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子ども救急ガイド:病気知識と対処法役立つ 海老名市が保護者向けに刊行 /神奈川

 海老名市は、幼い子供を持つ保護者向けに「子どもの救急ガイドブック」(A5判36ページ)を刊行した。5000部を無料配布している。市医師会小児科医会の野沢富一代表は「ガイドブックで病気の知識と家庭での対処法を知っていただき、いざという時に役立ててほしい」と話している。

 生後1カ月~12歳の病気の症状や状態を落ち着いて観察・判断し、適切に医療機関に受診できるように作られている。また、かかりつけの医療機関を持つことを勧め、安心して子育てができる環境を整えていく狙いもあるという。内容は▽救急医療機関▽熱やひきつけ、下痢などの症状別のチェックリストと看護のワンポイント▽子どもの事故の防ぎ方--の3部構成。特に「症状別」では程度に応じた対処法が「救急車を呼ぶ」「救急医療機関を受診する」「翌朝かかりつけ医を受診する」が一目で分かるように工夫されている。

 新生児訪問や乳幼児健康診察など母子保健事業のほか、市内保育園や幼稚園に通う園児の保護者にも配る。市役所1階児童福祉課などでも配布されている。問い合わせは市健康づくり課(046・235・7880)。【長真一】

毎日新聞 2008年7月23日 地方版

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