7月24日(木)・25日(金)の授業復習ノート
本日のポイント
13回目の授業内容です。しっかり復習しましょう。
■Photoshopの「チャンネル」を理解する。
*チャンネルは色の情報を色別に格納する場所です。本来は色の情報を目で確認するための機能ですが、ここに選択範囲を格納することができます。
*チャンネルに選択範囲を保存したものを「アルファーチャンネル」と呼んでいます。
*人物像の髪の毛や動物の毛皮など、細く丁寧に切り取らなくては自然に見えないものを切り取るときなどに便利です。
・まず、RGBの色のしくみの理解をしましょう。
・それぞれの色情報の中から、取り込みたい選択範囲が最も強く現れているチャンネルを選び、コピペして、アルファチャンネルを作りました。
・アルファチャンネルに白と黒のコントラストをはっきりさせる効果をかけて、選択範囲を修正しました。
・色別に分けて作った選択範囲を合体させて、完全な選択範囲を作ります。
・合成した画面を自然に見せる工夫を覚えましょう。
最終課題/「“デジハリ映画祭”ポスターデザイン」
・応募要項は12-09/最終課題「“デジハリ映画祭”ポスターデザイン」にアップしてあります。
・Illustrator でB4 CMYKで新規画面を開き、中央にA4(幅210×高さ297mm)のトリムマークを制作しましょう。
・作品提出要項に描かれている必要事項を盛り込み、テーマを踏まえ、自由にデザインします。
・画像はPhotoshopで制作したものを配置してもよいです。その際、画像解像度は350dpi(全面に画像を敷く場合は幅216×高さ303mm)で制作します。
・Illustratorに配置するときは、「リンク」にチェックを入れる。
・リンク切れがないように、ファイルの保存位置に注意しましょう。
・配置する前に提出のフォルダーを用意しておき、その中に「.ai」「.eps」を並べて保存しておきます。
・二つのファイルを並べた状態で「.ai」上に「.eps」を配置し、
中の位置関係が崩れないよう、フォルダごとCDに保存するか、送信用の圧縮フォルダを作りましょう。
・今回はA4サイズなのでB4の用紙に出力します(2枚)。
・1枚は仕上り寸法に合わせて、カッターと定規でカットします。
・もう1枚はカットしないまま添付します。
・CDと両方の出力紙に名前を書き、B4用の封筒に入れ、封筒にも名前を書いて提出。
*提出された作品はデータを確認します。下の6項目ができていないと再提出になります。ヨロシク!
<採点基準> ※提出された作品はデータを確認します。下の6項目ができていないと再提出。ヨロシク! |
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Photoshopでの作業 |
1. 画像解像度 |
350dpiになっているか? |
2.カラーモード |
CMYKになっているか? |
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3.ファイル形式 |
Photoshop.eps形式で保存されているか? |
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Illustratorでの作業 |
4.トリムマーク |
塗り足し線まで地色や画像があるか? |
5.画像の配置 |
画像はリンクになっているか? |
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6.文字 |
アウトライン化されているか? |
*提出するもの3点セット
1.CDに焼いた版下データ 1枚 CDの表面にマジックで学籍番号と自分の氏名を書く。
2.出力紙 1枚 B4の用紙にトリムマークの入った状態で出力したもの。
表面、作品の右下に学籍番号と自分の氏名を書く。
3.仕上がり見本 1枚 上と同じものを、トリムマークで裁断したもの。
*提出方法:CDにデータを焼き、出力見本を添えて、B4用の封筒に入れる。
封筒にも自分の学籍番号と名前を書いて、大学事務局窓口に提出。
*締め切り
・8月11日(月)正午
13-01/チャンネルの働き
画像をRGBモードで表示しているときはレッドとグリーンとブルーの3つの色ごとのそれぞれのチャンネルに光の強さが白黒二階調で指示されています。
・RGBそれぞれの色について1枚ずつチャンネルがあり、1枚1枚のチャンネルはモノクロの濃淡で表されています。光の強さが白から黒の諧調で示されます。
