矢野容疑者の長女が辞職 大分、不正合格教員で初めて大分の教員汚職事件で、県教育委員会の元義務教育課参事矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で再逮捕=の長女で、佐伯市内の小学校に勤務する教諭(23)が辞職届を提出、県教委が23日受理した。一連の事件で、不正合格が明らかになった教員の辞職は初めて。 県教委によると、辞職届は17日付。「不正は知らなかったが、責任の一端を感じている」とした上で「事態の沈静化と教職員に対する信頼回復を望む」などと書かれていたという。 矢野容疑者は妻とともに、2006年の採用試験で長女の合格に便宜を図ってもらった謝礼として、元教育審議監二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=と、元義務教育課参事江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=にそれぞれ商品券100万円分を贈ったとされる。 関係者によると、矢野容疑者の長女は、二宮容疑者の指示を受けた江藤容疑者が、点数水増しによって不正に合格させた受験者の一人という。
【共同通信】
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