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こんにゃくゼリー「新製品作らぬ」 事故巡り遺族と和解

2008年7月23日14時29分

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 三重県伊勢市が運営する学童保育所で、おやつのこんにゃくゼリーをのどに詰まらせて死亡した男児(当時7)の両親が、市と製造会社エースベーカリー(愛知県小牧市)に約7500万円の損害賠償などを求めた訴訟の和解協議が23日、名古屋地裁であった。同社が賠償金を支払い、新製品を開発しないなどの条件で、原告側と合意し、9月にも和解が成立する見通しとなった。伊勢市側はすでに、指導員を複数配置するなどの条件を受け入れて和解に合意している。

 原告側の弁護士によると、同社は「責任を深く受け止め、再発防止に努力する」などと謝罪の意向を示し、こんにゃくゼリーについては、現在販売している1種類以外には、新製品の製造、販売をしないとしているという。事故があった製品の製造、販売はすでにやめている。

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