・出力全開100%→白、出力ゼロ→黒、中間の色はグレーのハーフトーンに置き換えられてます。
*選択範囲もこのチャンネルパレット上に登録できるのです。選択範囲を登録したチャンネルには、「アルファチャンネル」という名前がつきます。
・選択範囲は残すことは、レイヤーにカラーの画像を貼り付けた状態でもできます。アルファチャンネルの優れた点は、黒白の二階調なので、データ量がとても軽くなる点です。
・大きなデータを作業するのはパソコンの速度を遅くするので、データ量をなるべくコンパクトにしたい場合は、不要なレイヤーは結合したり、消去したりして処分します。レイヤーを消去しても、選択範囲はデータ量の軽いアルファチャンネルに保存しておけます。マシンのストレスを小さくできます。また、モノクロの2諧調で表現されていますので、加工がしやすくなっています。
*Phoshopの素材の「02選択範囲」フォルダー「08_アルファチャンネル.psd」と「09_人物背景.psd」を開く。
「09_人物背景.psd」を「人物とアルファチャンネル.psd」という名前で別名保存しましょう。
*髪の毛など細かい要素を切り抜かなくてはならない人物の写真を、アルファチャンネルを利用して切り抜く方法を練習しましょう。
13-02/アルファチャンネルを使って、人物を切り抜く
・新規保存した「人物とアルファチャンネル.psd」に、「04_アルファチャンネル.psd」の人物部分だけを移植したいです。
・自動選択ツールで取りきれないグラデーション+ペンツールでは追えない髪の毛などの画像を切り抜くには、アルファチャンネルという方法が適しています。
・アルファチャンネル.psdを表示します。
・チャンネルパレットを表示しましょう。
・レッド・グリーン・ブルーのチャンネルを一つづつ表示させて、背景と人物がいちばんくっきりしているチャンネルを探します。
*→→→ブルーのチャンネルを使うことに決定します。
13-03/チャンネルの複製+レベル補正で使い易く加工
・ブルーのチャンネルをコピーボタンにドラッグして複製 アルファチャンネルができる
*このアルファチャンネルを選択範囲に加工します
・「ブルーのコピー」のみを表示させ、メニューバー「イメージ」「色調補正」「レベル補正」を開く
・パネルの右下左のスポイト「黒色点スポイト」を選択→ 髪の毛の濃いグレイの辺りをクリック
・右の「白色点スポイト」を選択→ 背景の薄いグレイの辺りをクリック
*表示されている画面のいちばん白い点と黒い点を登録しなおすことで、画像のコントラストが高くなりました。
13-04/チャンネルの加工
・チャンネルはブラシで加筆できます。ただし、色は黒と白のどちらかで加筆します。
●ブラシツール 色:黒 筆先18~200pxのハードブラシ 透明度は100%
・背景となじんでいるハーフトーンの部分を壊さないように、顔、首、頭の部分を黒く塗りつぶします。
・ブラウスと首の境は多少はみ出てもよいです。
色:白 筆先18~200pxのハードブラシ 透明度は100%
・背景とブラウスの部分を白くく塗りつぶします。
・「イメージ」「色調補正」「階調の反転」で白と黒を入れ替えます。
*白い部分が選択範囲です。
13-05/ブラウス部分のチャンネルを作成
・RGBのチャンネルを再び見比べ、今度はいちばんブラウスが際立っているチャンネルを探します。
・レッドチャンネルを複製します。
・「レッドのコピー」のみを表示させ、メニューバー「イメージ」「色調補正」「レベル補正」を開きます。
・パネルの右下左のスポイト「黒色点スポイト」を選択→ 背景の薄いグレイの辺りをクリックします。
・右の「白色点スポイト」を選択→ ブラウスのしわのごくごく薄いグレイの辺りをクリックします。
・背景が黒に、ブラウスが白に浮き立ちました。
・ブラシツールをハードブラシ、色は黒と白で、背景を黒に、ブラウスを完全な白に塗りつぶします。
13-06/選択範囲の合体
・レッドのコピーチャンネルのサムネールウィンドウをコンクリ +ブルーのコピーチャンネルのサムネールウィンドウをShift+コンクリします。(Shiftを押すと選択範囲が追加になります。)
・2枚の選択範囲が合体しました。
・新規チャンネルボタンを押すと真っ黒な「アルファーチャンネル1」ができます。
・選択範囲をキープしたまま、「アルファチャンネル1」を選択し、そこに、描画色を白にして「塗りつぶし」ます。
・画像の選択範囲はキープしたまま、チャンネルパレットの「アルファチャンネル1」の選択を解除します。RGBチャンネルの可視ボタンをオンにします。
・レイヤーパレットを表示して、背景レイヤーから、人物の部分をコピーします。
