韓国の小学校で体罰、ネットに映像
韓国で、教師が小学生に体罰を振るう映像がインターネット上で広まり、波紋を呼んでいます。学校には抗議が殺到し、教師は出勤停止処分となりました。 児童のお尻をほうきの柄で繰り返し叩く教師。児童は痛さで悲鳴を上げています。 1人の児童を16回叩いた後、他に3人の児童を呼びつけ、次々と叩いていきます。 この映像は、ソウル近郊にある小学校5年生の教室で、同じクラスの児童が携帯電話で撮影したものです。 保護者がインターネット上で公開すると、一気に広まり、「体罰は許せない」という抗議が学校に殺到しました。学校側の説明によりますと、体罰の原因は子供同士が教室でけんかをしたことでした。 教師は、「行き過ぎた指導だった。一人一人に土下座して謝りたい」と話しているということです。 事態を重く見た学校は、保護者らに謝罪した上で、この教師を出勤停止処分としました。 韓国でも体罰は原則として禁止されていて、2年前にも女性教師が、児童にびんたをする体罰の様子がネット上で公開され、物議をかもしました。(23日17:29)
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