2008年7月23日 18時39分更新
23日午前、福岡市の東警察署の剣道場で拳銃の訓練を行っていた28歳の巡査長が、拳銃から実弾を抜くのを忘れ誤って天井に向けて1発を撃ちました。天井に穴が開きましたが、けが人はいませんでした。
23日午前11時20分ころ、福岡市東区箱崎の東警察署の5階の剣道場で拳銃の訓練を行っていた総務課に所属する28歳の男性巡査長が、誤って天井に向けて拳銃1発を撃ちました。
この誤発射で天井に穴が開きましたが、けが人はいませんでした。警察によりますと、剣道場では午前11時から東警察署に所属する指導員1人を含むあわせて10人の警察官が拳銃の訓練を行っていて、号令に従って拳銃を上に向けて威嚇射撃をした際、誤って1発が発射されたということです。
この巡査長は「別の仕事で訓練に15分程遅れ慌てていたので、拳銃から実弾を抜くのを忘れた」と話し、このほかにも実弾4発が装てんされたままになっていたということです。
また、指導にあたっていた警察官も実弾を抜いたかどうか確認しなかったということです。
東警察署の中村隆一署長は「拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努めてまいります」と話しています。