13-07/選択範囲の加工(ぼかし)
・「人物とアルファチャンネル.psd」を表示させ、この上に今コピーした人物をペーストします。
選択範囲の拡張とぼかし
・人物のレイヤーをコンクリして選択します。
・メニュー「選択範囲」「選択範囲を変更」から 「拡張 10pic」
・フィルターメニュー →ぼかし ガウス 10pic
・表示のアルファチャンネルにぼかしがかかる
・この状態のアルファチャンネルをコンクリ
・人物レイヤーと集中線レイヤーの間にレイヤーを作り、そこに淡いブルーを塗る Alt+backspace 選択解除
13-08/特定レイヤーに調整レイヤーをかける
・人物レイヤーを選択
・Altを押しながら、レイヤーパレット下辺 調整レイヤーボタンをプレス
・「色相・彩度」アラート
・「下のレイヤーを使用してクリッピングマスクを使用」にチェック
・色相と彩度を調整 ちょっと赤っぽくします。
(調整レイヤーにすると、あとで設定だけ捨てられる)
・調整レイヤーとすぐ下のレイヤーの境界線にカーソルを近づけてAltキーを押しながらクリックすると、直下のレイヤーのみに効果をかけることができます。
13-09/文字に特殊効果をかける
・文字ツールでカーソルを立てると、自動的に文字レイヤーが追加されます。文字を打つ
・Impact 60pt 行送り50pt 段落:真ん中揃え
・レイヤースタイル パレット下辺「F」マークを押します。
・ドロップシャドウを使い文字に影をつけてみましょう。
13-10/レイヤーの描画モードで文字をなじませる
・文字が唐突な感じがするので、文字を画像になじませまる加工をします。
・「カラーまとめレイヤー」を文字と画像の間に作ります。
・文字色でレイヤー全面を塗りつぶします。
・レイヤーパレットの描画モード「ソフトライト」を選びます。
・文字レイヤーの上に「text用シェードレイヤー」を作りましょう。
・グラデーションツール 描画色から透明へのグラデーションを選びます。
・テキストの上をドラッグ グラデの色面を作ります。
・描画モードの「乗算」を選びます。完成!
13-11/二階調化
*「06二階調化.psd」を開きます。別名で保存しましょう。
画像を二階調化してシルエットを抽出することができます。
・レイヤーパレットを出し、背景レイヤーをレイヤーをコピーボタンにドラッグ 加工用のレイヤーを作成。
・ペーストしたレイヤーを選択し、イメージメニュー 色調補正 「二階調化」。
・開いたダイアログのヒストグラム下部のスライダーを左右に動かすと、黒と白の分量が変わる。
・「二階調化する境界のしきい値」を「78」 OK 画面が黒白2色に変わる。
・自由選択ツールで白い部分をクリック シルエット以外が選択。
・背景レイヤーとの間に新規レイヤーを作り、任意の色で塗りつぶすと、グラフィカルな表現ができます。
7月18日(木)・19日(金)の授業復習ノート
本日のポイント
12回目の授業内容です。しっかり復習しましょう。
■Photoshopの「マスク」を理解する。
・Photoshopで「マスク」という名をもつ部分やコマンドは主に3つあります。
ややこしいので、整頓してみましょう。
■クイックマスクモード
ツールボックスの下部にある日の丸みたいなボタンを押して、
選択範囲をブラシで修正する機能でしたね。
■クリッピングマスク
ペンツールで切り取りたいもののアウトライン上にパスを書いて、
パスパネルのメニュー「クリッピングパス」から、
「背景を隠す」指示をかけるものでした。
■レイヤーマスク
レイヤーパネル上から、そのレイヤーのある選択範囲だけに背景を隠したり、
色調を変えたり、といった、特別な効果をかけられます。
*本日はこの3番目の「レイヤーマスク」について、徹底的にトレーニングします。
選択範囲(レイヤーマスク)をグラデーションで塗ったり、文字や物の形取ったりして、レイヤーに部分的に効果をかける練習をします。
1レイヤーマスクで2枚の画像を合成してみましょう。
レイヤーに部分的に効果をかける練習をします。
2文字の形で画像を型抜きしてみましょう。
選択範囲をいろいろな形に作りかえられるようにしましょう。
3レイヤーパレットの「描画モード」の効果をプラスして、リアルな画像合成にチャレンジしてみましょう。
効果をかけたレイヤーを重ねて、いろいろな画像合成を楽しみます。
最終課題■「“デジハリ映画祭”ポスターデザイン」
・DVDのパッケージ制作、お疲れさまでした。次の課題が最終提出物になります。
