当者から業務内容、仕事のスケジュールなどを聞き、熱心にメモを取る姿もみられました。この産業フェアは玉野公共職業安定所が平成5年から開いており、玉野地区への就職促進や職場定着を図っています。玉野公共職業安定所管内では今年3月に高校を卒業した就職希望者の就職率は100%で製造業が好調なことなどを受けて今月15日現在での新規高校卒業予定者の求人は64件、256人と年々増加傾向にあります。
倉敷マスカットスタジアムで行われた準決勝第1試合は、ノーシードから勝ち上がった関西と20年ぶりにベスト4へ進出した玉野高校の対戦となりました。玉野は3回、エラーと送りバントで2アウトランナー3塁と先制のチャンスを作ります。ここでバッターボックスには1番坂本。坂本の放った打球はライト前へ。玉野が1点を先制します。一方、関西は4回、1アウト1・3塁の場面で、6番の岡村が犠牲フライで関西が同点とし、試合を振り出しに戻します。なおも関西は6回、この試合、途中からマウンドに上がった、玉野の2番手三宅を攻め立てます。6番岡村のショートゴロの間にサードランナーが帰って逆転。勢いに乗る関西は、このあと8回にも、猛攻をみせます。岡村、岩本、見村の連続タイムリーで3点を追加。玉野を一気に引き離します。最終回、あとのない玉野が意地をみせます。2アウト2塁で、代打川原の打球はピッチャーを強襲、エラーをさそって1点を奪います。しかし、反撃もここまで。玉野高校がはじめて決勝へ進出したときのメンバーだった戸田監督の記録を超えたかった玉野ですが、悲願達成はなりませんでした。なお、準決勝第2試合は、倉商が6対2で倉敷を下し、決勝進出を決めました。決勝戦は倉敷マスカットスタジアムであす24日午後1時から行われます。