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痴漢でっちあげ共犯女、初公判 「最低のことした」涙流して謝罪
このニュースのトピックス:痴漢でっち上げ事件
大阪市営地下鉄の電車内で今年2月、会社員の男性が痴漢にでっちあげられた事件で、虚偽告訴などの罪に問われた無職、阪田真紀子被告(31)の初公判が23日、大阪地裁(樋口裕晃裁判官)で開かれ、阪田被告は、元甲南大生の蒔田文幸被告(24)=同罪などで公判中=と共謀した起訴事実を認めた。さらに被告人質問で「最低のことをしたと思っています」と涙を流して謝罪した。
検察側は冒頭陳述で、阪田被告が電車内で「触りましたよね」と被害者に声をかけた状況を詳述。示談金を取れる目途が立たなかったため、事件翌日、蒔田被告の気を引こうと万引きやスリを自ら提案したことを明らかにした。
この後の被告人質問で阪田被告は、動機について「精神状態がひどい時に彼(蒔田被告)と出会い、優しい言葉をかけてくれた。生きる支えになっていて、私のところからいなくなるのが怖くなり、彼の言うことを聞こうという気持ちになりました」と述べた。
起訴状によると、阪田被告は蒔田被告と共謀し、2月1日夜、地下鉄御堂筋線天王寺駅の直前の電車内で、会社員の男性から痴漢にあったように装い、同駅駅長室で男性を痴漢の犯人として警察官に虚偽申告するなどした。
痴漢はダメです!
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