・12-09に課題の内容をアップしてあります。制作の要項をよく読んで、ラフスケッチを起こしましょう。来週は提出を求めませんが、次回の授業にラフスケッチが手元にあると便利です。早めにアイデア探しに取りかかりましょう。
・作品の提出は自動的に学内のコンテストの応募作品となります。グランプリ目指してがんばりましょう。
12-01/レイヤーマスクの機能
・簡単にいうと、「選択範囲の部分を、レイヤー内のピクセルを削除することなく、表示したり、非表示にしたりする」機能です。
・「表示/非表示」を「選択範囲だけ色調補正」とか、「選択範囲だけ塗りつぶし」など、いろいろな効果にバリエーションを試せます。
*素材ファイル「04マスクとレイヤー」から「yama.jpg」「mori.jpg」を開く。
「yama」を「yama.psd」で別名で保存。
*画像が部分的にぼけていき、重ねた画像が透けて見える効果を「レイヤーマスク」という機能を使い制作します。
・上になったレイヤーにマスクをかけ、マスクされた部分を隠します。
・レイヤー上でかけたマスクなので「レイヤーマスク」といいます。
・上のレイヤーのグラデーション状に透明化していく部分の下には、その下の画像が現れることになります。
・「yama.psd」の上に、「mori.jpg」の森のレイヤーをコピーします。
・森がペーストされたレイヤーを選ぶ。
・レイヤーパレットの下辺「レイヤーマスクの追加」ボタンを押す。
・レイヤーのサムネールウィンドウの右にレイヤーマスクのサムネールが現れる。
選択範囲を取らずにレイヤーマスクを作ったので、サムネールマスクは全面、真っ白の状態。
レイヤー全体が「全面表示状態のマスク」がかかる。
・このレイヤーマスクのサムネールウィンドウを選択する。
・グラデーションツールを持ち、オプションバーをクリック。
「白から黒」のグラデーションを選ぶ。(ここがキモ!必ず白と黒です!)
・レイヤーマスクのかかったレイヤー上には「画像」と「選択範囲」の2枚セットのサムネールが表示されます。
*マスクのサムネールを選んだ状態と、画像を選んだ状態には違いがあります。
・2枚のサムネールウィンドウは「リンク」のマークで繋がった状態になっています。
・選択範囲を修正するのですから、「マスク」のサムネールウィンドウを選択します。
・ツールボックスの「描画色」「背景色」の色が「黒」と「白」に変わり、作業スペースがマスクの世界に切り替わったのを確認してください。
・「画像」のサムネールをクリックすると、通常状態のレイヤーに戻れます。
12-02/ブラシツールでレイヤーマスクを作る練習
・素材のファイル「「04マスクとレイヤー」から「town.psd」と「sky.psd」を開いて、「town.psd」を
lessonフォルダーに、本日の日付のフォルダーを作り、別名で保存しましょう。
・sky.psdのレイヤーをtown.jpgの作業画面上にドラッグドロップします。
・skyレイヤーを50%にしましょう。ビルの画像に空の画像が重なっている状態が確認しやすいですよ。
*建物のない部分に空が見えるように加工しましょう。
・skyレイヤーをアクティブに。
・メニュー レイヤーから「レイヤーマスクを追加」「すべての領域を表示」
・skyレイヤーのサムネールの横に、レイヤーマスクのサムネールアイコンができます。
*この段階では全面が選択範囲なので、画面はぜんぶ白になっています。
*マスクサムネールを選択したら、ブラシツールで空の部分を黒に塗っていきましょう。
・塗った部分が削れて下の画像が見えてきます。(黒く塗った部分が「非選択範囲」になる)
・失敗したりはみ出た部分は白で修正しましょう。
・レイヤーマスクをゴミ箱にドラッグ →レイヤーマスクのみを削除できます。
12-03/文字ツールでレイヤーマスクを作る
文字で穴あけ練習データダウンロード
・穴あけ_moto.jpg」を本日のフォルダーの中に「穴あけ.psd」という名前で保存。解凍しておきます。
・「塀.psd」のレイヤーを「穴あけ.jpg」の作業画面上にドラッグドロップします。
・木の塀のレイヤーの上に文字を打ちます。文字を適当な大きさにデザインします。
・文字レイヤーのサムネールウィンドウをCtrl+クリック。文字の部分を選択します。
・選択範囲が取れたら、文字レイヤーの可視ボタンを切っておきましょう。
・木の塀のレイヤーを選しましょう。レイヤーパレット下部の「レイヤーマスク追加」ボタンを押します!。
・文字の形で塀に穴が開きました!。
・さらにリアルにするために、板の隙間を多角形投げ縄ツールで選択します。(Shiftを押しながら→選択範囲の追加をしながら)
・木の塀レイヤーのレイヤーサムネール選択し、選択範囲を黒で塗りつぶし(Alt+Backspace)。
・塗った部分が削れ、板のすきまから下の空が見える状態になりました!。
12-04/マスクの機能を使って合成写真を作る
・素材のファイル「「04合成と描画モード」から「カップ.jpg」と「皿.psd」「湯気.psd」を開いて、「皿.jpg」をlesson/本日の日付のフォルダーに、「カップ合成」という名で保存します。
・「カップ.psd」のカップの背景を自由選択ツールで選択します。
(許容値50 アンチエイリアス有)
カップの取っ手の内側はShiftキーを押しながら追加選択。
・選択範囲を反転します。
・カップのみをコピー。皿.psdの上にペースト。
・カップレイヤーをスプーンとミルクの部分だけ、隠したいです。
・ソーサーとスプーン ミルクは「背景レイヤー」にあります。「背景レイヤー」をダブルクリックして、通常のレイヤー化しましょう。
・スプーンとミルクの形にパスを描きます。
・パスパネルを開きます。
・「スプーン」のサムネールウィンドウ上でctrl+クリック。→パスを選択範囲として読み込みます。
・「ミルク」のサムネールウィンドウ上でShift+ctrl+クリック→選択範囲が追加されます。
・選択をしたままレイヤーパネルに戻ります。カップレイヤーをクリックして「オン」状態にしましょう。
・レイヤーメニュー →レイヤーマスク →「選択範囲をマスク」
12-05/描画モード
・塗りつぶした色をいろいろなモードで変換するボタンです。 ・レイヤーの色の表現方法は何通りもあり、それを変化させることができます。場合によって、モードを選べます。
描画モード/「オーバーレイ」で影を作る
・カップのレイヤーを選択します。
・メニュー →「選択範囲」 →「選択範囲を変形」
・バウンディングボックスがでます。回転、縮小をして、影らしく見える適当な位置へ移動します。
・背景をぼかします。メニュー →「選択範囲」 →「境界をぼかす」 2pic
・背景とカップの間にレイヤーを作ります。そのレイヤーを「オン」にして、黒で塗りつぶましょう。
・影レイヤーを選択し、レイヤーの描画モードを「オーバーレイ」にします。
描画モード「スクリーン」で湯気を作る
・「湯気.psd」の湯気レイヤーを「カップ合成」の作業画面にドラッグドロップします。
・湯気レイヤーを選択し、レイヤーの描画モードから「スクリーン」を選択します。
・湯気の色が反転しました。
12-06/レイヤーマスク「すべての領域」から、余分な部分をマスク
・湯気レイヤーにマスクをかけます。
・湯気レイヤーを選択した状態でメニュー→「レイヤーマスク」→「すべての領域」
・湯気レイヤーのマスクサムネールを選択します。
・ブラシツール ソフトブラシ:サイズ160 不透明度50% 流量50%
・不要な部分を黒で塗っていきます。
12-07/画像全体への調整レイヤー
・レイヤーパレット下辺の調整レイヤーボタンを押します。
・「明度」 明るさを上げましょう。
・保存します。 「カップ合成」が完成です。
12-08/レイヤーマスクを利用して、赤いバイクを黄色いバイクに加工する
・「追加ファイル」の中の「黄色いバイク.jpg」を開き、黄色いバイクを「赤いバイク」という名前で本日のフォルダーに保存しましょう。
・色域指定でバイクの赤い部分を選択します。
・ツールボックス下部のマスクモードボタンを「オン」にします。
・こちらは「クイックマスクモード」です。「レイヤーマスク」と同じ、「白黒モード」ですが、選択範囲は「保存されていない状態」です。
・バイク以外の余分を黒で塗りつぶし、穴を埋めていきましょう。(削除したい部分を白いブラシ 追加したい部分を黒いブラシで修正)
・選択範囲が取れたら、クイックマスクモードのボタンを「オフ」にして、「通常のレイヤー」に戻ります。
・バイクのレイヤーを選択して、レイヤーパレットの下部の調整レイヤーボタンを押します。
・「色相」を選択します。
・保存
12-09/最終課題「“デジハリ映画祭”ポスターデザイン」
*デジハリ映画祭"UNFES 09[Under Films Festival]"のポスターを
デザインしなさい。
・実行委員会より下記のような提出条件が出ています。
・必要な掲載事項はすべて掲載しなくてはなりません。
・読んだ人にしっかり伝わる大きさでレイアウトします。
・見た人が足を運びたくなるようなデザインを考えましょう。
委員会応募要項とロゴデータダウンロード
*環境設定
・使用アプリケーション:Adobe Illustrator CS2又はCS3
・用紙サイズ:A1(幅594mm×高さ841mm)
※A4で作業し、データもA4で提出。
完成時にA1にすることを念頭に作成してください。
・カラーモード:CMYK
・保存形式:Illustrator形式(.ai)
・ファイル名:学籍番号_名前_ UNFES2009.ai
・配置画像のカラーモード:CMYK
・配置画像の解像度:350pixel/inch
・配置画像の保存形式:Photoshop EPS形式(TIFF8bit、ASCII85)
*設定その他
・出来上がりの背景は作成サイズよりトンボ分、上下右左に3mmずつ大きく準備。
・画像は埋め込みではなく、リンクでお願いします。
・応募する際、リンクした画像を入れ忘れないように注意してください。
・文字は全てアウトライン化して提出。
(アウトライン前のファイルも自分のパソコンに中に保存しておくこと)
*掲載するUNFESの要項 (以下の情報は原則載せること)
タイトル:「UNFES 09」
「Under Films Festival 09」
「UNDER FILMS FESTIVAL」から選択。
テーマ:自由。インパクトのある描写や、ダークカラーを使用したアンダーな
イメージが望ましい。
キャッチコピー:「新しいコンテンツの発信地」
「もてなしの空間」
「学生と企業のコネクション」
その他、思いつくものがあれば採用します。(最終的に改編の可能性あり)
日時:2009年2月26日(金)〜3月1日(日)
※表記は欧文でもよい。表記形式自由。
(この日付は仮なので、後に変更有り。)
会場:デジタルハリウッド大学秋葉原メインキャンパス
※実際は、渋谷Q-AXを予定しています。
会場までの地図:地図の画像は制作、更に以下内容を記載。
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JR「秋葉原駅」電気街口 徒歩1分
日比谷線 「秋葉原駅」 徒歩5分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」 徒歩3分
銀座線 「末広町駅」 徒歩5分
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協賛会社・店舗:こわいものなし商店、川畠株式会社
デジハリ祭URL:http://www.unfes.com
検索ワード:
「UNFES 09」でWeb検索をさせるようなフレーズかデザインを各自制作。
問い合わせ先:TEL 03-5297-5787(大学事務局)
E-mail:daigaku_jimukyoku@dhw.ac.jp
大学ロゴ
*ロゴの使用について
・ロゴの使用にあたっては、下記マニュアルを熟読してください。
・http://www.dhw.co.jp/mp/logo/dejihari_pdf/index.html
*データは下記URLよりダウンロードしてください。
( ID:dhw PASS:logo)
・http://www.dhw.co.jp/mp/logo/un/
・http://www.dhw.co.jp/mp/logo/dejihari_school/
*UNFESロゴ使用の注意
・マークの部分については、変形以外の加工を許可します。(着色等)
*その他・注意
・選ばれた作品は大学側がお願いするプロのデザイナーの方に見ていただくため、多少変更が必要な場合があります。その場合、制作者の方のご協力を仰ぐことになりますのでよろしくお願いします。
また、チラシも同じデザインで作るため、その場合も変更しなくてはいけない場合があるので、ご協力お願いします。
*提出方法:
・CDにデータを焼き、出力見本を添えて、B4用の封筒に入れる。
・封筒にも自分の学籍番号と名前を書いて、大学事務局窓口に提出。
・CDと両方の出力紙に名前を書き、B4用の封筒に入れ、封筒にも名前を書いて提出。
*提出するもの3点セット
1.CDに焼いた版下データ 1枚 CDの表面にマジックで学籍番号と自分の氏名を書く。
2.出力紙 1枚 B4の用紙にトリムマークの入った状態で出力したもの。
表面、作品の右下に学籍番号と自分の氏名を書く。
3.仕上がり見本 1枚 上と同じものを、トリムマークで裁断したもの。
・今回はA4サイズなのでB4の用紙に出力します(2枚)。
・1枚は仕上り寸法に合わせて、カッターと定規でカットします。
・もう1枚はカットしないまま添付します。
*締め切り
・8月11日(月)正午
2D演習Ⅰ最後の課題です。Enjoy your production!